最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

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(3)

2010-02-17 06:06:39 | Weblog


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

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【最後にババを引く人】

●不気味な上昇

 中国の経済指標は、上海B株をみて判断する。
その上海B株。
一本調子に上昇しつづけている。
すでに2年(2008)前のリーマンショック以前の水準に、戻りつつある。
今年(2010)、中国の経済成長率も、10%前後と予想されている。
バブルである。
完全なバブルである。

 つまりその分だけ、アメリカや日本から資金が逃避しつつある。
逃避したお金は、・・・というより危険を察知した投資家たちが、その矛先を「金」に向け
始めている。
そのため金価格が、ジワジワと上昇しつづけている。
現在、グラム3600円前後。

その様相は、リーマンショック以前の経済状況と、たいへんよく似ている。
あのときも、まず金価格が、じわじわと上昇し始めた。
半年くらいをかけて、グラム2000円前後から2600円前後にまで上昇した。
「アメリカがあぶない」と感じた投資家たちが、金を買い始めた。
またあのときはアメリカだったが、今度は、中国。
まるで洪水のように、世界中の資金が、中国市場になだれ込みつつある。

 中国経済があぶない・・・というよりは、中国のバブル経済がはじけたとき、世界は、
リーマンショックをはるかにしのぐ衝撃に襲われる。
ドバイショック(2009)の比ではない。
規模がちがう。
一説によれば、ドバイショックの1000倍の威力があるという(韓国経済誌)。

●同じ失敗

 リーマンショックで、財産を失った人は多い。
私の知人の中には、1億円あった資産(株)を、100万円にしてしまった人もいる。
100分の1である。

加えて円高。
とくに外国債券に手を出した人の被害が、大きかった。
平均して、30~40%前後の損失を出したと言われている。
が、それからちょうど1年。
今度は、ドバイショック!
外国債券の損失額をみるかぎり、ドバイショックは、リーマンショックの10分の1程度
とみてよい。

 これらの数字を並べてみると、仮に今度、中国でバブル経済が崩壊すれば、リーマンシ
ョックの約100倍の衝撃が、世界中を襲うことになる。
(100倍だぞ!)
名づけて「上海ショック」。

 そのとき日本経済も崩壊する。
が、何よりも恐ろしいのは、こうしたバブル経済の崩壊というのは、まったく予告なく、
突然、始まるということ。
リーマンショックのときもそうだった、ドバイショックのときもそうだった。
日本のバブル経済崩壊のときも、そうだった。
「あぶないな?」と思っていた人は多かった。
しかしいつも突然だった。

●上海ショック

 リーマンショック、あるいはドバイショックで、財産を減らした人も多い。
しかしこの2~3か月、再び世界の株価は上昇しつづけている。
外国債券価格も、持ちなおしてきている。
だから中には、「何とか、損した部分だけも、取り返したい」と考えている人も多いはず。
「あとxか月持ちこたえてくれれば、何とかなる・・・」と。

 しかし(そのとき)があぶない。
というのも、そのとき、世界中の人たちが、(投資家ではなく、一般庶民が)、いっせいに、外国債券を売って、資金の回収に向かう。
そういう意味で、人間の心理には、共通性がある。
「同時行動性」といってもよい。
だから昔から、こう言う。
『そこらのオジちゃん、オバちゃんが、証券会社のロビーに並ぶようになったら、証券取
引から手を引け』と。

 今がそのときかもしれない。
私もそのオジちゃんの1人だが、私が動くとき、世界中のオジちゃん、オバちゃんも動く。
何しろ数が多い。
そういう人たちが、いっせいに動く。
それがこわい。
・・・といっても、その前に、プロの投資家たちは逃げるから、最後にババを引くのは、
結局は、オジちゃん、オバちゃんということになる。

●何が安全か?

 では、手持ちの資金は、どこへ逃避させたらよいのか?
もっとも好ましいのは、現物投資ということになる。
そのひとつが、金投資。
が、すでに金価格は上昇しきっている。
円安が進めば、グラム4000円台をねらうかもしれないが、そこまで円安に向かうかど
うか、わからない。
 
 つぎにタンス預金がある。
インフレ、円安になった分だけ、目減りするが、(現金)には、それなりの力がある。
大切なことは、最後に、ババだけは引かないこと。
その一歩手前で、損切りも覚悟して、売り逃げること。
「あと少し」「まだいける」と欲を出したとたん、プロの投資家たちの餌食(えじき)にな
る。

●その(時)

 2010年は、何とも不安定な状況から始まった。
明日、上海ショックが起きてもおかしくない。
あるいはドバイショックがそうだったように、まったく予想外のところから、火の手があ
がるかもしれない。
たとえば日本のJALの法的整理。
そういったものが上海ショックの引き金を引く。
ドカーンと爆発する。

 ・・・以上、はやし浩司というド素人の意見。
あまり本気にしないでほしい。
無責任に思う人もいるかもしれないが、そのときは、こう考えたらよい。

 まじめにコツコツと働く人よりも、マネーゲームをしている人のほうが、儲かるという
しくみそのものが、おかしい。
それが進んで、「まじめに働くのが、バカ臭い」と、みなが思うようになったら、おしまい。
そのとき、世界経済は、本当に崩壊する。
その(時)は、刻一刻と、しかし確実に近づきつつある。
(2010年1月11日夜記)


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