ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

アリエクで高価な理想ダイオードを買ってみた

2021-05-25 |  サブバッテリー

今日は朝から雨。 

昨日の晴天とは一変して、気温も17度と寒いくらい。

そんな中アリエクからの小さな荷物が届いた。

今回もまたごく少数の人が興味があるくらいで、面白くもない電子パーツの話。 

 

 

今回購入したのはこれ。

理想ダイオード( Ideal DIODE ) と言われているもので、低いON抵抗のMOSFETを使っている。

一般的にはソーラーパネルの逆流防止ダイオードに使ったり、スイッチ代り(ハイサイドスイッチ)に使用したりする。

逆電圧や逆電流から保護するための小型の半導体デバイス。

ソーラーパネルのシリコンダイオードやショットキーダイオードでは順方向電圧降下時に失われることが多いエネルギーを、大幅に低減できる。

ただ、値段的にかなり高価なのが難点で、中華製にはインチキな物も多いので購入するときには注意を要する。

今回の購入目的は、ソーラーパネルの一次側をカットするのが目的。

今現在はリチウムバッテリーの充電で、バッテリー電圧が13.5~13.6Vの間になれば充電をカットしている。

コントロールは電圧リレーに12Vの4極リレーのLY4を使用して、それなりにシステムとしてうまく動作している。

しかし、一般的に使うのにはちょっと面倒でコストもそれなりにかかるので、今回適当な物があったので試しに買ってみた。 

 

 

耐圧が200Vで容量は80A ( 連続40A ) というもので基板の説明はHPからの抜粋。

タイプ 1: デュアル MOS-5mΩ   200V-aluminum 基板
タイプ 2: デュアル MOS-2.95mΩ  150V-aluminum 基板

今回はタイプ1の200Vタイプを選択

許容動作電圧範囲: 100-200v

静的動作電流: 0.6 〜 1.5 ミリアンペア

連続動作電流は 40A (なし熱放散) 以内 60 度、と大面積熱ラジエーターはバック強制的に空気冷却熱放散の 80A

回路基板サイズ: 55*50 ミリメートル

ネジ穴の直径: 3 ミリメートル、銅箔の厚さ: 2 オンス、

アルミ基板 pcb ワイヤー銅箔層とアルミベースは絶縁と耐圧 1000 v 、内訳問題について心配する必要、熱伝導率が 20 倍高速 FR4 グラスファイバー、大型ヒートシンクに直接接続することができます。

 

 

カタログ値と実際が違うのは中華製の常なので、どれくらい損失があるのかを試してみた。

許容動作電圧範囲: 100-200v となっているものの、ここはDC12.8V 10Aの電流を流してみた。

 

 

電極間の電位差は104mV だった。

12.8V 10Aの電流を流して0.1Vの電圧降下は予想よりも大きい。 

 

 

流す電流はそのままで、電圧を半分の6.4Vに下げたら電圧降下は65mVだった。

 

 

DC100V以上で試してみたいが、あいにくそこまでの電圧を出せる電源が無いので、実機テストになりそう。

今回耐圧が200Vを選択したので5mΩだったが、耐圧が150Vだったら2.95mΩが選択できる。

他にも低い電圧でよければON抵抗が0.5mΩというものもあって価格も安いので、自分の用途に適したものを選択すればいい。 

 

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。 
↓ ランキングに参加していますのでクリックして応援、お願いします。 

           にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ 


コメント (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梅雨の中休みは海でドローン... | トップ | ようやく届いたワクチン接種券 »
最新の画像もっと見る

