
朝、6j過ぎに稲ちゃんに「そろそろ起きたら?」と起こしてもらって、私はカップ麺、稲ちゃんはサンドイッチの朝食をそれぞれ摂ってから、船に荷物を積み込みました。
クーラーボックスの位置を考えていたら、既に船は埠頭を離れていました。
東舞鶴港を出、1時間半ほどひた走りに走って、漸く漁場に着きました。



漁場にはざっと数えただけで30隻ほどの遊漁船。
集中してはいなくて、1㎞四方ほどの地域にばらばらに散らばっています。
そのあたり一面に根は存在しているのでしょうね。

地図を見ると、我が両親の出身地がいずれも出てきています。父は野田川町、母は宮津。親戚は網野や舞鶴などに沢山おられます。故郷の海なのですかねぇ
船長の指示に従って水深120mほどまで鉛で出来た細長い魚型の錘(ジグと言います。)を沈めては巻き上げて・・・・

ご苦労なことに、皆さまは自力で巻き上げておられるのですが、私たちは、電動で巻き上げました。
爺さんにとっては、一日中重たい鉛を巻き上げ続けるのは無理でございます。
結局、一日中巻き上げては沈めて、沈めては巻き上げて・・・
二人で延々同じことを続けて・・・・
何も得られませんでした。
稲ちゃんも私もボウズ。
おまけに私、新品の竿バキッとおれちゃいました。

軽油代使って

高速料金払って、遊漁船代支払って・・・
疲れ果てました!!!
その上、帰り着いたら、在宅重症患者さん宅から電話が掛かってきまして・・・
深夜往診、各種検査、点滴施行させていただきました。
自分でも呆れるほど丈夫で使いべりしない70歳でございます!!
20年ぶりくらいで故郷に近づいて、無駄なことをいっぱいして、帰ってきました。疲れたけれど、人生ってこんなものですよね。無駄を楽しみましょうや!
John Denver / Country Roads カントリー・ロード / ジョン・デンバー