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Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

女子大にどっぷり

2016年11月13日 | Life
きのうからL女子大学の大学祭の撮影をしている。
大学祭の撮影というのは、すべての催しをもれなく撮らねばならないので、けっこう忙しい。メインステージでライブをやってるかと思うと、べつの場所でまたちがったイベントをやってたりするので、うまく動かないと全部の撮影ができない。



催しやイベントと並行して、出店のスタッフたちも撮影する。が、お客さんがたくさんいたり、スタッフがそろっていなかったりで、なかなか撮れないので、何回もまわってタイミングをはかる。
そのうちに「ぜんざい、どうですかー?」などと逆に言われたりするからたいへん。きのうはうどん(150円)といしもち(80円)、ミネストローネ(120円)を昼食がわりに食べる。でも量がすくなすぎて食べた気がしない。女子大だから仕方ないか。



きのう、がんばって出店を撮ったので、きょうは教室でやっている催しを中心に撮る。
午後からよしもと芸人3組のお笑いライブがあるが、芸人たちの撮影はNG。わたしはそれを見てる観客の撮影のみ。ライブのあと、芸人たちといっしょにスタッフの集合写真を撮る。

きのう、あまりにもかわいい昼食で力が出なかったので、きょうは昨夜つくった豚肉のスペアリブの煮込みをガツンと詰め込んだ弁当を持ってきた。最近働きすぎなのか「肉が食いたーい」という欲望がつよい。やっぱり野菜だけじゃ、力が出ないわ。
弁当をたべて、ちょっと休憩してると電話が鳴った。「予定が変わって、いまからよしもと芸人さんとの集合撮ってもらえますか?」とスタッフからだ。
急いで撮影場所へ向かい、撮影を済ます。が、ファイルサイズをSからMにするのを忘れた。あわてるとこういうミスよくある。あーあ。D800だから、なんとかなるか。

さいごのイベントはビンゴ大会。大学祭でよくあるイベントだが、これはあまり画にならない。ビンゴになった人が大学生なら撮れるけど、近所の高校生とか友だちだと撮影できないので、その見極めも必要だ。卒業アルバム用の撮影というのはいろいろ制約が多い。
ビンゴのあと、閉会式。そしてフタッフ全員で大集合写真を撮る。
ながーい二日間がおわる。ふー

限界を超えていく

2016年11月06日 | Life


きょうは大阪・淀川市民マラソン。ことしはフルマラソンにエントリーしている。フルは4年ぶり。
9時にハーフマラソンの部がスタートし、そのあと9時40分にフルマラソンの部のスタート。
わたしはスタート1時間まえに会場に入り、着替えをすませて荷物を預ける。身軽になってまずすることはトイレへいくこと。メイン会場の仮設トイレは長蛇の列なので、すこし離れたところにあるトイレへ歩いていく。

それからいつもの準備体操を入念にする。さらに10分間ほど軽くジョグ。スタート30分まえになったら、エネルギー補給のゼリードリンクをひとつ飲む。
きょうはフルなので、このゼリーを三つウエストポーチに入れて、10キロ毎に補給しながら走る。
スタート位置へ移動し、待ち時間にストレッチ。ここまでのルーティーンが終わるとちょうどスタート15分まえ。ブロックを区切るロープが外され、全員まえへ詰めていく。さあ、いよいよ出発。



きのう、夕方に受付にいくと特設ステージで高橋尚子さんが上手に走るコツやストレッチのしかたをレクチャーしていた。毎年、Qちゃんが前日と当日にやってきて、ランナーたちを励ましてくれるのが、この大会の魅力のひとつ。
とにかくフルマラソンは長いので、途中でだれでも足が動かなくなる地点があります。そのときどうするか?
「目線を下げてあごを引きます。そうすると頭の重みで重心がまえにいく。そして腕をしっかり振ると、自然と足がまえに出ますよ」とQちゃんはいう。目線と腕振りなんですね。

