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楽天田尾監督解任

2005-09-26 22:01:32 | ニュース関連
楽天新監督に野村氏、田尾監督電撃解任 (日刊スポーツ) - goo ニュース
【電撃的な解任通告だった。デーゲームのロッテ戦前、午前8時すぎから本拠地フルキャスト宮城で田尾監督、島田球団社長、米田球団代表が緊急会談。球団側は田尾監督に来季の契約を結ばないことを伝えた。試合後、米田代表は「三木谷オーナーは田尾監督続投の意向だったが、現場フロントサイドが、強いチームをつくるにはチームの再構築が必要だと判断した」と、3年契約の1年目で契約を解除することを発表した。
 ただし、それは本社の会長兼社長のイメージダウンを配慮しての説明であって、真相はこの日の観戦を土壇場でキャンセルした三木谷オーナー主導の監督交代だった。三木谷オーナーは今月16日に「今年は新規参入から3カ月の準備期間でよくやってくれた」と話したように、1度は田尾監督の続投を確認している】

楽天『野村監督』要請へ!チーム再建へ土台作りの手腕評価 (サンケイスポーツ) - goo ニュース
【楽天はこの日のロッテ戦にも敗れ、25日現在38勝95敗1分け。3月26日の開幕ロッテ戦(千葉マリン)では球団初勝利をあげながら、翌27日は0-26という歴史的大敗。100敗こそ免れたが、2度の11連敗、8月29日には最下位決定と、参入元年は不振を極める屈辱の1年間となった。
 球団は28日のシーズン全日程終了後にも、野村氏に正式な就任要請を行うものとみられる。強い楽天、勝てる楽天を目指して、2年目を迎える新規参入球団が本格的に動き始めた】

楽天・田尾監督解任 野村監督で清原獲りへ (スポーツニッポン) - goo ニュース
【3年契約の田尾監督をわずか1年で解任。それも再生に懸ける球団側の並々ならぬ意欲の表れだが、戦力面の底上げも同様に目指している。その目玉的存在が8月29日に巨人から戦力外通告を受けた清原だ。現在も清原は現役に強い執着を見せており、楽天にも西武時代の関係者を通じ接触を図っているという。
 また、清原と野村氏には個人的な関係もある。99年に打撃不振で悩み、当時阪神の監督だった野村氏に手紙を送ってアドバイスを求めたことがあるほど、野村氏の打撃理論には心酔している】
【田尾監督は3年契約で就任したが、選手層の薄さなどから4月に11連敗するなど低迷。8月29日には早々と最下位が確定。この日の敗戦で今季の勝率2割台も確定した。球団は選手を含め、球団関係者に田尾監督の指導力についての調査を実施したが否定的な回答が多かった。また田尾監督に提出を指示したリポートにも球団首脳は不満を漏らしていたという。三木谷オーナーは16日に続投をいったんは示唆したが、最終的にスピードと結果を重視する三木谷オーナーらしい決断に至った】

采配以前の楽天 貧乏くじ引いた田尾監督 (共同通信) - goo ニュース
【問題は監督解雇を決断した球団のこれからの姿勢だろう。1年目の制約された中でのチーム作りはともかく、今オフは待ったなしの戦力補強が要求される。2年目からはそれこそ、フロントの責任においてチーム編成がなされなければならない。監督は与えられた駒を駆使して勝負を競う。その駒を集めるのはフロントの力ということだ。「結果責任」で担当部門のトップを切り捨てるのは楽天流ビジネスの基本なのかもしれないが、その厳しさは自らにも向けなければならない】
楽天:次期監督候補に浮上の野村監督「正式オファーなし」 (毎日新聞)
【楽天の次期監督候補に浮上しているヤクルト、阪神元監督で、社会人野球シダックスの野村克也監督(70)は26日、東京都内で報道陣の取材に対し、「(楽天から)まだ何も正式なオファーが来ていないので、コメントのしようがない」と語った】
 今回の監督解任については賛否両論があるようですが、この成績では止むを得ない結果でしょう。勿論心情的には擁護したい気持ちもあるんですけどね。
 監督も一年生なら、チームも一年目。しかも、言葉は悪いけど寄せ集めといってもいいチームの一年目ですから、他の監督なら大きく違った結果を残せたかというと、かなり怪しいと思う。
 でも、プロは結果が全てなんですよ。結果が残せなければ、舞台から去るしかないんです。
 色々あって誕生した球団・チームだから、最初から大きな話題になっていたし、連敗してもしょうがないかなという気持ちがあった。しかし、来年も同じ様な結果を残す訳にはいかない。そんな事になったらファンは離れていくかも知れないし、楽天のイメージダウンに繋がりかねない。特にイメージダウンは絶対に避けなければならない事でしょう。オーナーの道楽で球団経営をしている訳じゃないんですから、球団を持つ事によって楽天の各商売にプラスにならなきゃいけない。楽天というと敗北とか連敗を連想するようになってはならないのです。
 そういう事も含めて来季の事を考えると、球団首脳陣としては田尾監督では駄目だという結論に達したんでしょう。ただ、今回の解任劇に問題点もあります。それは三木谷オーナーが10日前に“続投を確認”している事と、解任通告の会談にオーナーが参加していない事。朝令暮改とまでは言えないが、いきなりの方針転換なのに、来季続投を明言したオーナーがその場にいないのは拙いでしょう。解任は現場フロントの判断という事にしたいのかもしれないが、やはりオーナーが同席していないのは一寸問題ありだと思う。
 それにフロントだけが泥をかぶる事に失敗しているみたいだしね。ファンにとってはフロントじゃなく『楽天』が解任の決定を下したという事でしかないからね。

楽天フロント主導で田尾解任…人事も先行き見えず (夕刊フジ) - goo ニュース
【最も対応が難しいのは仙台市民の心情だろう。この日の試合終了後の球団セレモニーでは、スタンドに集結した1万7479人のみちのくファンが、「辞めないで!」の田尾コールを約20分にわたって展開。「奮闘した田尾を切った非情な球団」のイメージで、来季の観客動員に影響を与えることは必至だ。
 それでも、「ファンの声はありがたいが、チームは周囲の期待に応えられる指揮官が必要」と米田代表はキッパリ。球団の顔として奮闘した指揮官を、IT企業らしいドラスティックさで切り捨てた楽天。さらなる人事展開に目が離せない】


 それに共同通信の記事に書いてあるように、フロントも責任を回避する事は出来ないという事です。今季は監督の責任を追及したけど、監督が変わる来季はそうはいかない。来季の戦力補強に失敗したら、球団首脳陣を総入れ替えして貰いたいですね。

 それにしても次の監督はノムさんになるのかなぁ。いや、監督としての能力は問題ないでしょうけど、“あの”嫁さんがねぇ・・・。

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