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kenzo)
2021-05-25 09:14:17
おはようございます。
以前に色々メールでお尋ねしてから、ようやく12V 280Ah ×2を入手してシステムが出来上がってうまく動作しています。
充電停止はソーラーコントローラーの設定変更で逃げようと思っていましたが、うまくいきません。
リレーを設けようと思っていましたが、こちらの方が簡単そうです。
もう少し調べてから試してみようと思いますので、また色々と教えて頂ければと思います。
返信する
Unknown (スズキ)
2021-05-25 17:20:00
on抵抗が5mΩは低いですね
これなら、充分使える値です
すみません、低レベルの質問をさせてください
接続の写真を見ると+側にダイオードが、かませてあり-側はそのまま配線をされてます、ダイオード基板のマイナス端子にワニグチクリップが接続されてますが
これは、このダイオード基板を動作させるための配線ですか、電気の知識がほとんどないもので
よろしかったら教えてください。
返信する
Unknown (ふくろうキャンカー)
2021-05-25 20:21:23
我が家はソーラーパネル2枚を直列接続でチャーコンに入れてます。
なので「逆電圧や逆電流」は無いと考えてます。
BMSが「Overvoltage」を検出するとリチウム電池が遮断され負荷電圧が14Vから15Vをフラフラしてます。
少ない発電量ですが冷蔵庫やベンチレーターでは使い切れずこの様な結果になってます。
やはりソーラー充電は切り離したほうが無難ですかね。
返信する
Kenzoさん (うなぎ)
2021-05-25 20:43:57
12V 280Ah ×2とは思い切りましたね。
BMSは各々に付けているんでしょうね。
ソーラーコントローラーによってはリチウム設定がありますが、それでは使えないと思います。
理想ダイオードと言われるものはMOSFETですから、リレーのようにコイルの入り切りで生じるサージ等も発生しませんから電圧リレーを壊すおそれもありません。
私は昔の人間なので、リレーのようにカチッと音がするとリレーが入ったと安心できます。(笑)
返信する
スズキさん (うなぎ)
2021-05-25 20:44:29
ダイオードと違ってMOSFETですから動作させるのに電源が必要になります。
今回購入したのはプラス側を入り切りするものです。
マイナスをつないでやるとプラス側の電流がINからOUTに流れます。
動作電流は数mA程度です。
反対にマイナス側を入り切りするものもあって、それはプラスの電圧を加えてやります。
理想ダイオードも色々ありますから、どちらをコントロールするタイプかよくチェックしたほうがいいですよ。
これと同じような働きをするのにSSR(ソリッドステートリレー)がありますが、こちらの方が発熱が全く少ないです。
返信する
ふくろうキャンカーさん (うなぎ)
2021-05-25 20:56:11
直列だったらダイオードは要りませんね。
うちも入れてません。ハイ

今まで見てきた中では、ソーラーの発電量が大きいほどバタバタします。
おまけにコントローラーのエラー表示が赤く点滅すると健康に良くない気がします。(笑)
コントローラーが壊れたという話はこれまで聞いていませんが、何とかした方がいいかも知れません。
返信する
Unknown (マメ)
2021-05-25 21:10:08
初めまして。
いつもブログを拝見させていただいております。
私もジル520に乗っておりまして、ブログを参考にさせていただいて、先日サブバッテリーを鉛からリン酸鉄リチウムイオンの310Ah4直列2並列で組み替えました。
常時並列接続するにあたって、還流電流の防止のためにこの理想ダイオード(100V100A)を値が張りましたが4個利用しております(汗)
あと、ソーラーとMPPTの間に過充電とMPPTの保護の観点から電圧監視リレーを入れるべきですかね。
返信する
マメさん (うなぎ)
2021-05-25 21:34:50
310Ah4直列2並列とはまだ新しいですね。
価格も少し高かったのではと思います。
>理想ダイオード(100V100A)を値が張りましたが4個利用しております(汗)
4個というのは、各々の出力側とチャージ側でしょうか、それとも一つのバッテリーにパラ運用でしょうかね。

生セルに汎用のBMSを付けた場合は注意が必要です。
ソーラーや走行充電のカットはどうされていますか。
自分でコントロールする場合は問題ありませんが、BMSで遮断されるとコントローラーがエラー表示になるのと、
コントローラーがバッテリーの電圧を読みに行くので、回路の電圧が上がったり下がったりバタバタします。
そうならない為にバッテリーが満充電近くなったらソーラーパネルからコントローラーの間をカットする回路を付加しています。
返信する
Unknown (スズキ)
2021-05-26 14:50:39
ご教授、ありがとうございました
FETでやってたんですね、普通のダイオードじゃおかしいし、何ぞやって思いました
初めて知った電子部品だもんでビックリでした
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

 サブバッテリー」カテゴリの最新記事