最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●ネットブック

2009-02-01 17:13:07 | Weblog
● ネット・ブック

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ネットブックが、3台になった。
HPの2133、ACERのASPIRE(1)、
それにMSIのU100。

U100は、今夜、買った。
緊急値下げということで、4万2700円。
ネット販売の価格より、ほんのわずか高かったが、
即、手に入るということで、近くの店で買った。

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●日本勢、敗れたり

台湾製のネットブックが、日本で席巻きしている。
売れ筋のネットブックは、HP社、DEL社をのぞいて、すべて台湾製。
HP社のパソコンも、DEL社のパソコンも、中身は、台湾製。

そのあとを日本勢が追いかけている。
エプソン、東芝、NEC……。
エプソンをのぞいて、どれもパッとしない。
今のところ、日本勢に、勝ち目はない。

その第一。
性能はほとんど変わらないのに、値段が、2~3万円も割高。
無駄なものばかりくっついて、値段が高い。
(付加価値をつけて、利益をあげようという意図が見え見え。)

その点、MSIのU100には、無駄なものは、いっさい、なし。
XPにしても、セットアップから、自分でする。
おまけのソフトも、なし。
包装も、簡単なもの。

その代わり、うれしかったのは、収納バッグが付属していたこと。
(ACERのASPIRE(1)も、バッグが付属していた。)
こういう気配りが、うれしい。

で、近く、ソニーのネットブックが発売になるという。
すでに店には見本が並んでいる。
大きさは、ちょうどASPIRE(1)や、U100を、上下に半分に
割った大きさ。
キーボードの配列、大きさは、ほぼ同じ。
それを見た私の感想は、「これでは売れない」。
理由がある。

第一に、値段が高すぎる。
実売価格は、9万円前後。
若い人が、おいそれと買える値段ではない。
が、最大の理由は、日本の会社の悪い癖というか、差別化意識が強すぎる。
ソニーはソニーの独自色を出したいのだろうが、出しすぎ。
売れ筋の後を追ってでもよいから、どうして(売れるもの)を作らないのか?

「どうだい、うちのソニーは、こんなものを作れるんだぞ」というような
傲慢さが、かえってユーザーの購買意欲を退けてしまう。

今、売れ筋は、(1)値段が安く、(2)持ち運びができて、(3)そこそこに
機能するパソコンである。
小さければ小さいほどよいというわけではない。
小さくてよければ、KOJINSHAのが、2万9000円から出ている。
無駄なものは、必要ない。
それに日本勢は、サービス過剰。
包装もマニュアルも、バカていねい。

ショップにあるカタログによれば、おしりのポケットに収まるという雰囲気だが、
どこのだれが、おしりのポケットに、パソコンなど入れるだろうか。
仮に入ったとしても、そんなところへは入れない。

が、何よりも致命的なのは、バッテリーのもち時間が短い。

本体が小さいから、バッテリーも小さくなったのだろうが、今どき3時間程度
しかもたないネットブックなど、だれが買うだろうか?

日本のメーカーも、一度、ものづくりの原点に立ち返るべきである。
安くて、よいものをめざす。
(飾り)よりも(中身)。
言うなれば日本製は、盆暮れの付け届けで届く、海苔の化粧箱のよう。
見た目には豪華だが、中身がない。
一方、台湾製は、中身だけを売るといった感じ。
ユーザーの身になって、製品を開発している。

では、どうするか?

(1)おかしなプライドは捨てて、売れ筋のパソコンで勝負する。
(2)台湾製が5万円なら、4万5000円で出す。

少しきびしい意見だが、日本の再考を願って、一言。

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