もう1ヶ月以上前のことですが
(当時)1歳になった娘を連れて国立西洋美術館の
ラファエロ展に行ってきました。
ラファエロといえば人物画
聖母子像
この黒塗りはラファエロによるものではなく
後世の第三者によって手が加えられたものだそうです。
有名な作品でも意外にそういうことがあるのですね。
娘にはラファエロの絵が生きているように見えたのか
近くに寄ると「わーん、わーん」泣き出してしまい
係員から、「授乳室がありますので…」
とやんわりイエローカードをもらいました。
でも、お腹が空いて泣いていたわけではないのは分かっていたので
少し落ち着かせてから、再挑戦。
先ほどの「大公の聖母」は同じ赤ちゃんが描かれているので
他の絵ほどではないものの、ややしかめっ面をしながら
何とか見ている。
他の絵に移ると
「わーん」とまた泣き出し
即レッドカード
他のお客様ごめんなさい。
そそくさと退室しました。
会場を出ると娘は泣き止み普通モード。
ラファエロの絵が娘には怖かったのではないかと推測しています。
その証拠にその帰りに寄った
(ゆっくりラファエロ展観られなかったもので)
国立博物館の東洋館では
ガンダーラ地方の鼻の高く、彫が深い仏像を娘は喜んでみていました。
小さな子供と出かけるのは大変ですが
発見が多く楽しいものです。