ホログラムも駄目ですか・・・

１万円札の精巧ホログラム偽造、４０歳男を再逮捕へ (読売新聞) - goo ニュース
【調べによると、橋本被告は、海外の高精度の特殊カラープリンターを取り寄せ、偽造防止用に新紙幣から導入された「ホログラム」まで偽造した偽札を作った疑いが持たれている。橋本被告は、今年２月から３月にかけて「新１万円札数十枚を偽造し、密売した」と供述しているという。
　ホログラムは見る角度によって色や模様が複雑に変化する。府警によると、新紙幣の偽札はホログラム部分がシールで偽装されたものが大半で、精密に印刷されたケースは異例だという】
　海外の特殊な製品というのは盲点だったけど、カラープリンターで再現可能だったとはね。結局ホログラムも偽造防止の切り札にはならなかったか。
　昔なら兎も角今の時代ならこういうのは、最終的に技術のいたちごっこになるんですよね。偽造防止技術が進歩する間に、市販のスキャナ・プリンターも性能がUPしていく。もう、こうなると印刷技術だけでは偽造防止は不可能に思えるのだが、他に何か策があるかといえば思いつかない。素人の私が唯一思いつくのは、カラープリンターでは再現不能な凹凸を紙幣につける事だが、これは折り曲げ等に対する耐久性が問題になるだろう。

　偽造防止は難しい、となれば自分達で防衛するしかない。はぁ、面倒な時代になったものですね。