最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●2-5マガジン

2010-02-05 09:12:36 | Weblog
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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      2月   5日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●エビでタイを釣る
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「名前を書いてごらん」と声をかけると、体をこわばらせる子どもが、多い。年長児でも、
10人のうち、3、4人はいるのでは。中には、涙ぐんでしまう子どももいる。文字に対
して恐怖心をもっているからである。原因は、親の神経質で、強圧的な指導。この時期、
一度、文字嫌いにしてしまうと、あとがない。この時期は、子どもがどんな文字を書いて
も、それをほめる。読んであげる。そういう努力が、子どもを文字好きにする。まさに『エ
ビでタイを釣る』の要領である。

●子どもは、人の父
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空に虹を見るとき、私の心ははずむ。
私が子どものころも、そうだった。
人となった今も、そうだ。
願わくは、私は歳をとっても、
そうでありたい。
子どもは、人の父。
自然の恵みを受けて、
それぞれの日々が、そうであることを、
私は願う。

(ワーズワース・イギリスの詩人)

●冷蔵庫をカラにする
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子どもの小食で悩んだら、冷蔵庫をカラにする。ついでに食べ物の入った棚をカラにする。
そのとき、食べ物を、袋か何かに入れて、思い切って捨てるのがコツ。「もったいない」
と思ったら、なおさら、そうする。「もったいない」という思いが、つぎからの買い物グ
セをなおす。子どもの小食で悩んでいる家庭ほど、家の中に食べ物がゴロゴロしているも
の。そういう買い物グセが、習慣になっている。それを改める。

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●正しい発音で
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世界広しといえども、幼児期に、子どもに発音教育をしないのは、恐らく日本くらいなも
のではないか。日本人だから、ほうっておいても、日本語を話せるようになると考えるの
は、甘い。子どもには、正しい発音で、息をふきかけながら話すとよい。なお文字学習に
先立って、音の分離を教えておくとよい。たとえば、「昨日」は、「き・の・う」と。そ
のとき、手をパンパンと叩きながら、一音ずつ、子どもの前で、分離してやるとよい。

●よい先生は、1、2歳年上の子ども
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子どもにとって、最高の先生は、1、2歳年上で、めんどうみがよく、やさしい子ども。
そういう子どもが、身近にいたら、無理をしてでも、そういう子どもと遊んでもらえるよ
うにするとよい。「無理をして」というのは、親どうしが友だちになるつもりで、という
意味。あなたの子どもは、その子どもの影響を受けて、すばらしく伸びる。

●ぬり絵のすすめ
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手の運筆能力は、丸を描かせてみるとわかる。運筆能力のある子どもは、スムーズで、き
れいな丸を描く。そうでない子どもは、ぎこちない、多角形に近い丸をかく。もしあなた
の子どもが、多角形に近い丸を描くようなら、文字学習の前に、塗り絵をしてくとよい。
小さなマスなどを、縦線、横線、曲線などをまぜて、たくみに塗れるようになればよし


●ガムをかませる
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もう15年ほど前のことだが、アメリカの「サイエンス」と雑誌に、「ガムをかむと、頭
がよくなる」という研究論文が発表された。で、その話を、年中児をもっていた母親に話
すと、「では」と言って、自分の子どもにガムをかませるようになった。で、それから4、
5年後。その子どもは、本当に頭がよくなってしまった。それからも、私は、何度も、ガ
ムの効用を確認している。この方法は、どこかボーッとして、生彩のない子どもに、とく
に効果的である。

●マンネリは、知能の大敵
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変化は、子どもの知的能力を刺激する。その変化を用意するのは、親の役目。たとえばあ
る母親は、一日とて、同じ弁当をつくらなかった。その子どもは、やがて日本を代表する、
教育評論家になった。こわいのは、マンネリ化した生活。なお一般論として、よく「転勤
族の子どもは、頭がいい」という。それは転勤という変化が、子どもの知能によい刺激に
なっているからと考えられる。

●本は、抱きながら読む
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子どもに本を読んであげるときは、子どもを抱き、暖かい息をふきかけながら、読んであ
げるとよい。子どもは、そういうぬくもりを通して、本の意味や文字のすばらしさを学ぶ。
こうした積み重ねがあってはじめて、子どもは、本好きになる。なお、「読書」は、あら
ゆる学習の基本となる。アメリカには、「ライブラリー」という時間があって、読書指導
を、学校教育の基本にすえている。

