●C・ヒルの「数日中」
(C.Hill said “In a few days, the problem would be settled down”, according to Chosun Online Newspaper in South Korea. But nothing has happened since then. Today is Aug 15th. “A few days” have already passed a few days ago! It is a sad thing for USA that USA has only this kind of amateur diplomat.)
+++++++++++++++
8月11日に予定されていた、テロ支援国家指定解除は、延期された。
それについても、C・ヒル氏は、こう述べていた。
「11日は指定解除の最終的な時限ではない。数日内に妥協し、テロ指定解除が可能になるだろう」(8月12日、韓国・中央日報)と。
+++++++++++++++
8月12日の韓国、中央N報は、北朝鮮のテロ支援国家指定解除について、C・ヒル氏の発言として、こう伝えた。
「11日は指定解除の最終的な時限ではない。数日内に妥協し、テロ指定解除が可能になるだろう」と。
この中で、とくに「数日中」という文言に注してほしい。
C・ヒルは、同じような言葉を、過去、何十回となく使ってきた。
先月(08年7月)は、中朝会談を前にしても、C・ヒルは同じようなことを言っていた。
「北朝鮮側から、核廃棄に向けて具体的な案が示されるはず」と。
しかし何もなかった。
今回も、何もなかった。
今日は8月15日。
C・ヒルが言った、「数日中」から、すでに、5日も過ぎている!
希望的観測というか、希望的予測だけで、ものを言う。
何を根拠にしているか、私にはわからないが、どうしてあのようなド素人外交官が、6か国協議を取り仕切っているのか、私には、理解できない。
そこで北朝鮮は、今度はこの日本に照準を合わせ始めた。
10月に、6か国協議の合意による原油支援は、終了する。
食糧支援もそのあたりで、終了する。
そこで「今度は、日本から……」と。
毎日新聞は、今回の日朝会議は、「アメリカ側の働きかけがあったから」(8月14日)と報道しているが、事実は逆ではないのか。
つまりC・ヒルは、この日本に責任をかぶせて、自分の失敗をごまかそうとしている。
「核廃棄プログラムが北朝鮮から提出されないのは、日本のせい」と。
今までさんざん、この日本を裏切っておきながら、今さら、「働きかけ」とは?
++++++++++++++以下、毎日新聞より++++++++++++++++
米国は「米朝、日朝、(朝鮮半島の)南北のそれぞれの関係が核廃棄プロセスで重要となる」(米政府高官)との立場から、北朝鮮に日本人拉致問題の「進展」を促し続けてきた。北朝鮮を再調査へ動かしたのも、米国の働きかけがあったためとみられる。
++++++++++++++以上、毎日新聞より++++++++++++++++
C・ヒルという外交官が現われたおかげで、拉致被害者たちは、ただただ無益に、4年も過ごしてしまった。
この間に、亡くなった人もいるかもしれない。
そればかりか、ほとんど見返りらしい見返りもなく、アメリカは、北朝鮮に原油と食糧、時間と音楽を与えてしまった。
日本の制裁措置を骨抜きにしてしまった。
この4年間で、北朝鮮の核開発は、どこまで進んでしまったことやら?
今のC・ヒルを見ていると、韓国の前ノ大統領の亡霊を見ているようで、ぞっとする。
昔からこう言う。
「悪魔の行動を予測するのは、簡単なこと。悪魔の目的を知ればいい」(西洋の諺)と。
悪魔の目的とは、ずばり、ジャパン・マネー。
それを手に入れること。
そのためには、北朝鮮としては、何としても核兵器を温存し(=日本を脅迫する道具に使うため)、アメリカとの間では、友好条約を結びたい(=アメリカを抑えておくため)。
私のようなド素人でも、この程度は、読めるのだが……。
(C.Hill said “In a few days, the problem would be settled down”, according to Chosun Online Newspaper in South Korea. But nothing has happened since then. Today is Aug 15th. “A few days” have already passed a few days ago! It is a sad thing for USA that USA has only this kind of amateur diplomat.)
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8月11日に予定されていた、テロ支援国家指定解除は、延期された。
それについても、C・ヒル氏は、こう述べていた。
「11日は指定解除の最終的な時限ではない。数日内に妥協し、テロ指定解除が可能になるだろう」(8月12日、韓国・中央日報)と。
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8月12日の韓国、中央N報は、北朝鮮のテロ支援国家指定解除について、C・ヒル氏の発言として、こう伝えた。
「11日は指定解除の最終的な時限ではない。数日内に妥協し、テロ指定解除が可能になるだろう」と。
この中で、とくに「数日中」という文言に注してほしい。
C・ヒルは、同じような言葉を、過去、何十回となく使ってきた。
先月(08年7月)は、中朝会談を前にしても、C・ヒルは同じようなことを言っていた。
「北朝鮮側から、核廃棄に向けて具体的な案が示されるはず」と。
しかし何もなかった。
今回も、何もなかった。
今日は8月15日。
C・ヒルが言った、「数日中」から、すでに、5日も過ぎている!
希望的観測というか、希望的予測だけで、ものを言う。
何を根拠にしているか、私にはわからないが、どうしてあのようなド素人外交官が、6か国協議を取り仕切っているのか、私には、理解できない。
そこで北朝鮮は、今度はこの日本に照準を合わせ始めた。
10月に、6か国協議の合意による原油支援は、終了する。
食糧支援もそのあたりで、終了する。
そこで「今度は、日本から……」と。
毎日新聞は、今回の日朝会議は、「アメリカ側の働きかけがあったから」(8月14日)と報道しているが、事実は逆ではないのか。
つまりC・ヒルは、この日本に責任をかぶせて、自分の失敗をごまかそうとしている。
「核廃棄プログラムが北朝鮮から提出されないのは、日本のせい」と。
今までさんざん、この日本を裏切っておきながら、今さら、「働きかけ」とは?
++++++++++++++以下、毎日新聞より++++++++++++++++
米国は「米朝、日朝、(朝鮮半島の)南北のそれぞれの関係が核廃棄プロセスで重要となる」(米政府高官)との立場から、北朝鮮に日本人拉致問題の「進展」を促し続けてきた。北朝鮮を再調査へ動かしたのも、米国の働きかけがあったためとみられる。
++++++++++++++以上、毎日新聞より++++++++++++++++
C・ヒルという外交官が現われたおかげで、拉致被害者たちは、ただただ無益に、4年も過ごしてしまった。
この間に、亡くなった人もいるかもしれない。
そればかりか、ほとんど見返りらしい見返りもなく、アメリカは、北朝鮮に原油と食糧、時間と音楽を与えてしまった。
日本の制裁措置を骨抜きにしてしまった。
この4年間で、北朝鮮の核開発は、どこまで進んでしまったことやら?
今のC・ヒルを見ていると、韓国の前ノ大統領の亡霊を見ているようで、ぞっとする。
昔からこう言う。
「悪魔の行動を予測するのは、簡単なこと。悪魔の目的を知ればいい」(西洋の諺)と。
悪魔の目的とは、ずばり、ジャパン・マネー。
それを手に入れること。
そのためには、北朝鮮としては、何としても核兵器を温存し(=日本を脅迫する道具に使うため)、アメリカとの間では、友好条約を結びたい(=アメリカを抑えておくため)。
私のようなド素人でも、この程度は、読めるのだが……。