花は桜木・山は富士

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スペインでチベット・ウイグル人虐殺犯を指名手配

2009-07-20 15:15:42 | 中国
【スペイン】チベット・ウイグルの両自治区党委員会書記等を国際指名手配に-人類に対する犯罪容疑[05/08]

王楽泉を含む8人の独裁者が国際指名手配の対象に

RFA 2009年5月5日~7日 (一部抜粋)

スペインのバルセロナに本部を置くチベット応援団体の訴えを受け、
5月5日にスペイン最高裁のペドラズ判事が中国の独裁者8人を人類に対する
犯罪容疑で裁判に呼ぶことを発表した。この8人の中には、
チベット自治区党委員会書記の張慶黎とウイグル自治区党委員会書記の
王楽泉
が含まれている。


スペイン最高裁のペドラズ判事が中国の独裁者8人に対して人類に対する
犯罪容疑で国際指名手配の手続きをとったことは、5月6日に中国の司法当局に
正式に通知された。

以前、スペイン司法当局がチリのピノチェト元大統領を人類に対する犯罪容疑で
国際指名手配にし、この国際指名手配によってピノチェト元大統領が
1996年にロンドンで逮捕されたこ とがあった。

世界ウイグル会議スポークスマンのデリシャット・レシット氏は、
スペイン最高裁の行動を歓迎するとした上で、中国政府が人類に対する犯罪を
チベットだけではなくウイ グルでも数多く犯しており
、ウイグル領土では
王楽泉が長年にわたってそれに指導してきたと主張した。


一方で、中国外交部の馬朝旭報道官は、5月7日の記者会見で
スペイン当局に抗議した。

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7月初めの「ウイグル人虐殺事件」より以前にスペインでチベット・ウイグル人への
犯罪容疑者として取り上げていたんですね。
図らずも、この容疑者が今回の事件で確定してしまったことでしょう。
無論、当事者のチベット・ウイグル人にとっては遅すぎる結果なんでしょうが。

さすがに、スペインに出頭するようなことはないでしょうが、中国に対して
声を上げて批判する勢力が強くなっている証左かも知れません。

デリシャット・レシット氏がおっしゃっている通り、
「中国政府が人類に対する犯罪をチベットだけではなくウイグルでも数多く犯しており」

まさに言葉通りであり、私たち部外者と違い血が滲むような発言に感じます。
家族、友人、同胞が東トルキスタンで無残に殺され、文化を破壊され、
宗教を否定され、ウイグル人という存在そのものを「無くそう」とする
民族浄化を受けている彼らを思うと悲しさばかりが湧き出てきます。

そして、それと同時に「人類に対する犯罪を行っている中国」が
その矛先を日本に向けていることを考えれば、他人ごとではありません。
利己的に考えれば「日本のため」、博愛精神で考えれば「人類のため」
とっとと中国という国が崩壊することが望ましく、その為に努力を
みながするべきだと思います。

何しろ、今のチベット・ウイグルは「明日の日本」なのですから。

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