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“駅前整備工事のため、市から駅西口への引っ越し作業の委託を受けた業者が、クレーンで5センチほど持ち上げたが、バランスを崩して土台が地面に落下。反動で像が前方に倒れてしまったという。”
・・ということで宇都宮駅前名物だった「餃子像」が真っ二つに割れてしまった。これはひょっとしたらもうすぐ「餃子消費量日本一」の座から転落する宇都宮市の暗示なのかもしれない。
餃子統計の話は以前にも書いたけれどこの事故を受けて改めて書いてみよう。その前に、「餃子消費量日本一」とは・・コチラのサイトに詳しく出ているがhttp://www.dma.aoba.sendai.jp/~tsuda/jiaozi/2.html・・
“総務庁 統計局の発行する 家計調査年報 で、昭和62年に消費支出の食料品の統計の中に「ぎょうざ」という項目が追加された年以来、全国主要都市の中で一世帯あたりの購入金額が平成7年を除いて常に1位となっている。これが日本一の根拠である。 ”
・・とのことである。ちなみに「平成7年を除いて」と除かれたこの年の“日本一”は「静岡市」である。静岡市も毎年、「上位の常連」であるが、「首位転落」の相手は静岡市ではない。静岡市は最近では宇都宮からは離された上位である。
ではどこが1位になるのか??・・それは「浜松市」になる可能性が高い。一説によると、浜松市は宇都宮市の4倍とも6倍とも餃子を消費すると言われていて、近年B級グルメでも「浜松餃子」を強力にアピールしている。
総務庁の家計調査年報は各都道府県庁所在地と政令指定都市。だからこれまで県庁所在地でも政令指定都市でもなかった浜松市は統計に載ってこなかった。その浜松市が平成17年7月1日に浜松市、浜北市、天竜市、舞阪町、雄踏町、細江町、引佐町、三ヶ日町、春野町、佐久間町、水窪町及び龍山村の12市町村が合併して、新しい浜松市となり、さらに2007年(平成19年)4月1日に政令指定都市となった。
おそらく来年、平成20年度分の統計からは浜松市が載ってくるはずで、そうなると宇都宮市は圧倒的な差で浜松市に負ける可能性がある。統計は“一世帯あたり”だけど、総量から言ったら人口が全く違うので浜松市のさらなる圧勝だと思う。
なんか、「餃子像」が真っ二つに割れたのはそんな「宇都宮市が餃子日本一の街じゃなくなる」暗示のような気がするのだ。
ああ、餃子食いたくなった・・