精神科、心療内科系の疾患は遺伝性が多く、その他には生活環境からきている。両者も受容体の(化学物質)の変化が認められる。この化学物質の変化を適切に治療されていないと、受容体が空で刺激因子を求めるようになる。正確に疾病が診断されていなかったり、薬の量が適切でない場合、知らず知らずのうちに刺激因子で不足分を補おうとする。不安感やイライラ感を抑える、集中力を高めるため、リラックスできるからと喫煙、アルコール、カフェイン、薬物、ギャンブルへ走る人は多い。これがないと社会の中でファンクションできないほどのレベルになると依存症となる。不安感などを取り除き社会生活をスムーズにしようとする身体の反応が刺激因子の摂取行為の慢性化、エスカレート化する理由だ。
不安障害がある人の中には、きちんとどう対処するべきか対策や技術を得ることで解消することが出来る人もいる。しかしそれができなかった人にこの依存症の傾向があるのだ。
疾患別に喫煙率を調べると、それぞれ45-88%と高い割合が占めている。
恋ちゃんがタバコをやめようとする時は愛ちゃんよりもっともっと沢山のニコチンパッチやニコチンガムが必要になる。血中濃度を保つため安定性のあるものを使った方が効果がある。
それともこれが機会で今までに診断されていなかった精神科心療内科系の病気が判明して、治療を開始することによってタバコに頼らなくてもいいようになるかもしれない。ADD/ADHD, うつ病の人に多い例だ。
生まれつきピッチャーの受容体を持ってる人、もしくはなんたかの理由でコップからピッチャーになってしまった人。両者ともピッチャーはコップに戻らない。依存症から脱出しても、他に入れ替わるものがなければ受容体は求め続ける。
続く。
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