ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

イタリアでは白桃の缶詰が売っていません

2013-07-27 00:24:17 | 日記

 

果物が豊富で安価なイタリアは、日本に比べるとメロンでも桃でもかなりお安いです。
物価の高いミラノでも、あ!安い!って思うくらいですから、シチリアなんか、もうビックリ!です。

何時だったか、路上の果物屋さんで、メロンの値段を見て、うん?シチリアなのにミラノと同じくらいの値段、、、ちょっと高いなと思って、よく見てみると・・・
1コの値段とばかり思っていたものが、なんと1箱(4つだったかな)の値段
安心したような驚いたような・・・

で、桃の話ですが、ばん桃と呼ばれる平べったい桃は、日本だとお高いですが、イタリアではやはり日本の3割程度のお値段
ただ知れ渡っていないので、あまり売れません。
イタリア人が桃でイメージするのは、黄桃です。
外見は、白桃とさほど変わりませんが、割ってみると果肉は黄色いので、日ごろ白桃しか接する機会がない日本の方は、ちょっと驚くことが多いようです。
そんなことで、缶詰や瓶詰で売っているコンポートは黄桃ばっかしで、白桃を見たことがありません。
生の果物でならどこでも売ってるんですけどね・・・

冷たいお菓子にしたい場合、桃は時間が経つとどうしても変色してしまいますから、シロップ漬け(加熱加工)したものを使用したいのですが、これが探せどない!
ないものは作るしかないミラノですから(笑)自分でやっつけます。

 

産毛を綺麗に洗ったら、縦に種を中心にグルっとナイフを一周
これで超簡単にパコッと2つに分かれますから、種を取り除いたら皮付きのままシロップで煮ちゃいます。
(シロップは、水1Lに白ワイン200ccお砂糖250g)
レモンの輪切りを厚く切ったものを入れると風味がよくなります。

余ったシロップは、ミントの葉を20枚くらい入れて、フードプロセッサーでガーっとしたら、冷凍庫に入れて桃ミントシャーベットに

暑いので喉越しよく、ヒヤッとしたデセール(ドルチェ)
桃ジュレとパンナコッタの二層仕上げ

 

アイスクリーム(自家製)にもこのコンポートを使用します。
アイスクリーマーなくとも自宅でアイスクリームできますよ~
レシピはまたの機会に書きますね。

 

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