最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

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●ミサイル迎撃、反対!(4-4 午前10時)

2009-04-04 10:03:41 | Weblog
【ミサイル迎撃反対!】(4月4日、午前10時)

●ワナ(Trap)

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「ほんの少しでも迎撃すれば、報復する」と
主張する、K国(中日新聞・4・4)。

一方、かなりトーンダウンさせたものの、
いまだに、「落下物は迎撃する」とがんばる、
日本政府。

時事通信は、つぎのように伝える(4・4)。

『政府は4日午前、北朝鮮による「人工衛星」名目での長距離弾道ミサイル発射に備え、厳戒態勢に入った。「衛星」は東北地方上空を通過する可能性が高いとされるが、日本の領土・領海に落下する場合は、ミサイル防衛(MD)システムにより初めて迎撃する方針』と。

この2つのニュースを足して読んだら、どうなるか?
日本の命運は、K国のミサイル発射実験結果に、
ゆだねられていることになる。

日本よ、日本政府よ、今ならまだ、間に合う。
迎撃ミサイルは、威嚇だけにして、発射するな。
たとえ落下物が、日本に落ちることになっても、
思いとどまれ。

笑われても、思いとどまれ。
この世界には、『負けるが勝ち』という格言さえある。

韓国の軍事専門家は、「日本が迎撃すれば、
そのあと10~20発のノドンを、K国は
発射するつもり」(韓国紙)と読んでいる。
もしそうなれば、日本とK国は、そのまま
戦闘状態に突入する。

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相手は、道理の通ずる国ではない。
道理のわかる国でもない。
しかも今回は、K国も本気だぞ!
そんな国を相手に、日本は心中するつもりなのか?

これはK国がしかけたワナ。
今、そのワナに、日本はまんまとかかろうとしている。
彼らは、自分の権力維持のために、自国民の
目を、外に向けさせようとしている。
標的は、もちろん、このJAPAN!

同じ韓国の軍事専門家は、「テポドンを、わざと
日本本土に向ける可能性もある」と警告している。

そうでなくても、今、日本は、孤立無援。
薄氷の上を歩くような経済運営を強いられている。
こんなとき、ドンと背中をたたかれたら、
日本は、どうなる?
ほんの少しだけ、想像力を働かせば、
だれにだってわかること。

どうしても「迎撃」ということになれば、その前に、
320基と言われる、ノドンは、どうするのか?
すでに日本全土を標的に、実戦配備についている。

もてる最高度の武器を使いたがる……。
その発想は、K国のそれと、どこもちがわない。
まるで子どもの(おもちゃ)。
しかし、1発、170億円だぞ。
システム全体で、1兆円だぞ!
いや、おもちゃで、すまないから、怖い。

今の日本は、あんな国をまともに相手にしてはいけない。
またその価値もない。
世界から笑われてもよいから、今は、がまん。
今まで、がまんしてきたではないか。

あのASO首相は、こう述べている。
「国民が被害を受けることは断固阻止しなければならない。
万全を期して対応してほしい」(IZAニュース)と。

かっこいい!
かっこよすぎる!

が、「国民」という言葉を使うなら、「国民の80%が
不支持」という現実を、ASO首相は、どう考えてういるのか。
本当に日本のことを考えているなら、まず、自らに恥じて、
辞任すべき。
今回の緊張状態を、まさか、自分の政権維持のために
利用しているとは思いたくはないが、どこかにその意図が、
見え隠れする。

いいのか、日本!
あんな国を本気で相手にしていいのか?
ASO総理に、命運を託していいのか?

この場に及んで、勇ましい主戦論を説く人が多いのには驚いた。
何度も繰り返すが、もしそうなら、まず、
日本人すべてにガスマスクを配布しろ。
地下シェルターを用意しろ。
320基すべてのノドンを迎撃できるようにしろ。
……などなど。

後方の備えをまったくしないで、このまま戦争に突入したら、
日本は、どうなる?
少しは頭を冷やして、ものを考えろ!

……今回ほど、こうした文章を書きながら、自分の書いたことが
的中しないことを願ったことはない。
何ごともなく、無事、終わってほしい。
私が書いたことが、すべて杞憂(きゆう)に終わってほしい。
「あのはやし浩司は、バカなことを書いていた」で、
終わってほしい。

今なら、間に合う!
ミサイル迎撃、反対!

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私は、あのASO首相が、心配でならない。
現実の世界に生きているというよりは、劇画の世界で
生きているような人である。

アメリカのニューヨーク・タイムズ紙でさえ、
「(ASO首相は)、は、扇動的な発言からは誠実さも賢明さもうかがえない」
と酷評した人物である(毎日新聞)※。

どうか、どうか、ひとり、粋(いき)がって、
無茶なことをしないでほしい。

(注※1)アメリカのニューヨーク・タイムズは、日中関係や靖国神社参拝などをめぐるASOの歴史認識発言を取りあげ、「扇動的な発言からは誠実さも賢明さもうかがえない」と批判する社説を掲載したことがある。

社説は「日本の攻撃的な外相」と題し、外相が「天皇陛下の(靖国神社)参拝が一番だ」と述べたことや、日本の植民地支配下の台湾で教育水準があがったことを指摘した発言を取りあげ、「一連のがくぜんとする発言により、アジアの人々の反感を買った」と批判。(以上、毎日新聞)



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