平日のパパは忙しい…63%「子供と一緒2時間未満」 (読売新聞) - goo ニュース
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こういうアンケートって、必ず「父親はもっと子育てに参加しよう」って意見にまとめられますよね。不思議と。ひとつぐらい、「現代の父親は、妻からはしっかり稼いで来いと圧力を受けながら同時に家事を手伝うことも求められ、子供からは『よき父親』であることを要求され、自分の時間は持てずに疲れきっている」なんて分析するところがあっても面白いと思うんですけどね。や、実際どうかまではしりませんよ? ただ、どこもかしこも判で押したよーに「父親の母親化」を求めているように見えて、薄ら気持ち悪いものがあります。ジェンダーフリーとかの影響でしょうかね。…もっとも、猫西の気の回しすぎ、というのが一番可能性が高いですが。
個人的な感想になりますが…「一緒にいる時間」ってそんなに重要ですかね。私の父は自営業だったので割合早く帰ってはきましたが、子供は9時に寝かせる方針だったため、実質2時間ほどしか一緒にいませんでしたけどね。朝は早かったから、起きたらすでにいないのが当たり前でしたし。休みは不定期で日曜だからといって休みになるわけではなかったし、運動会を見に来るというのもほとんどありませんでした。「仕事と家庭では仕事が大事。『家庭が大事』とかいって仕事を後回しにすると、結局嫁さん・子供を路頭に迷わせることになる」という考えを持って、「金を稼いでくるのが俺の仕事。家のことは嫁の仕事」ということで、家のことはなにひとつしませんでした。たまに休みが重なったときはがっつり遊んでもらいましたが…それにしたって、今の時代ではそもそも結婚できない男に違いない。
とまぁ、そんな個人的な経験を踏まえてなんですが…結局、時間の問題ではないと思います。何が問題かというと、本質的には父親・母親の間の割り切りではないかと。
仕事・家事・育児とやるべきことがあって、両親それぞれが「すべてきっちりやらなければならない」と思い込んでるというか。ところが全部やろうとすると無理が出る。無理が出ると疲れる。疲れると嫌になる。あれもこれもやろうとするから破綻するわけで、ある種、できないことはある、無理はしないと割り切って、戦隊もののノリみたいな感じで「ここは俺に任せろ! そのかわりあれはお前に任せる!」というよーに、パートナーを信頼するのもアリなんじゃないでしょうか。んでもって、相手に任せた部分に関しては、全面的に信頼して、アドバイスはしても文句は言わない、と。
そのあたりの割り切りを、夫婦間で納得していないと、どうしても「わたしはこれだけしているのに、相手はしてくれない」という不満が募りやすいんじゃないでしょうか。誰だって面倒なことは嫌だし、楽をしたいわけですからね。妻側は「平均以上に稼いでほしいし、家事・育児も手伝ってほしい」、夫側は「子育ての中でおいしいとこだけつまみぐいしたい」となってしまいかねませんし。そうすると、必然的に…それこそしつけとか。箸の持ち方みたいな、時間がかかって面倒くさいしつけを押し付けあって、結局身につかないなんてこともありそうですからね。
こういうの見てると、いつだって努力しなければならないのは男性側なんですよね。熟年離婚を扱った番組とかもそうですけど。……男じゃなくてよかった…。
父親の6割以上は、平日に子どもと過ごせる時間が2時間未満しかない――。ベネッセコーポレーション(本社・岡山市)が行った父親と子育てに関する調査で、仕事に追われて家事や育児に十分な時間が取れない、現代の父親像が浮かび上がった。
調査が行われたのは今年8月。父親が子育てについてどう考え、実践しているのかを把握するため、乳幼児(0~6歳)を持つ首都圏の父親を対象に、インターネット上で実施し、約3000人から回答を得た。
調査結果によると、「平日に子どもと過ごす時間」で最も多かったのは「1~2時間未満」の27・0%で、「0分」も3・1%いた。2時間未満の人を合計すると、63・7%に達した。
