ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

ミラノスカラ座へ24年ぶりの帰還

2010-03-03 15:29:04 | 日記

イタリア人指揮者のクラウディオ・アバドがミラノスカラ座に24年ぶりに帰ってきます。
1959年に指揮者デビューするやいなや、カラヤンに注目され、若くしてザルツブルグ音楽祭にデビュー
スカラ座管弦楽団を創設して、イタリアのオーケストラの質を世界的レベルまで引き上げ、1986年まで、スカラ座音楽監督を務めました。
後任は、リッカルド・ムーティ

その後、ロンドン、ウィーン、ベルリンと世界的なオーケストラの音楽監督、指揮者として活躍
ベルリンフィルでは、カラヤンの後任、ウィーン国立歌劇場では、小澤征爾の前任でした。

国外オーケストラに就任していても、イタリアで指揮をすることはあったのですが、どうやらリッカルド・ムーティと不仲であったことからスカラ座で彼の姿を見ることはありませんでした。

楽譜に忠実というのでしょうか、作曲家の意図したものをそのまま引き出すような音楽表現を好み、言葉ではなく、体と指揮棒でオーケストラを鳴らすのがアバドの醍醐味
6月の4日と6日にマーラーの交響曲2番をスカラ座で指揮します。
もしかすると今世紀最高のマーラーがスカラ座に響き渡るかも知れません。

Claudio Abbado 


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