普通の日々

ごく普通の日々の事

危険性を甘く見てた!?

2006-03-09 20:37:02 | ニュース関連
捜査資料流出の巡査長、署の“IT指導員”だった! (夕刊フジ)
【岡山県警巡査長の自宅のパソコンから大量の捜査資料がインターネット上に流出した問題で、巡査長はIT関連の能力を認められ、倉敷署の「情報セキュリティー指導員」に選ばれていたことが8日、分かった。
 厳正な情報管理をほかの署員に徹底する立場の指導員が、前例のない流出を引き起こした形。県警は、情報管理に関する教育や指導の在り方についても、抜本的に見直す方針だ】
【各県で情報流出が相次いだことを受け、県警は昨年6月以降に複数回、原因となったウィニーの使用禁止を指示。指導員だった巡査長はこうした指示を署員らに徹底するべき立場だったが、自らは無視して使用を続けていた】

こちら警部は危険承知の上?指導受け削除後にまた… (夕刊フジ)
【愛媛県警捜査一課の警部(42)の私物パソコンから個人情報を含む捜査資料がネット上に流出した問題で、警部が少なくとも2003年夏から05年夏ごろにかけ、数回にわたりファイル交換ソフト「ウィニー」のインストールや削除を繰り返していたことが8日、県警監察官室の調べで分かった。
 警部は、県警が公用での使用を認めた私物のパソコンからファイル交換ソフトを削除するよう指導した04年3月以降もウィニーを再インストールして使っていた疑いがあるといい、監察官室はウイルス感染の危険性を知りながらウィニーを使い続けていた可能性が高いとみて調べている】
【警部は調査に対し「危険性の認識はなかった。皆さまに多大なる不安とご迷惑をおかけし大変申し訳なく思っています」と話しているという】

 両者共に相当なお間抜けさん。まあ、そういう馬鹿な連中でなければ、「Winny」を利用して情報流出なんて事にはならないと思うけどね。しかし、この「ウィニーの使用禁止を指示」すべき立場の「情報セキュリティー指導員」が、「Winny」使用で情報流出というのは笑えないギャグだな。これは当然「指導員」に選んだ連中も責任を取って貰わなきゃねぇ。
 それにこの愛媛県警の警部の『危険性の認識はなかった』というのは嘘ですよね。そういう認識が全く無かったのなら、何故『インストールや削除を繰り返していた』のかが良く判らない。危険性を全く知らないのなら、インストールしたものを削除する必要は無いでしょう。何か不安になるようなものを感じていたから、必要になった時だけ「Winny」をインストールして使用し、必要なものをDLしたら削除したんじゃないの?

 この調子で他の情報流出者も報道してくれないかなぁ。皆似た様な連中だと思うんだけどなぁ。


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