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「反前原」なら社民へどうぞ 福島氏、離党の誘い

2005年12月15日 | 政治
「反前原」なら社民へどうぞ 福島氏、離党の誘い (朝日新聞) - goo ニュース
小泉首相に仕掛けられた「大連立」の次は社民党からの「離党」の誘いか。社民党の福島党首は14日の記者会見で、民主党の前原代表が「集団的自衛権を行使できるように憲法改正を検討すべきだ」などと米国で発言したことに反発しそうな民主党内の勢力に、離党を呼びかけた。
福島氏は前原氏について「小泉外交と対峙(たいじ)するどころか右(の路線)を行っている」と批判したうえで、「民主党で社民党と似た(集団的自衛権の行使に反対する)考えの人たちに、これでいいのか、と訴えたい。大きく声をあげてほしい。国会内で連携を取りたい」と語った。「社民党に来ていただければ、大喜びで歓迎する」とも。 →情報源

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どうでしょうね。そりゃ、民主党には社民党から移籍した人が少なからずいるわけですから、親和性は高いと思いますが…いまさら古巣に戻る人がいるんでしょうかね。
下種のかんぐりになりますが、民主党に移った人の大部分は、理念がどうこうではなく、単純に選挙に勝てそうだったから、というのが理由じゃないかと思っています。社民党よりも選挙に勝てそうで、うまくいけば与党になれるかもしれない。少なくとも、代表質問さえできない社民党よりは、集まる金も人も権力も、民主党にいる限りは大きいわけですからね。それを捨てて、意見が一致するからといって再び苦労するのが確実な古巣に戻る人がいるかどうかは………正直微妙じゃないでしょうか。それよりも、賛同者を増やして民主党を第二の社民党のようにのっとっていくほうが、まだ苦労は少ないと判断しそうな感じもします。民主的な手段によって選ばれた「前原党首」とはいえ、かなりの僅差でしたからねぇ。
ただ、社民党って…猫西の中ではあんまりいいイメージはないんですよね。阪神大震災の時に、社民党がいかにあてにならないかを思い知らされましたし、お花畑の片鱗を見せ付けられましたし。最近では大人の玩具にサインをした挙句「わたしは日本国民のために政治をするつもりはない」といったニュアンスの発言をした某議員がいましたしねぇ…。