花は桜木・山は富士

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骨が無くても「問題ない」中国の医療の常識

2007-04-23 12:34:47 | 中国
頭蓋骨の一部を紛失、病院はそのまま縫合―山東省済南市
     
  山東省済南市の李静(リー・ジン)さんは昨年3月に省内の病院で頭蓋骨を開け、
血管を遮断する手術を受けたところ、病院側が切り取った頭蓋骨の一部を
紛失してしまい、骨がないまま頭皮だけを縫い合わせる処置をされた
として、
医療過誤で病院側を訴えた。2007年4月12日、李さんの頭部を撮影した。

昨年2月にこの病院で検査を受けたところ、脳の血管に奇形が見つかり、
突発性癲癇と診断された。3月1日に開頭手術により
その部分を遮断する手術を受けた際、頭蓋骨を切り取られたまま、縫合されてしまった。
病院側は、脳内出血が見られたため、脳内の圧力を下げるために骨の一部を切り取った、
と説明していた。その後、李さんの家族が骨を頭に戻して欲しいと要望したところ、
病院側の骨の紛失が発覚
、病院を相手取り、訴訟を起こした。

市内の法律援助センターも李さんに対する支援を決め、4月11日、
市内の裁判所で審理が始まった。原告被告双方ともに鑑定を請求しているため、
判決が出るのはまだ先のようだ。(翻訳編集・WF)

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被害にあっている人がいるので、申し訳ないですが
思わず笑ってしまいました。
中国ならではのトンデモ事件というのは見ていて飽きないですね。
中国ウォッチャーの気持ちが分かる、魅力に溢れた事件です。

ちなみに、手術の方法として頭蓋骨を一部外した状態にすることはあるみたいですね。
脳がはれたりして頭蓋骨で圧迫されるのを防ぐため、骨を一部外すみたいです。
でもいずれ元に戻さなきゃいけないのに、その場限りの言い訳で
何とかしようとするのは中国人らしいですね。

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