
きょうは梅林で有名な月ヶ瀬へバイク友だちのYさんとその知り合いのZさん、Aさんの4人で走りにいく。途中、やまなみロードを快走する予定であったが、あまりの寒さにペースが上がらず。
休憩のときにYさんが「最高の仕上がりなので、乗ってみてください」というので、ちょっとだけSRX6に乗ってみた。すると!
どこにパワーバンドがあるのかわからないほど、どこからでもグイグイとすごい勢いで加速する。シングルエンジンとは思えない吹け上がりのよさに驚く。
そしてフロントブレーキの効きのよさにも驚く。わたしのSRはこれほどブレーキが効かないので、けっこう強く握るクセがある。だからいつもどおり握るとかんたんに前輪がロックしてしまいそう。あのロックしたときの恐怖は味わった人間にしかわかるまい。
おもしろいと危ないは紙一重で、このバイクはライディングのうまい人が乗らないと危険だ。わたしには到底乗りこなせないジャジャ馬です。



月ヶ瀬で満開の梅をたのしんだあと、柳生街道を水間町まで走ってハーブクラブで昼食をたべる。そこへSRV250を駆るBさんも合流。
せっかくなのでみんなで記念写真を撮るが、プアーな三脚に取り付けたカメラは上のようなたのしい写真を撮ってくれた。みごとに右端のわたしがフレームアウトしてます。
帰りはmotoSIGNへ寄り、おいしいコーヒーをいただく。



そのあとYさんがこつこつレストアして30年?ぶりに動きだしたベスパ100にすこし乗せてもらう。意外にパワフルに坂道をぐいぐい登っていく。が、Uターンして戻ろうとしたら急にパワーがなるなり、まさかの立ちごけ! 土の上でよかった。
さいごにAさんのホンダVRXに乗せてもらう。400ccには見えない大きな車体にVツインエンジン。これが非常に乗りやすいバイクで、アメリカンのようにシートにどっかりと座って尻で入力するだけでくるくると曲がっていく。いやーたのしい。久しぶりにVツインのたのしさを思い出した。なのに、VRXは不人気で1995年からたった4年で生産中止になってしまう。いいバイクなのになあ。
かえり道、SRでとぼとぼ走っていると、やっぱり今の自分にはコイツが一番合ってるなと感じる。
それにしてもバイクという乗りものは1台1台乗り味がちがっていて、つくづくおもしろいと思う。いい歳していつまで乗ってるのかと思うだろうが、こんなにおもしろいものをやめるわけにはいかない。