最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/

(2)

2010-06-23 12:29:43 | Weblog


●MH氏

 MH氏とのつきあいは、もう40年以上になる。
当時MH氏は、ある国で、領事館の領事をしていた。
何かと便宜を図ってもらった。
そのMH氏も、今年81歳。
息子氏と娘氏がいるが、現在は東京と京都に、離れて住んでいる。
数年前、ころんで腰を痛めてからは、マンションの中で、車椅子生活をしている。
最近は、ほとんど寝たままとのこと。

●老後のわびしさ

 老後のわびしさは、この一文に集約されている。
読めば読むほど、考えさせられる。
「明日は我が身」というような、生やさしいものではない。
またそういう言葉でごまかせるような、一文でもない。
が、「これが人生」と言い切るのは、あまりにもわびしい。
じんとした切なさが、私の心を塞ぐ。

●老後の孤独

 若い人たちからみれば、老人はみな、愚かで、バカに見えるかもしれない。
死ぬのが当然だから、死ぬことに対して、恐怖心もないだろうと思うかもしれない。
気力が衰える分だけ、孤独にも鈍感になると思うかもしれない。
が、これは誤解。
まったくの誤解。
老人だって、1人の人間である。
今の(あなた)と、どこもちがわない。
ちがわないことは、この文を読めばわかる。

 私たちだって、さみしい。
孤独。
死ぬのは、こわい。

●感謝

 老後の生き方には、大きく分けて2つある。
ひとつは、バカに徹し、何もかも忘れて生きる。
もうひとつは、老後と戦って戦って、戦い抜いて生きる。
が、どちらにせよ、それにも限度がある。
バカになればなるほど、そのあと襲ってくるのは、虚しさ。
戦うといっても、体力や気力が衰弱すれば、おしまい。
戦いようが、ない。

 が、MH氏は、「感謝」という言葉を使っている。

●喜び

 昨日、たまたま長男に、こんな話をした。
「今のお前にはまだわからないかもしれないけど、ぼくの年齢になるとね、
歩けるということだけも、喜びなんだよ」と。
そこらにある(当たり前)のことが、実は(当たり前)でないことが、よくわかる。
「感謝」という言葉は、その延長線のずっと先にある。
だから私は歩く。
時間さえ許せば、車から降りて、歩く。
「楽をしたい」という思いは、あまりない。
そのかわり、「明日も、元気であればいい」と願う。
それができたとき、「感謝」という言葉が口から出てくる。
毎日が、その繰り返し。
私にはまだよくわからないが、生きるということはそういうことか。

●メール

 たった今、MH氏にメールを送った。
「起きていたら、電話で話をしましょう」と書いた。
それからすでに30分以上。
MH氏は、もう眠ったのかもしれない。
返事がない。
起きていれば、すぐ返事をくれる人である。
もう少し、待ってみよう。

(午前1:00まで待ってみたが、MH氏からは連絡なし。
おやすみなさい!)


Hiroshi Hayashi+教育評論++May.2010++幼児教育+はやし浩司

●森鴎外

++++++++++++++++++

思いつくまま、森鴎外について……。

私の記憶にまちがいがなければ、
森鴎外は、60歳の年に、亡くなっている。
東京で亡くなったが、遺骨は、東京と
津和野の両地に葬られている。
津和野の森鴎外の生家には、一度、観光客として、
行ったことがある。

代表作というわけでもないが、やや長編の小説に
『雁(がん)』がある。
その中に、「お玉」という女性が出てくる。
私の祖母の名前と同じだったから、よく覚えている。
ただ「雁」の中の「お玉」は、美しくて可憐な
女性だった。
一方、私の祖母は、勝ち気で、気性の荒い女性だった。
こんなことはどうでもよいが、「60歳」という
年齢が、どうも心にひかかる。
当時としては、長命のほうだったのかもしれない。
しかし自分がもうすぐ63歳になることを考えると、
「若くして死んだんだなあ」と思ってしまう。