多くの父親はこうした現状に不満で、全体の半数近い父親が「家事や育児に今まで以上にかかわりたい」「子どもと一緒に外で遊びたい」などと願っている。
しかし、現実には「職場に迷惑をかける」「忙しい」といった理由で、思うようになっていない。育児休業を使ったことがある父親は2・4%に過ぎず、「使いたいけど使えなかった」父親は23・0%に上った。こうした事態を打開するために、「柔軟な勤務形態」「男性の育児休業制度の法制化」など、官民挙げての子育て支援策の充実を求める声も多かった。
今回の調査を企画、分析した東京大学大学院教育学研究科の汐見稔幸教授は、「バブル崩壊を契機に、仕事一本やりだった父親が、子育てに関心を向けるようになった。どうすれば、父親が子育てにもっと参加できるようになるか、さらに調査したい」と話している。 →情報源
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こういうアンケートって、必ず「父親はもっと子育てに参加しよう」って意見にまとめられますよね。不思議と。ひとつぐらい、「現代の父親は、妻からはしっかり稼いで来いと圧力を受けながら同時に家事を手伝うことも求められ、子供からは『よき父親』であることを要求され、自分の時間は持てずに疲れきっている」なんて分析するところがあっても面白いと思うんですけどね。や、実際どうかまではしりませんよ? ただ、どこもかしこも判で押したよーに「父親の母親化」を求めているように見えて、薄ら気持ち悪いものがあります。ジェンダーフリーとかの影響でしょうかね。…もっとも、猫西の気の回しすぎ、というのが一番可能性が高いですが。
個人的な感想になりますが…「一緒にいる時間」ってそんなに重要ですかね。私の父は自営業だったので割合早く帰ってはきましたが、子供は9時に寝かせる方針だったため、実質2時間ほどしか一緒にいませんでしたけどね。朝は早かったから、起きたらすでにいないのが当たり前でしたし。休みは不定期で日曜だからといって休みになるわけではなかったし、運動会を見に来るというのもほとんどありませんでした。「仕事と家庭では仕事が大事。『家庭が大事』とかいって仕事を後回しにすると、結局嫁さん・子供を路頭に迷わせることになる」という考えを持って、「金を稼いでくるのが俺の仕事。家のことは嫁の仕事」ということで、家のことはなにひとつしませんでした。たまに休みが重なったときはがっつり遊んでもらいましたが…それにしたって、今の時代ではそもそも結婚できない男に違いない。
とまぁ、そんな個人的な経験を踏まえてなんですが…結局、時間の問題ではないと思います。何が問題かというと、本質的には父親・母親の間の割り切りではないかと。
仕事・家事・育児とやるべきことがあって、両親それぞれが「すべてきっちりやらなければならない」と思い込んでるというか。ところが全部やろうとすると無理が出る。無理が出ると疲れる。疲れると嫌になる。あれもこれもやろうとするから破綻するわけで、ある種、できないことはある、無理はしないと割り切って、戦隊もののノリみたいな感じで「ここは俺に任せろ! そのかわりあれはお前に任せる!」というよーに、パートナーを信頼するのもアリなんじゃないでしょうか。んでもって、相手に任せた部分に関しては、全面的に信頼して、アドバイスはしても文句は言わない、と。
そのあたりの割り切りを、夫婦間で納得していないと、どうしても「わたしはこれだけしているのに、相手はしてくれない」という不満が募りやすいんじゃないでしょうか。誰だって面倒なことは嫌だし、楽をしたいわけですからね。妻側は「平均以上に稼いでほしいし、家事・育児も手伝ってほしい」、夫側は「子育ての中でおいしいとこだけつまみぐいしたい」となってしまいかねませんし。そうすると、必然的に…それこそしつけとか。箸の持ち方みたいな、時間がかかって面倒くさいしつけを押し付けあって、結局身につかないなんてこともありそうですからね。
こういうの見てると、いつだって努力しなければならないのは男性側なんですよね。熟年離婚を扱った番組とかもそうですけど。……男じゃなくてよかった…。