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センサーサイズと画質は比例するか

2012年03月20日 | Camera
卒業式4連チャンで少々グロッキーだ。
ふだんならこんな休みの日は家でぼーっとしているのだが、きょうはNikon1を連れて散歩に出ることにした。やはり新しいカメラは人生を前向きに、生きいきとさせてくれる。
せっかくなのでD7000もいっしょに撮りくらべしてみた。

ご承知のとおり、Nikon1のセンサーサイズはCXフォーマットと呼ばれ、13.2×8.8mmの大きさである。それに対しDXフォーマットのD7000は23.6×15.6mmであるから、CXの3倍強の大きさをもつ。
ついでにいえばフルサイズ機のセンサーは36×24mmだから、DXの2.3倍、CXの7.4倍もの大きさになる。

一般的にこのセンサーサイズに比例してきれいな写真が撮れると思われているようであるが、必ずしもそうとはいえない。小さなサイズでも十分きれいな写真は撮れる。
プロがフルサイズ機を使うのは、その堅牢性や連写性能、あるいはレンズとの重量バランスといった、画質とはまたちがった基準で選んでいることが多い。中には「わたしはプロです」とわかる格好をしているだけの場合もある。
それはともかく、D7000とNikon1が同じシーンでどの程度の差があるのか、ないのか、たしかめてみたい。



結果は上のとおりで、ほとんど見分けがつかないどころか、Nikon1の方がシャープできれいに見える。このシャープ感のちがいは被写界深度のちがいなのかもしれないが、コントラストの付き方や色の抜け方はどう見てもNikon1の方がいい。こんなことってあるだろうか。
やはり絵づくりのキモはEXPEEDとよばれる映像エンジンにあるようで、D7000はEXPEEDの2型、Nikon1はその3型なので、その差がここに現れたのかもしれない。
あるいは、もっと光の少ない条件の悪いところなら、結果はちがってくるかもしれない。

それにしてもNikon1の写りは予想以上だ。CXフォーマットのセンサーサイズの大きさなんて、画質にほとんど関係がない。小ささを云々する人は使ってみればそれが杞憂であることがわかる。
コイツを持っての夏の撮影旅行がたのしみだ。もしかするとNikon1がメイン機で、D7000がサブ機になってしまうかも。
ちなみにNikon1のバッテリーはD7000と同じ型なので、共用できるというのもうれしい。

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