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被災地からの報道

2005-02-14 00:06:05 | ニュース関連
「災害報道、進化したか」 神戸で取材記者らシンポ (共同通信) - goo ニュース
【阪神大震災から今年で丸10年を迎えたのを機に、新聞、通信社の記者が災害報道の問題点を語り合うシンポジウムが13日、神戸市内のホテルで開催された】
【新潟日報の中村茂記者は新潟県中越地震の被災地のうち、震度7を記録した同県川口町の報道が少なかったことに触れ「報道の偏重は反省しないといけない。一度に多くの報道関係者が押し寄せ、被災者に迷惑をかけたことが今回もあった」と振り返った】
 確かに災害報道、被災地からの報道は考えるべき事が多いと思う。
 例えば多数の報道関係者について。NHKは専門のレポーターがいる訳じゃないから、1人の記者が複数の番組でレポートしていても問題は無いだろう。取材班をそれだけ圧縮する事が可能になる。
 民放の方はどうなのだろうか?民放は番組によってレポーターが違う。ワイドショーは専門の、ニュース系はアナウンサーがレポートしている事が多い。取材スタッフを使い回したとしても、専門のレポーターやアナウンサーを1人で送り込む訳じゃないだろうから、それに付いて行くスタッフが必要になる。それだけ取材班が大きくなる。
 もしかしたら番組毎に取材班を送り込んでいるのかもしれない。出版関係も出版社が雑誌毎に取材班を編成していたら、一社が送り込む人員は大きくなる。もしそうなら“一度に多くの報道関係者が押し寄せ”る結果になるだろう。
 実情を知らないのでハッキリとは言えないが、もしそうなら考え直してもらいたい事である。

 新潟県中越地震の時にはボランティアと偽って立ち入り禁止区域に入った馬鹿TV取材班がいた。報道の自由を翳すわりにはやる事はハイエナ並みである。
 報道関係者は被災地における救援・救助・復旧活動と、被災者の心境を十二分に配慮して行動しなければならない。視聴者・購読者は被災者に負担をかける報道など必要としていない。

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