で、『雁』は、森鴎外が東大の医学生だったころのことを
書いた小説である。
小説の中には、そのあたりの地名がたくさん出てくる。
私が若いころには、森鴎外が散歩したのと同じコース
を歩くのが、ひとつの流行になっていた。
私も一度、その近くで幼稚園を経営している男性と、
いっしょにそのあたりを歩いたことがある。
10年ほど、前のことである。
小説の中に出てきたソバ屋かどうかは知らないが、
その男性は、不忍池の近くにあるソバ屋へ連れて
行ってくれた。

小路に入ったところにあるソバ屋で、おいしかった。
「ノリをかけたのが、ざるソバ。
ノリのかかっていないのが、かけソバ……」と、
その男性が話してくれたのを、覚えている。
ひょっとしたらその男性は、森鴎外の『雁』を
よく知っていて、そのソバ屋へ連れて行って
くれたのかもしれない。
上野方面から歩いて、大通りを右へ曲がり、
10件目くらいの、左側にあるソバ屋だった。
そのあたりでは、その店を知らない人はいない
という。

それからもう10年ほどになる。
「もう一度、行ってみたい」と思いつつ、もう10年!
上野のほうへ行く機会が、ほとんどない……。

そうだ、グーグル・マップで調べてみよう!
……ということで、今、調べてみた。

……私の記憶にまちがいがなければ、そのとき
行った店は、『そば屋・蓮玉庵(れんぎょくあん)』という
店だった。
不忍池の沿った不忍通りから一本、南側に
並行して走る小路である。
その小路に、そのソバ屋はある。
(今ではそんなことまで、ネットを使えばわかる!)

……今度は、グーグルの検索を使って調べてみる。
で、やはりそうだった。
だれかのHPに、こう紹介されていた。

「……お花見シーズン到来と言うことで、
上野の花見の後に上野の蕎麦の名店、
蓮玉庵(れんぎょくあん)に行ってきました。
森鴎外の「雁」の文中に登場する蓮玉庵は、
創業安政六年(1860年)の老舗蕎麦屋……」
(こくばんBLOG・リボン・ハッカ・キッズ)と。

やはりそうだった!
その男性は、森鴎外ゆかりのそば屋として、その
店に連れて行ってくれた!
そう言えば、その男性がそんなような話を
してくれたのを、記憶のどこかに残っている。

……とまあ、話がどんどんと脱線してしまったが、
今にして思うと、森鴎外が食べたそばと、10年ほど
前に私が食べたそばが、同じものだったような
気がする。
10年前も、100年前も、同じ。
それよりも、60歳と62歳。
森鴎外が『雁』を書き終えたころの60歳と、
現在の私の62歳。
そちらのほうが気になる。
つまり私は森鴎外が死んだあと、プラス2年目を
生きている!

そうそう津和野の森鴎外の生家だが、小さな質素な
家だった。
近くに観光バスが止まり、歩いて数分のところだった
ように記憶している。
父親も医者で、当時としては立派な屋敷だったのかも
しれない。
今、そんな記憶が、あちこちから集まってきて、
頭の中で、ひとつの形をつくる。

……そう言えば、森鴎外の『雁』は、私の家にもある。
朝食が終わったら、読み直してみよう。
62歳の森鴎外になったつもりで……。
今なら、森鴎外の当時の気持ちが、より深く理解できる
かもしれない。

みなさん、おはようございます。
5月27日、朝。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 森鴎外 雁 津和野 蓮玉庵(れんぎょくあん) 上野 不忍池)


Hiroshi Hayashi+教育評論++May.2010++幼児教育+はやし浩司

●風当たり

+++++++++++++++++

このところ私のhpやblogに対する
風当たりが強くなってきた。
どこかの団体(?)は、刑法を散らつかせて、
私の書いた原稿を批判してきた。
それだけ影響力も、大きくなってきたという
ことか。

