ヤミカルテル？

　中日新聞から

　静岡県内の地銀三行（静岡銀行、清水銀行、スルガ銀行）は二十四日、定期預金金利を二十七日からほぼ全面的に引き上げることを決めた。各行とも五年半ぶりとなる引き上げで、金利は従来の二－六倍と大幅に上がる。日銀が金融政策の量的緩和を解除、これを受けた市場金利の上昇に沿った措置で、信用金庫も追随する動きが広がりそうだ。

　・・・ってことなんだけど、金利を決める過程や、財務省などの認可やら細かい規定は知らないけれど、どうして３行が同時に発表なの？どこかが「ウチが先駆けて金利を上げれば預金がたくさん集まるかも」って考えたりはしないのか？もっとも預金を集めなくても日銀がずっとバラ撒いてくれてたからよかったのか？いくら同じ商圏とはいえさぁ、少しは競争しろよって。１年間の定期預金の金利がさ、たった１回のＡＴＭ時間外利用の手数料で吹っ飛んで、自分たちは最高利益なんてやってんでしょ？銀行は。

　県内地銀はまだいいけれど、国民の税金を何千億も投入してもらった銀行もあるんでしょ？いつまで護送船団のつもりでいるんだ？


　・・・となかんとか言いながら、金利を下げるためローンを借りかえた。２つの銀行に持ちかけて天秤にかけた。どうも金利が上がりそうなご時世だから先にこちらから下げておくように備えて。意外とカンタンだったのね。もっと早くやればよかったよ。ただねぇ、自分が住んでる家のぶんじゃないのがね。ウチはもう築３０年以上でボロボロだもの。ウチを直すぶんまでは貸してくれないだろうなぁ・・・。

宇宙服衛星

地球を回れ「宇宙服衛星」　６カ国語でメッセージ発信

　【ワシントン３日共同】使用期限が来たロシア製宇宙服に、電波送信機を取り付けた「宇宙服衛星（スーツサット１）」が、米東部時間の３日午後６時２分（日本時間４日午前８時２分）、国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）から放出された。
　地球を周回しながら日本語、英語、ロシア語など６カ国語で録音したあいさつなどを、電池が続く限り地上に送る計画。周波数は１４５・９９メガヘルツで、条件が良ければアマチュア無線の受信機などで聞くことができるという。

（共同通信） - 2月4日


　おそらくこれを考え出した人もほとんど冗談のつもりだったんじゃないかと思う。実現したって「特に意味はない」もので、「ま、シャレでやってみました」という程度だろう。どちらかといえば使用期限がきた宇宙服を、例えば狭く余計なスペースはないであろう迎えの（ＩＳＳ乗務員交替時の)宇宙船に積んで地球へと持ち帰る手間と費用を節約しようとしたんじゃないか？ただ放出すると「ゴミ捨てた」って国際的に批難を浴びてしまうので、「ほんじゃ、あいさつ程度の放送でもさせて“ゴミじゃない”ってことにしよう」と、なったんじゃないかと。本当に中身は「あいさつを放送」なのだが・・。
　ただ、せっかく日本語のメーッセージもあるとのことなので一度これを聞いてみたいとは思うのだが・・・１４５．９９ＭＨｚでは我が家のスカイセンサー５８００では聞くことはできないのだ。