普通の日々

ごく普通の日々の事

見事に何も学んでいない

2011-05-27 22:33:39 | ニュース関連
外国人取り調べで暴行容疑 巡査部長、覚せい剤事件で (東京新聞)
【大阪府警関西空港署の男性巡査部長(40)が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕したウガンダ国籍の容疑者の男(37)に対し、取り調べ中に暴行を加えた疑いがあるとして、府警は26日、特別公務員暴行陵虐容疑で事情聴取した】
少女と飲酒、無免許知っててバイク…19歳巡査 (読売新聞)
【新潟県警監察官室は26日、未成年に飲酒場所を提供したなどとして、上越署の男性巡査(19)を道交法違反(無免許運転教唆)と県青少年健全育成条例違反(飲酒場所の提供)で停職3か月に、別の男性巡査(19)を同条例違反(同ほう助)で10%減給1か月の懲戒処分にしたと発表した。
 2人とも26日付で依願退職している】

バスで女児わいせつ頻発、捕まえてみれば県警職員 (産経新聞)
【監察官室によると、昨年9月ごろから同じ時間帯の路線バスで同様の事案が数件あり、捜査中の警察官が村木容疑者を取り押さえた。
 中村和博首席監察官は「厳正に処分する」とコメントした】

 昨日と今日掲載された「警察官・警察職員の逮捕・不祥事記事」です。これで今月の記事掲載は12件になりました。4月は殆どなかったのに5月になったら以前と同じ状態になるという不思議さ。もしかして震災関連で目立たなかっただけで、実際には色々発生していたのだろうか?
埼玉県警:虚偽証言強要疑惑 「二度とあってはならぬ」 市議支持者、不信あらわ (毎日新聞)
埼玉県警:証言強要の疑い 「うそ言えば帰れる」 住民、厳しい聴取に疲れ (毎日新聞)
【「うそを言えば帰れると思った」。埼玉県深谷市議選をめぐる公職選挙法違反事件で、供応買収を受けたとして県警から事情聴取された住民たちは、連日の長時間の調べに疲れ果て、事実とは違う調書に署名させられたと主張する。ほとんどが60歳以上。農作業中や自宅で、厳しい取り調べの様子を語った】
埼玉県警:虚偽証言強要疑惑 会費払い、確認メモ 参加者ら「書いた」 (毎日新聞)
【一方、埼玉県警捜査2課の川上博和次席は同日午前、庁舎内で報道陣の取材に応じ、「法と証拠に基づいて捜査している。取り調べは適正です。(住民の)証言の任意性、信用性は適正です」とコメントした】
 志布志事件の無罪判決から約4年、まだ事件が風化する程の時間は経っていない。なのにこれですか・・・・本当に日本警察って他の都道府県警が起こした事から何も学ばないんですね。もう、見事というしかない位に学ばない。
 そりゃね、アレだって本部長が形だけみたいな謝罪をしただけで、捜査関係者は殆ど謝罪していないし処分も軽かったけど、一応鹿児島県警は再発防止策を出しているんですよ?実践しているかどうかは知りませんが。なのにこれですからね。志布志事件がどれだけ警察への信頼を失わせたかを考えれば、同様のケースが発生するのは防がなければならない筈なんですが・・・・そういう考えが全くないんでしょうな。志布志事件も単に運が悪かった程度としか捉えていないんでしょう。そうでなきゃこんな事がまた起きるとは思えませんよ。

有権者「会費支払った」 埼玉県警は聴取対策の見方(朝日新聞) - goo ニュース
【5月4日午後6時には、接待に出席した28人のうち数人を除く有権者が集まって会合を開いた。話し合いのなかで、「調書にサインするべきかどうか」「裁判に向けての対応は」などの話題が出たという。
 県警はこうした会合で口裏合わせをしていた可能性があるとし、押収した資料などを分析している。捜査当局は28日の勾留期限に向けて慎重に捜査を進めている】

 『こうした会合で口裏合わせをしていた可能性がある』・・・・そりゃあ、可能性はあるでしょう。あくまで「可能性」ですが。ただ、おそらく県警はその可能性を99パーセントと考えているんでしょうね。


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