●何でも握らせる
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子どもには、何でも握らせるとよい。手指の感覚は、そのまま、脳細胞に直結している。
その感触が、さらに子どもの知的能力を発達させる。今、ものを与えても、手に取らない
子どもがふえている。(あくまでも、私の印象だが……。)反面、好奇心が旺盛で、頭の
よい子どもほど、ものを手にとって調べる傾向が強い

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●才能は見つけるもの
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子どもの才能は、つくるものではなく、見つけるもの。ある女の子は、2歳くらいのとき
には、風呂にもぐって遊んでいた。そこで母親が水泳教室に入れてみると、水を得た魚の
ように泳ぎ出した。そのあとその女の子は、高校生のときには、総体に出るまでに成長し
た。また別の男の子(年長児)は、スイッチに興味をもっていた。そこで父親がパソコン
を買ってあげると、小学3年生のときには、自分でプログラムを組んでゲームをつくるよ
うにまでなった。子どもの才能を見つけたら、時間とお金を惜しみなく注ぐのがコツ。

●してくれ言葉に注意
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日本語の特徴かもしれない。しかし日本人は、何かを食べたいときも、「食べたい」とは
言わない。「おなかが、すいたア。(だから何とかしてくれ)」というような言い方をす
る。ほかに、「たいくつウ~(だから何とかしてくれ)」「つまらないイ~(だから何と
かしてくれ)」など。老人でも、若い人に向って、「私も歳をとったからねエ~(だから
大切にしてほしい)」というような言い方をする。日本人が、依存性の強い民族だと言わ
れる理由の一つは、こんなところにもある。

●人格の完成度は、共鳴性でみる
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他人の立場で、その他人の心の中に入って、その人の悲しみや苦しみを共有できる人のこ
とを、人格の完成度の高い人という。それを共鳴性という(サロヴェイ・「EQ論」)。
その反対側にいる人を、ジコチューという。つまり自己中心的であればあるほど、その人
の人格の完成度は、低いとみる。ためしにあなたの子どもの前で、重い荷物をもって歩い
てみてほしい。そのときあなたの子どもが、さっと助けにくればよし。そうでなく、知ら
ぬフリをしているようなら、人格の完成度は、低いとみる。

●平等は、不平等
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下の子が生まれると、そのときまで、100%あった、親の愛情が、半減する。親からみ
れば、「平等」ということになるが、上の子からみれば、50%になったことになる。上
の子は、欲求不満から、嫉妬したり、さらには、心をゆがめる。赤ちゃんがえりを起こす
こともある。それまでしなかった、おもらしをしたり、ネチネチ甘えたりするなど。下の
子に対して攻撃的になることもある。嫉妬がからんでいるだけに、下の子を殺す寸前まで
のことをする。平等は、不平等と覚えておくとよい。

●イライラゲームは、避ける
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ゲームにもいろいろあるが、イライラが蓄積されるようなゲームは、幼児には、避ける。
動きが速いだけの、意味のないゲームも避ける。とくに、夕食後から、就眠するまでの間
は、禁物。以前だが、夜中に飛び起きてまで、ゲームをしていた子ども(小5)がいた。
そうなれば、すでに(ビョーキ)と言ってもよい。子どもには、さまざまな弊害が現れる。
「ゲーム機器は、パパのもの。パパの許可をもらってから遊ぶ」という前提をつくるのも
よい。遊ばせるにしても、時間と場所を、きちんと決める

●おもちゃは、一つ
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あと片づけに悩んでいる親は、多い。そういうときは、『おもちゃは、一つ』と決めてお
くとよい。「つぎのおもちゃで遊びたかったら、前のおもちゃを片づける」という習慣を
大切にする。子どもは、つぎのおもちゃで遊びたいがため、前のおもちゃを片づけるよう
になる。

●何でも半分
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子どもに自立を促すコツがこれ。『何でも半分』。たとえば靴下でも、片方だけをはかせ
て、もう片方は、子どもにはかせる。あるいは途中まではかせて、あとは、子どもにさせ
る。これは子どもを指導するときにも、応用できる。最後の完成は、子どもにさせ、「じ
ょうずにできるようになったわね」と言って、ほめてしあげる。手のかけすぎは、子ども
のためにならない。

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●(核)攻撃はしない
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子どもの人格そのものに触れるような、攻撃はしない。たとえば「あなたは、やっぱりダ
メ人間よ」「あんたなんか、人間のクズよ」「あんたさえいなければ」と言うなど。こう
した(核)攻撃が日常化すると、子どもの精神の発達に、さまざまな弊害が現われてくる。
子どもを責めるとしても、子ども自身が、自分の力で解決できる範囲にする。子ども自身
の力では、どうにもならないことで責めてはいけない。それが、ここでいう(核)攻撃と
いうことになる。