が、本来なら、喜んでよいはずなのに、その
喜びがない(?)。
私にはサッカーでいうような、サポーター
がいない。
私を陰で応援してくれている人もいるの
だろうが、そういう人たちの声や姿が
見えない。
聞こえない。
だからとって、これはグチではない。
最初から、そういうものと、割り切っている。
しかしこのところやや疲れを感じ始めたのも、事実。
「どうしてこんなことをしているのだろう?」と。
いつだったか、どこかの男性(30歳くらい)が、
こう言った。
「あなたは奇特な人だ」と。

ほめてくれたのか、バカにされたのか。
今でもよくわからない。
たぶん、バカにされたのだろう。
自分でも、それがよくわかっている。

ゆいいつの収入といえば、メルマガ(電子マガジン)
のコマーシャル料だった。
だれかがクリックしてくれると、1クリックごとに
20円の収入になった。
それがたまって、2~3か月ごとに、2000円
前後になった。

どういうわけか、私は、その2000円がうれしかった。
ほかで得る収入とは、まったくちがった。
が、そのメルマガの経営母体がかわり、その収入も
途絶えた。
今は、広告収入は、そんなわけでゼロ。

さきほどマガジンの6月号の配信をすませたが、
「もうやめようか」という迷いが、何度も、
頭の中を横切った。
今は、マガジンというより、blogの時代。
読者数が、一桁ちがう。
一方マガジンのほうは、一向に読者がふえない。

また最近では、twitterがある。
全盛期と言ってもよい。
「私も……」と思って参加してみたが、みな、
若い人ばかり。
どうも居心地が悪い。
で、やはりこうしてまたまた意味のない
文章を書き始めてしまう。

……やはり、これはグチか。
アメリカではグチ(COMPLAINMENT)は、
精神疾患(うつ病)の立派な主症状のひとつになっている。
つまり精神疾患の診断項目のひとつになっている。
だからグチはやめよう。

ともかくも、私はめげない。
前に進むしかない。
そこに何があるかわからないが、
前に進むしかない。
「がんばれ!」と自分にムチを打つ。
負けてたまるか!

2010年5月26日朝

Hiroshi Hayashi+教育評論++May.2010++幼児教育+はやし浩司

【5歳児・大小感覚+数の大小】

●BW教室より、おうちの方へ


今週は、大小感覚+数の大小についての学習を進めました。
途中、ひとり声をあまり出さない子どもがいましたので、
何とか声を出させようと、ややふざけたシーンもありますが、
許してください。
(これも指導のうち?、です。)

大小弁別→相対的な見方、考え方→数の大小と学習を進めました。
子どもたちが「数は楽しい」と思ってくれたら、それで成功!
あとは子どもたちは自分の力で伸びてくれます。

(1)
<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/XZNVk7l7aX8&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>

(2)

<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/hamUaLVUs_Y&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>

(3)

<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/uwjr4GAFP-0&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>

(4)

<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/f5T7bhBx_38&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>

(5)

<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/Cp_P1QpD-TI&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>

(6)

<object width="425" height="344"><param name="movie" </param><param </param><param name="allowscriptaccess" </param><embed
src="http://www.youtube.com/v/Cp_P1QpD-TI&hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object>


●直接「BW公開教室」へ来てくださる方は、
  
  http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/

より、どうぞ!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
***********************************

このマガジンがお役にたてそうな人が、あなたのまわりにいませんか?
よろしかったら、どうか、このマガジンのことを、お友だちの方に
話していただけませんか?

よろしくお願いします。              はやし浩司
***********************************
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
まぐまぐプレミア版(有料版)のお申し込みは……
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page141.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                      
.   *※※
.※※  ***※
.*※※…※}※**   
. **++ ※))
. {※}※※ /
. ※*… /mQQQm
.**/| |Q ⌒ ⌒ Q  Bye!
.  = | QQ ∩ ∩ QQ   
.       m\ ▽ /m~= ○
.       ○ ~~~\\//
.=================================
.みなさん、次号で、またお会いしましょう!
.=================================

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。