妻も私も環境問題には敏感です。
特に妻はドイツにいたので、環境意識が高いです。
ドイツの生活では、リサイクルが当たり前でゴミが出なかった
自給自足の意識が高かった
そうです。
そのようなバックグラウンドもあり、当院レベルで微力ながら、環境に配慮して運営しております。
まずは太陽光採光システムひまわりによる照明
太陽を自動追尾し、お日様が出ている間は実に明るいです!
次にソーラーパネルによる太陽光発電
これだけで業務に十分な電力を賄うことは無理なものの
機材の充電に役立っています。
非常時には、ソーラーパネル及びバッテリーからの電源で診療を続けられます。(短時間)
悪天候が続くと…
残念ながら役に立ちません。
最悪の場合には、人力で発電ができる非常用装置があります。^_^
(携帯端末の充電ぐらいしかできないかも)
そして最大の取り組み(と私達が考えている)が
絆創膏を患者さんに用意してもらうことによる
ゴミや二酸化炭素排出の削減
ということです。
患者さんには不評かもしれません。
通常の医療ルートで絆創膏を購入すると
箱からパッケージからして
とてつもないゴミが発生します。
(それに一般向けのものより値段が高めです)
また納入作業に車両が使われるので
排気ガスに含まれる二酸化炭素や窒素化合物の発生
環境的に大きな問題です。
医療に使われる機材は、感染予防のため基本的に使い捨てです。
それは当然のこととして
治療のレベル、免疫力のレベルを考慮して
すべての治療が手術室、無菌状態のレベルである必要がありません。
当院が用意しても患者さんに用意してもらっても、絆創膏の使用枚数が減るわけではないので
努力している割にはゴミの量がそれ程変わらないかもしれません。
しかしながら、余っている家庭用のを持ってきてもらうだけでも、トータルとしてムダを省いていることになります。
絆創膏を全て用意していた頃は、消費に絆創膏の納入が追いつかず
来る日も来る日も箱の山
絆創膏の搬入でどれだけの排気ガスが出たのでしょうか?
これは何とかしなければ
と危機感を抱き、現在のスタイルになりました。
最後に、余興になりますが
「緑」ですね
二酸化炭素の吸収は微々たる量でも
患者さんの心をポジティブにしてくれます!(と信じています)
環境に対するアイデアが新たなアイデアが浮かべば
改善?していくことでしょう。
医療であっても
少しでもゴミを減らす
二酸化炭素などの排出を減らす
といった配慮が
令和と言う新しい時代
そして持続可能な次世代に向けて
もっと考慮されるべきだと考えております。
私達の考えを理解、協力して下さっている患者様には感謝しております。