●引き金は引かない
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仮に心の問題の「根」が、生まれながらにあるとしても、その引き金を引くのは、親とい
うことになる。またその「根」というのは、だれにでもある。またそういう前提で、子ど
もを指導する。たとえば恐怖症にしても、心身症にしても、そういった状況におかれれば、
だれでも、そうなる。たった一度、はげしく母親に叱られたため、その日を境に、一人二
役の、ひとり言をいうようになってしまった女の子(2歳児)がいた。乳幼児の子どもほ
ど、穏やかで、心静かな環境を大切にする。

●二番底、三番底に注意
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子どもに何か問題が起きると、親は、そのときの状態を最悪と思い、子どもをなおそうと
する。しかしその下には、二番底、さらには三番底があることを忘れてはいけない。たと
えば門限を破った子どもを叱ったとする。しかしそのとき叱り方をまちがえると、外泊(二
番底)、さらには家出(三番底)へと進んでいく。さらに四番底もある。こうした問題が
起きたら、それ以上、状況を悪くしないことだけを考えて、半年、1年単位で様子をみる。

●あきらめは、悟りの境地
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押してもダメ、引いても、ダメ。そういうときは、思い切ってあきらめる。が、子どもと
いうのは、不思議なもの。あきらめたとたん、伸び始める。親が、「まだ何とかなる」「こ
んなはずはない」とがんばっている間は、伸びない。が、あきらめたとたん、伸び始める。
そこは、おおらかで、実にゆったりとした世界。子育てには、行きづまりは、つきもの。
そういうときは、思い切って、あきらめる。そのいさぎのよさが、子どもの心に風穴をあ
ける。

●許して、忘れる
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英語では、『FOR・GIVE(許す)& FOR・GET(忘れる)』という。この単
語をよく見ると、(何かを与えるために、許し、何かを得るために、忘れる)とも読める。
何を、か? 言うまでもなく、「愛」である。親は子育てをしながら、幾多の山を越え、
谷を越える。それはまさしく、「許して忘れる」の連続。その度量の深さによって、親の
愛の深さが決まる。カベにぶつかったら、この言葉を思い出してみてほしい。あなたも、
その先に、一筋の光明を見るはずである。

●子育て、自由論
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子育ての要(かなめ)は、「自由」。「自らに由らせる」。だから自由というのは、自分
で考えさせる。自分で行動させる。そして自分で責任を取らせることを意味する。好き勝
手なことを、子どもにさせることではない。親の過干渉は、子どもから考える力をうばう。
親の過保護は、子どもから、行動力をうばう。そして親のでき愛は、子どもから責任感を
うばう。子育ての目標は、子どもを自立させること。それを忘れてはいけない。

●旅は、歩く
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便利であることが、よいわけではない。便利さに甘えてしまうと、それこそ生活が、地に
足がつかない状態になる。……というだけではないが、たとえば旅に出たら、歩くように
心がけるとよい。車の中から、流れるようにして見る景色よりも、一歩、一歩、歩きなが
ら、見る景色のほうが、印象に強く残る。しかし、これは人生そのものに通ずる、大鉄則
でもある。いかにして、そのときどきにおいて、地に足をつけて生きるか。そういうこと
も考えながら、旅に出たら、ゆっくりと歩いてみるとよい。

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●指示は具体的に
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「友だちと仲よくするのですよ」「先生の話をしっかりと聞くのですよ」と子どもに言っ
ても、ほとんど、意味がない。具体性がないからである。そういうときは、「これを○君
にもっていってあげてね。○君、きっと喜ぶわよ」「学校から帰ってきたら、先生がどん
な話をしたか、あとでママに話してね」と言う。子どもに与える指示には、具体性をもた
せるとよい。

●休息を求めて疲れる
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イギリスの格言に、『休息を求めて疲れる』というのがある。愚かな生き方の代名詞にも
なっている格言である。幼稚園教育は小学校へ入学するため。小学校教育は、中学校へ入
学するため。中学校や高校教育は、大学へ入学するため……、というのが、その愚かな生
き方になる。やっと楽になったと思ったら、人生が終わっていたということにもなりかね
ない。

