エコな訳がない

エコエコ詐欺はやはりヨーロッパからなのかな？

>ドイツの新車買い替え補助金、CO2削減に効果
【フランクフルト＝下田英一郎】ドイツ政府による新車買い替え補助金が、自動車のCO2排出削減に貢献していることが分かった。ドイツVDIKの集計では、2月にドイツで販売されたすべての新車の1キロメートル当たりのCO2排出量は平均154.7グラムと、08年平均値に比べ6％減った。
同補助金は新車販売のカンフル剤として注目されているが、本来の目的である環境対策としても一定の効果を上げているようだ。
同補助金は、9年以上使用した車を廃棄処分して最新の排ガス規制対応車を購入するユーザーに2500ユーロ（約33万円）を支給するもの。1月末から実施した。補助金効果で2月のドイツの新車販売台数は前年同月比で2割増加。燃費が良く割安な小型車に人気が集まったため、CO2排出量が140グラム以下の低公害車の割合が、08年実績の25％から2月は37％まで増えた。
今月26日時点で補助金予算枠の6割に当たる35万台強の登録があり、独政府はこのほど補助金の拡大を決めた。（3/28　日本経済新聞）

エコ替えがエコな訳がないのですが。。。
でも、他にはエコの視点からの記事はないんだよね。

>ドイツの連立与党は25日、同国が景気対策として実施している環境対応車への買い替え「奨励金」が成果を挙げているとして、当初計画より拡大する方針で基本合意した。奨励金により新車販売が急回復しており、冷え込む景気下支えに有効と判断した。
同国の2月新車登録台数は、奨励金が後押しして前年同月比約22％の大幅増。現在の計画は60万台が対象だが、既に奨励金の申請件数が33万台を突破し、与党内から、関連予算を拡大して対象台数を増やすよう求める声が強まっていた。
「奨励金」は登録から9年以上経過した車を廃車にし、一定の環境基準を満たす新車を購入した人に1台2500ユーロ（約33万円）が支給される制度。
今後、ドイツ政府内で拡大規模を調整する。ただ、09年内の時限措置とする見込みだ。（3/25　共同通信）

フランスでは、10年以上の車を廃車して新車を購入した場合1000ユーロ（13万円）、イタリアは1500ユーロ（約20万円）の支援を行うのだとか。
車の寿命が約11年の日本に対して、13年とか15年以上のヨーロッパで、この廃車乗り換え促進はどうなの？
エコじゃないでしょ。
「エコだ。」という理屈も付けないと日本では導入されなさそうだからと、なにかが裏で動いているような気がする。
既に、自動車税の1割増しなど訳の分からないエコ買え施策をやっているのだから、勘弁してください。

捨てないで、直しながら、長く乗るのがエコ！

>日本経団連の御手洗冨士夫会長は23日の定例会見で、「景気対策の一環として、車の買い替え需要を促進してはどうか」と述べ、中古車を環境対応の新車に買い替える際、国が20万円程度を助成するよう求めた。
御手洗会長は、ドイツの助成を引き合いに「（補助金が）有効であるという実績が出ている」と指摘し、「自動車産業はすそ野が広く、経済効果が大きいうえ、環境対策にもなる」と述べた。
また、御手洗会長は、家庭用燃料電池を設置するなどした場合についても、補助金を引き上げるべきだとの考えを示した。（3/23　読売新聞）