ここ数日蒸し暑いミラノ
でも、毎日のように雷が聞こえ夕立があったり、時には雹が降ったり、天候が安定しているようなしていないような変なお天気です。
こうなると街中の湿度が高くて、不快指数が上がってきますが、日本よりはカラッとしてます。
暑いのはもちろんミラノばかりではなく、街中に川が流れているようなピアチェンツァやパルマは、とても平坦な地勢と相俟って、イタリアでは過ごしにくいとされる夏を迎えています。
パルマに行くといつも不思議なのは、街を二分するように南北に流れるポー川支流のパルマ川に羊や馬がいること・・・
放牧地に行くのにここが通り道になっているのでしょうか・・・
パルマは、イタリア北中部、ミラノとボローニャの中間に位置して、生ハムが有名ですね。
パルマ産の生ハムは、あまり塩気がなくどちらかというとやや甘めの味付け。
まあ、熟成期間にもよりますが、３６ヶ月程度のDOPですと、風味が増すのと同時にこの期間に耐えられるような塩分を加えますので、メロンや熟したイチジクのような甘い果物との相性はバツグンです。
さて、山間部の谷のような所では、山羊や羊の群れを見ることがよくありますが、パルマでは河川敷をウロウロ・・・
今日はとても暑いので、僕たちはヴェルディ橋の下で涼みます・・・
馬やロバも見えます
僕たちも一緒に涼ませてね・・・
そうそう！パルミジャーノ（パルメザンチーズ）も忘れてはいけないパルマの特産物です。
今更パルミジャーノの解説はしませんが、ハムやチーズが美味しいってことは、イコール牧畜が盛んであるということですから、美味しく新鮮な牛乳も豊富に産出され、ウリちゃんの大好きなジェラートも美味しいのです。
パルマで恐らく一番有名なドゥカーレ公園は、橋を渡ってすぐのところにあり、この公園のほぼ真ん中には、お気に入りのバールがあります。
１１月から２月まで閉店していますが、春の足音が聞こえる３月、木漏れ日を浴びながら休憩する夏、ハラハラと葉が落ちるのを眺めながらエスプレッソを飲む秋と、趣があって落ち着いています。
もちろんジェラートもあります。
（ヴェルディ橋の画像は、La Repubblica Parma から引用）
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