●子どもの横を歩く
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親には、三つの役目がある。ガイドとして、子どもの前を歩く。保護者として、子どもの
うしろを歩く。そして友として、子どもの横を歩く。日本人は、概して言えば、ガイドと
保護者は得意。しかし友として、子どもの横を歩くのが苦手。もしあなたがいつも、子ど
もの手を引きながら、「早く」「早く」と言っているようなら、一度、子どもの歩調に合
わせて、ゆっくりと歩いてみるとよい。それまで見えなかった、子どもの心が、あなたに
も、見えてくるはず。

●先生の悪口は言わない
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学校から帰ってきて子どもが先生の悪口を言ったり、批評したりしても、決して、相づち
を打ったり、同意したりしてはいけない。「あなたが悪いからでしょう」「あの先生は、
すばらしい人よ」と、それをはねかえす。親が先生の悪口を言ったりすると、子どもはそ
の先生に従わなくなる。これは学校教育という場では、決定的にまずい。もし先生に問題
があるなら、子どもは関係のない世界で、処理する。

●子育ては、自分で楽しむ
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子どもを伸ばすコツは、子どものことは、あまり意識せず、親が楽しむつもりで、楽しむ。
その楽しみの中に、子どもを巻き込むようにする。つまり自分が楽しめばよい。子どもの
機嫌をとったり、歓心を買うようなことは、しない。コビを売る必要もない。親が楽しむ。
私も幼児にものを教えるときは、自分がそれを楽しむようにしている。

●ウソは、ていねいにつぶす
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子どもの虚言にも、いろいろある。頭の中で架空の世界をつくりあげてしまう空想的虚言、
ありもしないことを信じてしまう妄想など。イギリスの教育格言にも、『子どもが空中の
楼閣に住まわせてはならない』というのがある。過関心、過干渉などが原因で、子どもは、
こうした妄想をもちやすくなる。子どもがウソをついたら、叱っても意味はない。ますま
すウソがうまくなる。子どもがウソをついたら、あれこれ問いかけながら、静かに、てい
ねいに、それをつぶす。そして言うべきことは言っても、あとは、無視する

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●本物を与える
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子どもに見せたり、聞かせたり、与えたりするものは、いつも、本物にこころがける。絵
でも、音楽でも、食べ物でも、である。今、絵といえば、たいはんの子どもたちは、アニ
メの主人公のキャラクターを描く。歌といっても、わざと、どこか音のずれた歌を歌う。
食べ物にしても、母親が作った料理より、ファミリーレストランの料理のほうが、おいし
いと言う。こういう環境で育つと、人間性まで、ニセモノになってしまう(?)。今、外
からの見栄えばかり気にする子どもがふえているので、ご注意!

●ほめるのは、努力とやさしさ
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子どもは、ほめて伸ばす。それはそのとおりだが、ほめるのは、子どもが努力したときと、
子どもがやさしさを見せたとき。顔やスタイルは、ほめないほうがよい。幼いときから、
そればかりをほめると、関心が、そちらに向いてしまう。また「頭」については、慎重に。
「頭がいい」とほめすぎるのも、またまったくほめないのも、よくない。ときと場所をよ
く考えて、慎重に!

●親が前向きに生きる
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親自身に、生きる目的、方向性、夢、希望があれば、よし。そういう姿を見て、子どもも
また、前向きに伸びていく。親が、生きる目的もない。毎日、ただ何となく生きていると
いう状態では、子どももまた、その目標を見失う。それだけではない。進むべき目的をも
たない子どもは、悪の誘惑に対して抵抗力を失う。子育てをするということは、生きる見
本を、親が見せることをいう。生きザマの見本を、親が見せることをいう。

●機嫌はとらない
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子どもに嫌われるのを恐れる親は、多い。依存性の強い、つまりは精神的に未熟な親とみ
る。そして(子どもにいい思いをさせること)イコール、(子どもをかわいがること)と
誤解する。子どもがほしがりそうなものを買い与え、それで親子のキズナは太くなったは
ずと考えたりする。が、実際には、逆効果。親は親として……というより、一人の人間と
して、き然と生きる。子どもは、そういう親の姿を見て、親を尊敬する。親子のキズナも、
それで太くなる。

●うしろ姿の押し売りはしない
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生活で苦労している姿……それを日本では、「親のうしろ姿」という。そのうしろ姿を、
親は見せたくなくても、見せてしまうものだが、しかしそのうしろ姿を、子どもに押し売
りしてはいけない。つまり恩着せがましい子育てはしない。「産んでやった」「育ててや
った」「お前を大きくするために、私は犠牲になった」と。うしろ姿の押し売りは、やが
て親子関係を、破壊する。

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