気まぐれ徒然かすみ草ex

京都に生きて短歌と遊ぶ  近藤かすみの短歌日記
あけぼのの鮭缶ひとつある家に帰らむ鮭の顔ひだり向く 

日々のクオリア 

2015-07-15 10:29:35 | 今日の一首
死ぬまでにせぬこと出来ぬままのこと考えてゐる箸洗ひつつ
(近藤かすみ) 

http://www.sunagoya.com/tanka/ 

砂子屋書房のサイト、一首鑑賞「日々のクオリア」で、わたしの一首を取り上げていただきました。
最後の三行は、だれにも言われなかった鑑賞で驚きました。そこまで読んでいただいたのは初めてです。
松村由利子さま、ありがとうございます。

画像は、葉ね文庫さんに置いていただいている『雲ケ畑まで』です。

http://hanebunko.com/  







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2 コメント

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Unknown (teruo)
2015-07-16 02:08:01
結句は「箸洗ふ」シーンでなくてもよい。
なるほどなあ、と驚きます。
いわれてみれば、作者のがわも深層から無意識に選び取ったのかもしれません。
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Unknown (かすみ)
2015-07-16 09:35:47
自分でも予想していない読みをしていただけることが、歌を人目にさらす醍醐味であり、怖さでもあります。
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