僕は、毎日夕食前に風呂に入る。
風呂に入る前に、酒の肴の一品として銀杏の殻を割る。
すると晩飯のときにカミさんが、僕が割った銀杏を茶封筒に入れて電子レンジで1分程度チンする。
熱々の銀杏をむいて、雪塩を付けてたべるのが旨い。今の季節の楽しみである。
銀杏を割るのに、ウォーターポンププライヤーで割る。
昔は、ペンチで割っていたが、ある時飲み屋で銀杏の食べ方の話になった。
店のオヤジが、うちはこれで割ってますと言って見せたのがウォーターポンププライヤーだった。
僕も自宅で試したら、ペンチよりもこちらの方が楽で失敗が少なかったので、それ以来これを使っている。
飲み屋では、銀杏を網やフライパンで炒るらしいが、自宅ではもっぱらレンジでチンがほとんど。
銀杏を美味しく食べようと、ステンレスの銀杏煎りを購入したが、使ったのはこれまでに数回しかない。
レンジだと1分だが、網の銀杏炒りでは10分くらい掛かる。
カミさんが手軽なレンジに走るのは仕方ない。それに対して、僕は文句は言わない。
文句を言うと、「だったら自分でやれ。」と言われかねない。
フライパンで塩と一緒に炒るのは一番旨いが、これはもっと面倒だ。
銀杏は、取ってから長く置くとうまくない。できれば1週間以内に食べる方がいいらしい。