夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

面白いぞ~~!

2008年06月13日 | 宝塚・舞台
4月からアルバイトで入ったAさんが宝塚にはまってくれた。
履歴書の趣味欄に「ミュージカル鑑賞」と書いてあり、
興味があって採用して貰ったのだけれど、四季が好きだそうで・・。
色々と話しをしては盛り上がる事が出来ました。
・・で、「宝塚を観てみたい」と、言う彼女のリクエストで
ビデオをお貸ししたわけです。

最初は無反応??のように感じたのだけれど、
見事にはまってくれました

それからが面白い


宝塚ファンにとっては当たり前の質問をしてくれる。
「組って何ですか?」とか、
「ファンクラブの入り方は?」とか・・。
笑ってしまったのは、
○ちゃんねる等で色々と調べているみたいで、
「轟さんってどんな人なんですか??」
とりあえずは説明しましたけれど・・
自分にとっては当たり前の事を聞かれる面白さとでも
言えば良いのでしょうか??

そこまで嵌らなくても良いのでは??と、心配になりながらも
面白がっている現状であります。

自分が小学生の頃、「歌劇」を熟読していた頃を思い出しました。
「おとめ(劇団名簿)」で生徒さんのニックネームを全て覚えて
友人達と話していた頃・・
その後、
なんとな~~く観ていた時期や、
興味の無い時期もありましたが、
結局戻って来ています。

自分にとっての「日常」になっている「宝塚」であります。

Aさんにとっての宝塚はどうなるのか??
楽しみだわ~

幸せなミュージカル

2008年06月13日 | 宝塚・舞台
1人でミーマイ観劇

やっぱり、このミュージカルは楽しいですわ
先週のお客さんの乗りの悪さは一体何処に??みたいな
感じの乗りの良さ
席が2階席だったからなのか??
ファンクラブの人達が盛り上げてくれてる感をなんとなく
感じたりもしたのだけれど、盛り上がってしまえばこっちのもの
でしょう
舞台上のセナ王子の駄洒落も絶好調
コメディだし、きっとお客さんも台詞が頭に入っているような人達ばか
りだと思うのだけれど、そんな中よく王子は頑張っているし
彼女のビルになっていた。
出の場面ではがに股歩きの下町のビルが、場面を追うごとに
立ち方、歩き方が紳士?のそれへと変わっていくの。
歌って、踊って、芝居して、帽子回して・・
立ち方まで変えて行くのには驚きましたわ。

サリー役のかなみちゃん。
最後は彼女の十八番の艶っぽい女性が観たかった気もしたけれど・・、
ま、仕方が無いですね。
私のサリーのイメージは声を潰してしまったビデオの佳子ちゃん
だったので、綺麗な声のサリーでした
ビルの為に身を引く・・なんとも切ない部分を芝居してくれた。
「一度でも}の歌で私が泣いたのは初めてだと思います。
綺麗な声です・・・。

ジョン卿のキリヤン。
名古屋だか博多だかのビル役が決まっているそうですが・・。
なんとも、劇団のいやらしい策略が許せないわ。
芸達者の彼女だもの、なんでもOKなのでコメントはしません。
ただフィナーレで明日海さんとのダンス場面・・背の低さが~~~
歌も良いし、ダンスも良いのに身長がねぇ

マリア公爵夫人。
お疲れ様でした。
エトワールからの衣装替えが大変でしょうねぇ。

未沙さんのパーチェスタさん。
その場に居るだけで存在感があるし、やっぱり好きだ!!
あの身のこなし素晴らしい
マヤさんは真央さんと同期だったよね・・・。

ジャッキー明日海さん。
綺麗な人ですねぇ。ジャッキーにあっていたと思います。
前回の時はあいあいのジャッキーだったのだけれど、それはそれでよかった。
だけど、やっぱりジャッキーは男役さんが演じる方が観ていて面白いのよ。
あの「トップへ登るわ」の
歌詞のある「自分のことだけ考えて」は二番手三番手の男役さんが歌う
から楽しいのよ
あ、あいあいも娘役としては同じ立場か・・・。
役替わりでジャッキーを演じていない時の明日海さんはフィナーレで
若手男役二人と一緒に歌う淑女として出てきます。
この歌が・・・・・
おかまが出てきたのかと思うわけ
あの可愛い衣装で、その声はまずいでしょう・・・でした。
今回観た、あいあいは似合っていたのよねぇ・・、仕方が無いよねぇ。

ヘザーセット役の越リュウさんも良かった。

今回はとにかく主役以外の生徒さんの役が少ないから
可哀想なのかもしれないけれど、
ダンスナンバーが多いのでOKですよ。
そうそう、
むらでは初舞台生のロケットだったので衣装が赤と白で
可愛いラブリーな衣装なんだけれど、
苦笑してしまう方が数人居た事を書いておきます


やっぱり、ミュージカルは楽しいな~
と、幸せな気持ちで帰って来た夕方でした。