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初号機納入は何時になる?

2009-06-26 15:23:18 | ニュース関連
B787構造欠陥問題、問題箇所は三菱重工の製造部品 (Technobahn)
【ボーイングが開発中の次世代旅客機、B787で新たに見つかった構造上の欠陥(強度不足)は日本の三菱重工 (7011) が生産を請け負った主翼を機体本体とを接続する構造部分であることが24日までに明らかとなった】
【「Section 12」の上部ストリンジャーキャップの強化を行う場合、既に完成した飛行テスト用の2機(ZA001/ZA002)に関しては再び製造工程に戻して主翼部分の接合をし直す必要が生じる。また、「Section 12」の上部ストリンジャーキャップの強化は単に強化を施せば良いという性格のものではなく、強化を実施した場合には再び、主翼のストレステストまで戻って品質検査をやり直す必要性が生じることとなり、B787の製造開発は大幅な後退を余儀なくされることとなる。
今のところ、新たに見つかった機体の構造問題に関連してボーイングからは納期再延長の正式発表は行われていないが、状況的に顧客納期が数ヶ月から半年程度の遅延が生じるのは必至な状況だ】

 うわっ、ここで日本企業の名前が出てくるとは・・・・「B-787」は世界各地のメーカーが下請けとして各パーツを生産していて、日本からは三菱重工と富士重工が主翼と胴体の製造で参加しているので、パーツに何か問題が発生した時に名前が出てくる可能性はあったんですけどね。でも、やっぱりこうして企業名がドンと出てくるのは一寸ショックだな。
 まあ、この強度不足が三菱側の製造工程が原因なのか、設計・仕様そのものに問題があったのかは記事からは分かりませんけどね。にしても、これで全日空が初号機を受け取るのも来年夏以降になりそうだなぁ・・・・。

ボーイング、B787初飛行日程延期で株価は急落 (Technobahn)
【ボーイングが23日、当初6月中に予定していたB787の初飛行テストを改めて延期することを発表したことを受けて前日24日のニューヨーク市場では同銘柄(NYSE: BA)に対する売り注文が拡大。株価は前日比2.55(5.8%)安の41.32ドルで大幅続落となった】
【機体の納期に遅延が発生した場合、遅延日数に応じて遅延金が発生することもあり、B787生産遅延問題は株価動向を通じて同社の経営にも陰を投げかける状況ともなってきている】

 「B-787」のロールアウト式典があったのは07年7月8日。それから2年近く経ったのにまだ初飛行をしておらず、機体の納入予定はズルズルと延ばされている。全日空は余り言いませんが、中東のエアラインからはかなり不満が出ていて、発注キャンセルや見直しも増えてきた。例年なら100機単位の受注数が発表されるパリ航空ショー期間中のボーイングの受注数が0だったという話もある。これでは株価が下がるのは当然でしょうね。「B-787」の量産が軌道に乗るまでボーイングは厳しい状態になるかもしれないなぁ。
ナチスの「Ho229」は本物のステルス機だった、ナショナルジオグラフィックが実証研究 (Technobahn)
【ナチスドイツが大戦末期に開発した全翼型ジェット戦闘爆撃機「Horten Ho229」はステルス性能を持った史上初のステルス機だったことがナショナルジオグラフィックによるフルスケールモデルを使った実証研究により明らかとなった】
【今回、ナショナルジオグラフィックは、TV特番の一環でノースロップ・グラマンでB-2ステルス爆撃機開発計画に携わったステルス機の専門技術者に依頼して、米軍に捕獲されたHo229と同じ炭素コーティングが施されたHo229のフルスケールモデルを製作。実際に飛行中の状態を再現して第2次世界大戦中のレーダー技術で補足可能かどうか実証試験を実施。
その結果、ナショナルジオグラフィック財団ではHo229が攻撃目標としていた当時のイギリス本土に展開されていたレーダー監視網「チェイン・ホーム(Chain Home)」レベルのレーダーであれば十分に機体を隠蔽することが可能なことが判ったとしている】

 ほう、『史上初のステルス機』か。となるとやはりこの台詞を使わねばなるまい。
 「我がナチスの科学力はァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ」
 まあ、操縦性能がどうだったのかは分かりませんけどね。


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