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平和な毎日

ランニング大好き。走るほうは別ブログに書いてるので、ここでは好きなものを中心にあれこれと書いてきます。

Porter extreme L

2013年01月07日 | バッグ・リュック

今年最初の買物はPorter extreme のリュックです。

 

以前はデザインが大嫌いだった。だってこれ登山用大型リュックのデッドコピーじゃないですか。オリジナリティのカケラもない。ブランドに胡坐をかいた商品だと馬鹿にしてた。

 んで、ある日ふと思った。「そういえば、このクラスのリュックは登山用ばかりじゃないか」。

うん、そうなのだ。タウンユース用に提供されてるリュックはせいぜい20リットルまで。それ以上になると非日常的なサイズということで需要が見込めないのか造られていない。だから30リットル以上の大型バックとなると、ボストンバックとかスポーツ用のドラムバックになる。そしてどちらにも言える事が手提げと肩掛け兼用タイプということ。

 いずれにしてもトラベル用の大型タイプは押しなべてショルダーベルトはあるが、リュック式というものは少ない。大きいバックで歩き回るということは想定おらず、あくまで駅から宿までの短い移動用なのだ。だから手提げと肩掛けができるタイプが現代では普通、大きい荷物を背負って歩き回るのはバックパッカーくらい、彼らはタウンユース用より登山用を求める。つまり大容量のタウン用リュックは需要が見込めない。

 もう私が何を言いたいか想像できると思う。タウンユース用の大容量リュックというだけで充分オリジナリティ溢れる尖がった商品だった。だから機能的には完成されている登山用リュックのスタイルを踏襲することはむしろ当然なのだった。

 最大の特徴はカラー。マットブラックで統一された姿はまさしくタウンユースというかシティ向け、クールで本当に格好よいです。カジュアルはもちろんスーツでも違和感なく使用できます(褒めすぎ)。オンオフ問わず使えるのが嬉しい。逆にこのリュックでハイキングに行くのはお勧めできないですね。黒はスズメバチが熊と見間違えて攻撃してくる色なんですよ。

 メーカーやモデル名が見えないのも良い。このリュックはサイドに同色で小さくporterと刺繍されてるだけ、まず見えません。このメーカーやモデル名がデカデカと刺繍されてるバックは「いやみ」ぽくて嫌なんです。逆に見た事も聞いた事もないメーカーやモデルだとこれまた格好悪い。

 

機能的には上部カバーに収容スペースがあること。このスペースはウエストバック並の容量があるので、普段のお出かけ程度の持ち物なら余裕で収納可能。

 薄手の生地は柔軟性が高く、サイドのアジャスターベルトを絞ることで「ペッタンコ」にすることができます。登山の場合はそんなことは考える必要がありませんが、街中ではむしろパンパンの状態にするケースがまれです。また個人的に「ペッタンコ」スタイルは好きなんです。出かけるときは薄マチにして、必要に応じていくらでも容量を増やすことができる。

 

またこの手の登山用大型リュックは上部がチャックではなく巾着式というものが多く、このリュックもその方式を踏襲しています。ただ、タウンユースの場合は登山と違い荷物の出し入れ機会は多いのですが、このリュックは「サイドアクセス」が可能でいちいち巾着を解く必要がありません。

 

ちなみに、反対側にも同じようにジッパーがありますが、こちらはメイン室へのアクセスではなく、大型ポケットにアクセスします。

 薄手の生地を使うことで登山用リュックの「ウルトラライト」タイプと同じ1.2kgという軽量化を実現。同じコンセプトでヒートシリーズからも大型リュックが出てますが、こちらは使用されてる生地が違うため5リットル容量が少なく逆に重量は700g弱増えてます。シティユースにおしゃれなリュックをチョイスするような輩は大体見てくれ重視の軟弱者ですから重たいリュックだと背負っただけで「俺、帰る」(笑)。

 唯一にして最大の問題点は「価格」。だってさ本家本元のアルペンリュックが1万円程度で購入可能なのに、こちらは4万円以上しやがる。え?私ですか?当然セコハン物です(笑)。


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