Happyday of LUCKY

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シン・ゴジラは観るべきか

2016年09月13日 | Life
空模様があやしいなか、U中学校へ先生方の集合写真を撮りにいく。
係の先生との打ち合わせでは、雨天なら体育館で撮る予定であったが、学校に着くと教頭先生が「玄関で撮ってほしい」というので、指示どおり正門を入った玄関先にひな壇を準備した。
なかなか先生方がそろわないのでヤキモキしていたら、とうとう大粒の雨が降ってきた。いまさら場所を移動することはできないので、素早く4カットほど撮った。帰宅して画像をチェックすると、予想どおり雨粒がストロボの光に反射して、白く写っている。
4カットをうまくパッチワークすれば、雨粒は修正できるのであるが、おそらく撮り直しになると思う。あーあ



徒労感を吹き飛ばすために、天王寺へ映画「シン・ゴジラ」を観にいく。
この作品は、新世紀エヴァンゲリオンの庵野秀明氏と日本の特撮映画の第一人者樋口真嗣氏がタッグを組んだ、一見の価値ありの映画だ。
はじまるやいなや、リアルな映像とテンポのよいカット割りに目が釘付けになり、120分という長尺でありながらさいごまで楽しむことができた。ネタバレになるのでくわしくは書かないが、この作品はたんなる子ども向けの怪獣映画ではない。むしろ大人が観るべきシリアスな映画だと思う。

以下、ネタバレ注意。
突如、巨大不明生物が東京湾に出現し、品川湊に上陸する。2時間後、ふたたび東京湾へもどっていくが、その間、政府や官邸はなんの有効な手立ても講じることができず、首都機能は一瞬にして止まってしまった。
数日後、今度は相模湾から鎌倉に再上陸した「ゴジラ」は進化し巨大化していた。自衛隊への武力行使を命令しながら、身の危険を案じた首相と官房長官はヘリコプターで安全なところへ避難するも、ゴジラの熱線によってあえなく撃墜。のみならず自衛隊のいかなる火力をもってしても、ゴジラはまったく動じない。多摩川を越え、暴れ狂うゴジラによって、東京は火の海と化す。
人間の無力さをこれでもかというほど、庵野監督はリアルに描写していく。このあと、いったいどうなるのか?

この映画はエヴァ作品とおなじで、非常に多角的に観ることのできる深い作品だ。子どものころからゴジラを見て育ったわたしくらいの世代なら、きっとおもしろいと思う。さらにエヴァファンならいろんな場面でニンマリしながら楽しめるだろう。

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