ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

サブバッテリーの放電テスト その2

2018-02-10 |  サブバッテリー

昨日、一日かけてサブバッテリーの放電テストを行った。
テスト方法は昨日のブログを参照。

我が家のZiL520は、サブバッテリーを交換してから、今年で5年目だ。
キャンカーの旅に出て、4年間で宿泊した日数は400日を超える。
一晩に80~120Ah電気を消費するので大きな充放電は400サイクル程度だ。
サブを3個交換すると、10万円を超えるので少しでも長くもってもらいたいと思っている。
しかし、ケチッて長旅の途中でサブが駄目になると旅先での交換も大変だ。
現状がどの程度のものか、またこれから先どれくらいもつのかを推測する為に負荷テストを行った。

これはテスト風景で使う機器は電子負荷、マルチメーター、アナログレコーダー。

電子負荷の設定を10Aにする。

 

放電テストは、昨日の午前10時から夜11時までの13時間 130Ahの放電を行った。

測定結果は、レコーダーのグラフにまとめた。

 

テスト開始時を拡大する。

使用したパワーソニックのディープサイクルバッテリーは、まる4年 400サイクルの充放電を繰返している。

フル充電した後、電子負荷で10Aの連続負荷を与えると、30分間で12.29Vまで電圧が低下する。

新しいバッテリーだったら、10Ah消費させても12.7~12.8V程度だと思うが、その差がサブバッテリーの劣化だと思う。

それから毎時10Ahづつ130Aまで消費させたがグラフはほぼ直線で伸びている。

 

エンド部分を拡大

13時間 130Ah消費させてもここまではほぼ直線。

しかし過去の経験で言うと、この先は11.5V程度までは緩やかな放物線を描くと思われるが、その後は電圧降下のカーブは少し急になる。

13時間を経過して、電子負荷をオフにしたのでバッテリー電圧がゆっくり12Vを超えた。

20分後にすぐれもの充電器のスイッチを入れて、充電をスタートさせた。

 

結果として

これらの測定結果でサブバッテリーの寿命を推測するのは難しいが、このまま150~160Ahまでは使えるだろう。

さらに平均気温12.5度を補正すれば、7~8%の能力増が見込める。

今年一年間、100泊の旅はOKとは言えないが当面は大丈夫だろう。

下のグラフで、バッテリーが新しいときの線をブルーで示した。

使っていくうちにだんだんと平行移動して、茶色の破線に近づいていく。

満充電した後、サブバッテリーを使い始めてすぐに12Vを切るようになったら、寿命だと判断した方がいいかもしれない。

サブバッテリーの寿命は、使い方によって大きく違う。

電子レンジ、エアコン等の大電力機器を使うとサブバッテリーの寿命は短い。

電子レンジ、エアコン、そして冷蔵庫も使わず、屋根にソーラーを付けていれば驚くほど長寿命で使えるものもある。

 

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以下は測定データ

 

マルチメーターの指示は1時間毎に記録した。

1H後 10Ah消費

   

2H後 20Ah消費

 

3H後 30Ah消費

 

4H後 40Ah消費

 

  

5H後 50Ah消費

  

6H後 60Ah消費

 

7H後 70Ah消費

 

8H後 80Ah消費

 

9H後 90Ah消費

 

10H後 100Ah消費

 

11H後 110Ah消費

 

12H後 120Ah消費

 

13H後 130Ah消費

 

 

 大分県別府市志高湖キャンプ場にて

 

その他に快適化はこちらに沢山あります。

 

コメント (6)
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