はたして30キロを過ぎた地点で、わたしの足は動かなくなった。正確にいうと、右膝と左足の股関節が痛くなって、足がまえに出ない。しかも舗装路から砂利道になったので、うしろ足のキックに力が入らない。
Qちゃんのことばを思い出し、あごを引いて腕を振るも、文字どおり足が棒のようになって、歩いてるのか走ってるのかわからないくらいのスピードまで落ちてきた。
38キロ地点で「もうダメだ」と思ったそのとき、笑顔のQちゃんが目のまえに現れた。右手にハイタッチをもらうと、急に足が動くようになった。彼女は魔法使いだ。

あとの4キロは腕を振って無我夢中で走る。まえを走るランナーをどんどん追い抜き、ついにゴールイン!
4年まえの大阪マラソンでのタイムを大きく更新し、4時間19分で走りきった。
身体の限界というのは筋肉の動きによるものだと思われがちだが、本当は脳のはたらきというか気持ちの持ちようなのだ。我ながらよくがんばったと思う。

のたりのたりグルメツアー

2016年10月23日 | Life
「春の海ひねもす」とくれば「のたりのたりかな」とつづくのは与謝蕪村の有名な俳句であるが、この「のたりのたり」とは穏やかな春の日本海のようすを表現したことばで、蕪村ならではの語感というか音の響きとリズムが心地よい。



秋の深まってきたきょう、春の海ならぬ瀬戸の海を見ながら、おいしいものをたべる「のたりのたりグルメツアー」に参加した。
ツアーの提案者であるJさんは見た目はフツーのおやじ(わたしと同い歳)だが、おいしいものを出すオシャレな店をいろいろと知っている。いままで彼のすすめで入った店にハズレはない。
なので、Jさんが誘うといつも若い女性がふたつ返事でのってくる。美食家はもてるね。美食家ではないわたしは車の運転手という役割を買ってでて、このツアーに便乗することにした。



明石海峡大橋が目のまえに見える自然食レストランで、ちょっと贅沢なランチ(といっても2千円弱)をいただき、食後、お店の裏の波打ちぎわで写真を撮る。
そのあと大橋をわたり、淡路サンセットライン(西海岸)をのんびりドライブする。太平洋に面している東海岸にくらべ、内海になるこちらの海の方がなんとなく穏やかに見える。まさに「のたりのたり」だなあ(?)
1時間ほど走って、やはりJさんおすすめのカフェで休憩。シンプルな内装と木製の什器が調和したお店で、おおきな窓から海が見えて心がなごむ。おいしいものをたべるだけでなく、お茶をのむ店の雰囲気もたのしむというのが美食家の心くばりのようだ。



店を出て北淡町へ取って返すと、いままで厚い雲でおおわれていた西空から日が射してきた。小高い山の中腹で車を停め、神々しい夕日をおがむ。なんかデキすぎている。
さいごの仕上げに「美湯 松帆の郷」で温泉に入り、生しらす丼をたべる。秋に生しらすがたべれるとは。これもJさんのおすすめ。
かえり道、後部座席のKさんが「ああ、毎日こんなツアーだったらいいのに」とため息をついた。(いやいや、たまにだからいいんじゃない?)神戸の夜景はすこしだけ感傷的な気持ちにさせる。


今年の黒豆は豊作

2016年10月18日 | Life
6月に作付けした黒豆は、先月までは発育がよくなかったのに、今月はじめから実が大きくなり、例年よりもたくさんの黒豆ができた。豊作である。
いつもは妻と土・日曜日に帰省して、いっしょに収穫するのであるが、今年は仕事が混んでいてタイミングが合わない。なので平日のきょう、わたし一人で帰省し、ほしいだけ持って帰ることにした。



この時期に篠山を訪れると、国道や県道に沿って簡易テントが立ち並び、「丹波黒大豆えだまめ」などと書かれたのぼりが立つ。正月のおせち料理によく入っている黒豆を乾燥させるまえに刈り穫り、枝豆として販売しているのだ。
ふつうの枝豆よりも粒が大きく、ほのかに甘いので、一度たべるとクセになるほど美味しい。

今年はたくさん植えたので、まだ畑の半分くらい刈り穫られずにのこっている。このまま1ヶ月ほど放っておいて、実が固くなったら刈り穫って陰干しすれば、農協がそこそこの値段で買い取ってくれる。だが、サヤから実を出して、大きさによって選別する作業はとてもたいへんなので、できるだけこの時期に枝豆としてたべてしまいたい。
先週の土・日は三女と四女が友だちを引き連れて帰省し、収穫作業をしたらしい。それでもまだ半分のこっている。だれかほしい人、刈り穫りに来ませんか?



