普通の日々

ごく普通の日々の事

反対の声への対応

2011-09-08 23:39:04 | ニュース関連
車両規制も奏功せず… 止まぬ荒川上流での生活ごみ廃棄 (産経新聞)
【埼玉県内を流れる荒川上流の河川敷で、生活ごみなどの不法投棄が後を絶たない。国交省関東地方整備局荒川上流河川事務所(川越市)によると、平成22年度の1年間で不法投棄されたごみは、25メートルプール約2杯分にも上る。同事務所は車両規制を行うなどの対策を取っているものの、「モラルに訴えるしかない」と頭を抱えている】
 モラルが駄目になってきたからこの状況になっている訳でしょ?その駄目になったモラルに訴えても状況は好転しませんよ。不法投棄の罰則強化とパトロールの強化で摘発数を増やす。そうやってモラルに頼らない対策を進めないと不法投棄が目立って減少するという事はないと思いますよ。
福島応援店出店を断念 福岡市のマリノア17日開店予定 農産品販売 反対メール相次ぎ (西日本新聞)
【東京電力福島第1原発事故後の風評被害に苦しむ福島県の農家を支援しようと、福岡市内で17日に予定されていた「ふくしま応援ショップ」の開店が7日、取りやめになった。企画者側によると、計画発表後に「福島のトラックが来るだけで放射能を運んでくるだろう」といったメールや電話が相次いだことが原因という。新たな出店先を探すが、被災地を応援しようという試みに水を差された。
 「応援ショップ」は福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」内の農産物直売所「九州のムラ市場」の一角約20平方メートルに開設する計画だった。ムラ市場関係者によると、メールや電話は約20件で「出店をやめないなら不買運動を起こす」や「危ないものを売るとはどういう了見だ」などの内容も含まれる。ショップの運営主体で生鮮品宅配などを行っている「九州産直クラブ」(福岡市)にも同様のメールが約10件送られているという】

 京都で起きた騒動が忘れ去られる程の時間は経っていない筈なんですが・・・・ただ、こういう反対の声が出てきても企画を推し進める事が出来るのはある程度の体力を持った組織だけですよね。騒動とその後の事を考えると体力のない組織は中止の判断を下した方が無難な訳ですから。
 でも、単に中止で終わらせてしまうと反対の考え・動きが暴走し、こうした企画だけでなく福島からの人・物が入ってくる事を拒否するという、福島への差別に発展する可能性が出てきてしまう。それを避ける為には的確なフォローが必要になってくると思うんすが・・・・それって誰が担当すべきなんでしょうね?政府か?