マッチョ(?)な人ほど気をつけましょう。
「週3回ジムで鍛えています」という人の中には、検査をしてみたら脂肪肝だったり、高脂血症(コレステロールが高い)だったりする人がしばしばいらっしゃいます。
「運動しているのにどうして?」と思われる方も多いかもしれませんが、体を大きくする運動と、健康のための運動は違うのです。
かのジャッキーチェンは「マッチョな大きな体は必要ない。」と言っていました。
筋肉モリモリの体は男性、女性ともに格好いいと思います。
ですが、その前に大切なことを考えてみましょう。
「週3回ジムで鍛えています」という人の中には、検査をしてみたら脂肪肝だったり、高脂血症(コレステロールが高い)だったりする人がしばしばいらっしゃいます。
「運動しているのにどうして?」と思われる方も多いかもしれませんが、体を大きくする運動と、健康のための運動は違うのです。
かのジャッキーチェンは「マッチョな大きな体は必要ない。」と言っていました。
筋肉モリモリの体は男性、女性ともに格好いいと思います。
ですが、その前に大切なことを考えてみましょう。
元プロレスラーのアントニオ猪木さんは、確か昔、体を作る為に食事を取りすぎて糖尿病になりましたからね。
やはり、何事もほどほどがいいのですかね?
猪木さんの凄いところは、根性(食事療法)で糖尿病を乗り切った(らしい)ということ。凡人には到底できません。
一般的には、中庸は大切でないでしょうか。
詳しく調べたら、食事療法と共に入院中も病院の階段の上り下りを繰り返し行って有酸素運動を続け(他にも色々な荒行を...)、入院した日から44日目でリングに復帰したみたいですね。
すごすぎてまったく見本になりませんね。
そうできなくても、近づくことくらいは。
スリムが美しいというイメージを発信している業界をそのままにして、後始末を医師の役目としても良い結果にはならないと思います。
世の中にはいろいろな考えや価値観があり、それらを尊重することが大切だと思います。
その手助けを、「1ヶ月で10kg痩せる」とか書いて、医師がクリニックの宣伝などで助長してはいけないと思いますよ。国家資格を持つ医師の使命は大切です。これで私の書き込みは終えます。
他者のせいにする前に、なぜ拒食症などになるのか考えてみてください。
実際に痩せたい人がいるのは事実で、その人達に健康的な痩せ方を指導するのが悪いこととは思いません。
一方で摂食障害(拒食症)のように、認識の誤りを正すのも医師の役目です。
どちかに偏るのではなく、バランスよく導くのが私の考える役割だと思います。