じつはきょうはバイクなので、枝付きではちょっと運べない。まず刈り穫った黒豆の葉っぱをすべてハサミで切り落とし、そのあと小枝ごとに実をちぎって外していく。約4キロの実を取るのに1時間半かかった。
リュックに入れて帰路につく。肩にけっこうな重さがのしかかる。しあわせな重さである。

人間のつくりしもの

2016年10月16日 | Life
きょうは三重県の青山高原までバイクツーリングにいく。メンバーはいつものEさん以外、あと4人ははじめての方だ。
わたしがmotoSIGNに着くと、すでに全員あつまっていて、モーニングコーヒーをのみながら和やかな雰囲気。みんな初対面だというのに、バイク乗りというだけでもう心の垣根は取り払われていて、ふしぎな一体感ができあがっている。
さあ、出発だ。



先頭はもちろんヤマハSRX6のEさんで、シンガリをわたしが勤める。あいだの4台は休憩のたびに好きな場所に入れ替わったりしていた。
FさんはドゥカーティGT1000。
スリムなイメージのドゥカーティとはちがい、15リットルも入るというマッチョなタンクがすごい迫力を醸しだしている。オーストラリア製(メーカー名わすれました)のマフラーが野太い音を出している。
GさんはカワサキW1。
カワサキといえばW1(ダブワン)といえるくらい名車中の名車。コイツにあこがれてかつてわたしはW650に乗っていた。W1の排気音は泣きそうなほどいい音で、スタイルと合わせて、わたしにとってのメートル原器のような存在だ。
HさんはホンダGB250クラブマン。
コイツも古いバイクだけどいまだに熱烈なファンがいて、個性的なカスタムをたのしんでいる人が多い。Hさんはマフラーをスパトラ、シートはWMの細身タイプに交換していて、グリップエンドに付く小さなバックミラーもおしゃれだ。
紅一点のIさんはわたしとおなじヤマハSR400。
年式も車体のカラーもまったくおなじで、新車で買って1万キロほど走っている。これからたのしくなってくるね。

じつはEさんとわたしのヘルメットの中には「クールロボ」というインターコムが仕込んであって、Bluetoothでペアリングしてるので運転中に会話ができる。
ツーリングでつかうのはきょうがはじめてであるが、これがなかなかたのしかった。
「これくらいのペースでいいですか」「はい、ちょうどいいです」
「前から車が来ます」「はい、了解」
「前の車、追い越しましょうか」「もうすぐ分かれ道なので、ちょっと待ちましょう」
てな感じで、先頭と最後尾で情報をやりとりできるのでとても便利。

Eさんはナビ代わりのスマホをハンドルバーに取り付け、さらにこのインターコムとペアリングしているので、音声付きでナビを聞くことができるし、電話がかかってきてもすぐに出ることができる。わたしはいつもカバンの中のタブレットとペアリングして音楽を聴きながら走っている。
もっともスピードがあがると風切り音とエンジンの音で、ハイハットの音以外ほとんど聞こえない。それでも通話は十分聞き取れるようになっている。うまくできている。



2回休憩して、14時半に青山高原ウィンドファームに着く。
間近かで見る風力発電の風車はおそろしくでかい。羽根の中心まで50メートルもあるらしい。グワングワンとものすごい音をたてて羽根が回転している。それが何十台も山の向こうまで連なっている風景は、なにか現実離れしていて映画のセットを見ているようだった。

帰りはわたしが先頭で、途中で二手に分かれてそれぞれ帰路についた。夕方から雨らしいので、名阪国道と西名阪道をぶっ飛ばして17時すぎに帰宅。本日の走行距離は約260キロ。SR400はやっぱりいいバイクだわ。