●メタ認知(追記)
今日、ドライブしながら、ワイフに、メタ認知の説明をした。ワイフは、たいへん興味深そうに、私の話を聞いてくれた。
メタ認知……わかりやすく言えば、自分の思考プロセスを、客観的に意識化することをいう。私が、「人間が知覚する意識の中でも、最高度のものだよ」と説明すると、「ふ~ん」と。
私「なぜ、自分がそのように行動し、考えるかという、そのプロセスを知ることだよ」
ワ「それがわかったからといって、どうなの?」
私「自分で、自分をコントロールすることができるようになる」
ワ「そうねえ。自分がなぜ、そのように行動し、考えるかがわかれば、自分で自分をコントロールするのは、簡単ね」
私「そうなんだよ」と。
私が、なぜ、こうして毎日文を書いているかと言えば、その原点に、(生)があるからである。その(生)を確認するために、文を書いている。それはまさしく、(生との闘い)と言ってもよい。そういうプロセスを知ることが、メタ認知ということになる。それを話しているとき、若い男が運転する、ランドクルーザーとすれちがった。横には、若い女性が、乗っていた。
私「ほら、あの男。自分では、自分で考えてあの車を買ったつもりでいる。しかし実際には、自分の力不足を、ごまかすために、あの車を買ったのかもしれない。ランクルに乗っているだけで、大物になったような気分になれる」
ワ「でも、本人は、それには気づいていないわね」
私「気づいていない。自分の中の、奥深くに潜む意識によって、操られている。おそらく説明しても、あの男性には、理解できないだろうね」と。
その男性は、(生的エネルギー)(ユング)というよりは、(性的エネルギー)(フロイト)のほうに、強く操られていたかもしれない。常識で考えれば、あれほどまでに若い男が、600~800万円もするような高級車に乗れることのほうが、おかしい。
言いかえると、性的エネルギーは、それほどまでに強力ということ。が、それはそのまま私たち自身の問題ということになる。
私たちは、今、なぜ、今のような行動をし、今のように考えるか。行動の内容や、考えの内容は、どうでもよい。問題は、なぜそのような行動をし、考えるかを知る。それがメタ認知ということになる。
私「もし精神疾患をもった人が、自分を客観的にメタ認知できるようになったら、自分で自分の病気を克服できるようになるかもしれないね」
ワ「すごいことね」
私「そう、すごいことだ。が、重度の患者ほど、『私は正常だ』『どこも悪くない』と言ってがんばる。つまりメタ認知ができないということになる」と。
こんな例が適切かどうかは、知らない。が、こんなこともある。
空腹になってくると、血糖値がさがってくる。同時に脳間伝達物質が、減少してくる。すると、精神的に不安定になる。人によっては、怒りっぽくなったり、イライラしたりするようになる。
その怒りっぽくなったり、イライラしたようなとき、自分を客観的にメタ認知できたら、どうだろうか。「ああ、今、怒りっぽくなっているのは、空腹のせいだ」と。それが自分でわかる。そうすれば、自分の感情を、その時点でコントロールすることができるようになる。
で、そのときも、そうだった。私はそれを感じたので、ワイフに、「どこかで食事しようか」と声をかけた。ワイフは、それに快く応じてくれた。
今日、ドライブしながら、ワイフに、メタ認知の説明をした。ワイフは、たいへん興味深そうに、私の話を聞いてくれた。
メタ認知……わかりやすく言えば、自分の思考プロセスを、客観的に意識化することをいう。私が、「人間が知覚する意識の中でも、最高度のものだよ」と説明すると、「ふ~ん」と。
私「なぜ、自分がそのように行動し、考えるかという、そのプロセスを知ることだよ」
ワ「それがわかったからといって、どうなの?」
私「自分で、自分をコントロールすることができるようになる」
ワ「そうねえ。自分がなぜ、そのように行動し、考えるかがわかれば、自分で自分をコントロールするのは、簡単ね」
私「そうなんだよ」と。
私が、なぜ、こうして毎日文を書いているかと言えば、その原点に、(生)があるからである。その(生)を確認するために、文を書いている。それはまさしく、(生との闘い)と言ってもよい。そういうプロセスを知ることが、メタ認知ということになる。それを話しているとき、若い男が運転する、ランドクルーザーとすれちがった。横には、若い女性が、乗っていた。
私「ほら、あの男。自分では、自分で考えてあの車を買ったつもりでいる。しかし実際には、自分の力不足を、ごまかすために、あの車を買ったのかもしれない。ランクルに乗っているだけで、大物になったような気分になれる」
ワ「でも、本人は、それには気づいていないわね」
私「気づいていない。自分の中の、奥深くに潜む意識によって、操られている。おそらく説明しても、あの男性には、理解できないだろうね」と。
その男性は、(生的エネルギー)(ユング)というよりは、(性的エネルギー)(フロイト)のほうに、強く操られていたかもしれない。常識で考えれば、あれほどまでに若い男が、600~800万円もするような高級車に乗れることのほうが、おかしい。
言いかえると、性的エネルギーは、それほどまでに強力ということ。が、それはそのまま私たち自身の問題ということになる。
私たちは、今、なぜ、今のような行動をし、今のように考えるか。行動の内容や、考えの内容は、どうでもよい。問題は、なぜそのような行動をし、考えるかを知る。それがメタ認知ということになる。
私「もし精神疾患をもった人が、自分を客観的にメタ認知できるようになったら、自分で自分の病気を克服できるようになるかもしれないね」
ワ「すごいことね」
私「そう、すごいことだ。が、重度の患者ほど、『私は正常だ』『どこも悪くない』と言ってがんばる。つまりメタ認知ができないということになる」と。
こんな例が適切かどうかは、知らない。が、こんなこともある。
空腹になってくると、血糖値がさがってくる。同時に脳間伝達物質が、減少してくる。すると、精神的に不安定になる。人によっては、怒りっぽくなったり、イライラしたりするようになる。
その怒りっぽくなったり、イライラしたようなとき、自分を客観的にメタ認知できたら、どうだろうか。「ああ、今、怒りっぽくなっているのは、空腹のせいだ」と。それが自分でわかる。そうすれば、自分の感情を、その時点でコントロールすることができるようになる。
で、そのときも、そうだった。私はそれを感じたので、ワイフに、「どこかで食事しようか」と声をかけた。ワイフは、それに快く応じてくれた。