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Happyday of LUCKY

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久しぶりのフィルムカメラ、しかもハーフ

2011年02月15日 | Camera


事情あってあるところからフィルムカメラを数台あずかる。
中でもオリンパスペンというカメラはとてもなつかしい。
今から50年くらいまえにつくられたハーフカメラで、フルサイズ(36×24ミリ)の半分のサイズのフィルムを使うカメラだから「ハーフ」。
宮崎あおいの持つペンE-P1ではない。
あれもハーフくらいのセンサーサイズだけど。

ハーフサイズのフォーマットというのはタテに半分(18×24ミリ)で、ファインダーもタテになってるから、はじめて覗くとちょっとおどろく。
だんだん慣れてくるとタテ位置で撮るのがおもしろくなってきて、なんでもタテに撮ってしまう。
ヨコ位置は人間の目が左右についていることで、客観的というか説明的な写真になりやすい。
一方、タテ位置で世界を見るというのは、ヨコ位置の説明的な要素をカットして、自分の主観だけでものを見るということ。
だからタテで写す方が主題がはっきりしやすいし、断然おもしろい。
森山大道氏の写真もタテ位置の方が圧倒的にカッコいい。



きょうはE幼稚園の遠足で扇町にあるキッズプラザへ行くので、ちょっと早めに家を出て桜宮から歩く。
ペンEE-3にフィルムを詰めていざ撮影。
コイツは固定焦点で露出もオートだから、フィルム詰め替えのできる「写ルンです」のようなカメラだ。
フィルム巻き上げもあのギザギザの丸いやつだし。
なにも考えずにサッと取り出してパッと撮れるので、あっという間に36カット撮りきる。
でも、これで半分、あと36カット残っている。
残りは巻き戻して、もう1台のペンSに詰め替える。
うっかり巻き戻しすぎて、ベロをパトローネの中まで入れてしまった。
ベロ出しを持ってこなかったので、つづきはまた帰ってからだ。
ああ、なんとものんびりしたテンポで優雅な気分になる。
デジタル時代になってこのテンポを忘れていた。



[きょうの夕食]
・白菜とミニトマトのサラダ
・麻婆豆腐
・肉じゃが
・タコとセロリのトマト煮

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