トッピー衝突 船底に数種の塗膜片 (南日本新聞)
【南大隅町佐多岬沖のトッピー4衝突事故で、右舷後部船底に生じたへこみ部分に数種類の塗膜片や、木片とみられる繊維質が付着していたことが17日、分かった。いずれも採取量は微量で、第十管区海上保安本部は、衝突した物体の一部の可能性があるとみて関連を調べている】
【十管によると、塗膜片は鹿児島海上保安部と県警鑑識課の実況見分で13日、確認された。一部は変色しているという。今後、塗膜片の成分を分析し、衝突時に後部水中翼の破損部分が跳ね上がり付着したものか、ほかの漂流物が衝突したものかなど調べる。
木片のような繊維は1本で、長さ5ミリ、幅0.5ミリ。同じへこみ部分に付着していた。木の繊維は通常の航行でも付着することがあるという。クジラやイルカなど海洋生物の肉片や皮は見つかっておらず、血液反応もなかった】
高速船事故 漂流木と衝突か (東京新聞)
【三月十三日、沖縄県・久米島沖の北西海域でパナマ船籍の木材運搬船が沈没し大量の木材が流出。その後、事故現場に近い鹿児島県・屋久島でも漂流木が確認されており、十管本部は船舶に注意を呼び掛けていた】
確かに鹿児島海上保安部のサイトを見ると、漂流物情報のページに漂流木材の情報が沢山載っている。おおよその数字になるが、載っている漂流木材の直径と長さから計算すると、重量4トンクラスの木材もかなりの数が漂流しているようである。下の記事の情報を合わせて考えると流木に衝突した可能性も高くなると考えていいのだろう。でも、漂流木材が前部水中翼ではなく、後部水中翼を直撃する確率ってどの程度あるんだろうか?前後水中翼の形状が違うから、前部水中翼を掠めた漂流木材が、後部水中翼に直撃する可能性は全く無いとは言えないだろうが、相当低い確率になるんじゃないだろうか?
トッピー衝突 後部翼ビス23本欠落 (南日本新聞)
【高速船トッピー4衝突事故を受け、国土交通省九州運輸局が14日、船体収容先の鹿児島ドック鉄工(鹿児島市)で行った検査で、後部水中翼の支柱のビス計23本が欠落していたことが分かった。翼右上部に新たなへこみも見つかり、鹿児島商船(同)は同日までに、推定される衝撃の大きさなどの解析をメーカーに依頼した】
【翼のへこみはメーカー側が発見した。深さはわずかで、同商船は数値的な大きさは把握していないというが、整備担当者は「最も強度がある部分の1つ。驚いている」と話した】
トッピー衝突 後部翼留め金も破損 (南日本新聞)
【同汽船が製造元の米ボーイング社から受けた説明では、留め金は時速80キロで重量4トン以上の物体と衝突しない限り壊れないという。トッピー4は事故当時、時速約80キロで航行していた。
鹿児島商船は「定期的に検査しており、金属疲労による破損は考えにくい」としている】
【南大隅町佐多岬沖のトッピー4衝突事故で、右舷後部船底に生じたへこみ部分に数種類の塗膜片や、木片とみられる繊維質が付着していたことが17日、分かった。いずれも採取量は微量で、第十管区海上保安本部は、衝突した物体の一部の可能性があるとみて関連を調べている】
【十管によると、塗膜片は鹿児島海上保安部と県警鑑識課の実況見分で13日、確認された。一部は変色しているという。今後、塗膜片の成分を分析し、衝突時に後部水中翼の破損部分が跳ね上がり付着したものか、ほかの漂流物が衝突したものかなど調べる。
木片のような繊維は1本で、長さ5ミリ、幅0.5ミリ。同じへこみ部分に付着していた。木の繊維は通常の航行でも付着することがあるという。クジラやイルカなど海洋生物の肉片や皮は見つかっておらず、血液反応もなかった】
高速船事故 漂流木と衝突か (東京新聞)
【三月十三日、沖縄県・久米島沖の北西海域でパナマ船籍の木材運搬船が沈没し大量の木材が流出。その後、事故現場に近い鹿児島県・屋久島でも漂流木が確認されており、十管本部は船舶に注意を呼び掛けていた】
確かに鹿児島海上保安部のサイトを見ると、漂流物情報のページに漂流木材の情報が沢山載っている。おおよその数字になるが、載っている漂流木材の直径と長さから計算すると、重量4トンクラスの木材もかなりの数が漂流しているようである。下の記事の情報を合わせて考えると流木に衝突した可能性も高くなると考えていいのだろう。でも、漂流木材が前部水中翼ではなく、後部水中翼を直撃する確率ってどの程度あるんだろうか?前後水中翼の形状が違うから、前部水中翼を掠めた漂流木材が、後部水中翼に直撃する可能性は全く無いとは言えないだろうが、相当低い確率になるんじゃないだろうか?
トッピー衝突 後部翼ビス23本欠落 (南日本新聞)
【高速船トッピー4衝突事故を受け、国土交通省九州運輸局が14日、船体収容先の鹿児島ドック鉄工(鹿児島市)で行った検査で、後部水中翼の支柱のビス計23本が欠落していたことが分かった。翼右上部に新たなへこみも見つかり、鹿児島商船(同)は同日までに、推定される衝撃の大きさなどの解析をメーカーに依頼した】
【翼のへこみはメーカー側が発見した。深さはわずかで、同商船は数値的な大きさは把握していないというが、整備担当者は「最も強度がある部分の1つ。驚いている」と話した】
トッピー衝突 後部翼留め金も破損 (南日本新聞)
【同汽船が製造元の米ボーイング社から受けた説明では、留め金は時速80キロで重量4トン以上の物体と衝突しない限り壊れないという。トッピー4は事故当時、時速約80キロで航行していた。
鹿児島商船は「定期的に検査しており、金属疲労による破損は考えにくい」としている】