餌やり

TNRの時は、餌やりさんが居れば、前日、当日のご飯を止めてもらうようにお願いしています。お腹が満たされた猫は、捕獲器の中の美味しい物には、見向きもしません。

その日、餌場に出て来る時間の1時間前に準備に入り、猫が出て来るのを待ちました。ターゲットは2匹。100メートル位を行ったり来たりしなければいけません。

ちょっと目を離した隙に、餌やりさんがやって来て・・餌をやってしまいました　どうして？これからなのに・・・餌やりさんは、（もう捕獲が終わったと思って）と言います。

だって・・猫・・いるでしょ、捕獲器の中じゃないでしょ・・その後、当然捕まりません。

再度、挑戦の日。　2日前から、（難しい猫達だから、朝夕のご飯を止めて下さいね。）とお願いし、当日を迎えました。朝7時からセットし、予定の8時を待っても出て来ません。そこへ、餌やりさんから連絡です。　（ちょっと前から餌やり場所を変えたんです）って、2時間も待ってから言うこと？

腹立つのをこらえて移動。しばらくすると猫が出て来ましたが、お腹がすいている感じではありません。なんかおかしいと思い、餌やりさんに聞きました。ご飯やってないですよねって・・・

（やりましたよ。夜に・・・朝と夕はやっちゃいけないと思ってやらなかったけど、夜にやりました）って・・・そっちかあ～朝夕夜・・と言わなきゃいけなかったかあ～と怒る前に力が抜けました。

そして、今日！朝6時に到着。涼しいうちなら出てくるだろう・・と思ったのに出て来ない。連絡の取れない餌やりさんは、6時頃来ると聞いています。その餌やりも来た・・・なのに猫が出てこない。　

恐る恐る聞いてみました。　ご飯やってないですよねって・・・（やりましたよ、早朝に・・・早朝なら良いと思って・・・でも、ちょっとだけですよ）

もちろん、猫は捕まりません。捕獲作業の数時間を作るために、夜の10時11時に掃除機かけたり、洗濯したりして時間を作っています。12時過ぎに寝て、今朝は4時に起きて、子猫達にご飯をやり、ミルクをやって出て来ました。　餌やりさんは、（夜の9時頃来たら皆いますよ。）だって・・・

一日中そこにいるなら、捕まえてくれ～

子猫は急変するよ！

大人しくて、いつも機嫌よく遊んでいる若葉ちゃんが、遊びよりも眠気を優先。目やら鼻やら熱やらチェックしても異常なし。

子猫が、皆が遊んでいる時に自分だけ遊ばないなんて？？・・・で、（先生すみません、なんとな～くなんですけど・・）と診察。

肺炎でした。自宅療養で済んだので、早期発見がお財布にも良いと実感！

そして、フクちゃんお届け当日・・これまた、なんとな～く元気がない！いつもユキちゃんと仲良くプロレスをしているのに、今日は、（やめて～あとで～今は眠いから～）と言っているように見えます。

出発直前に病院に駆け込み、気管支炎が判明。そのまま行ったら肺炎になるところでした。薬を飲んで、安静にしたフクちゃんは、翌日から、プロレスを始め、良くなっています。

三つ葉ちゃんは、大人しく日頃から騒がないのですが、抱っこした所、身体が熱い！翌朝は、熱も下り、少しだけご飯を食べましたが、小さい子なので、病院に直行！即、入院となりました。　幸い、１泊で帰ってきました。

子猫は急変します。　だから・・・体が安定する大きさになるまで・・ﾜｸﾁﾝを打って抵抗力がつくまで・・小さいうちに里親さんが決まった子猫も、お届けを待って貰っています。この時期だけは、ちょっとだけ、早く家に帰ってやって下さいね。

 

 

 

歯がはえたよ！

段ボールに入れられて、川淵の遊歩道に捨てられていた３兄弟

拾った時は２００ｇほどでしたが、順調に大きくなりましたよ。

こだまちゃんは、一番大きくて３７０ｇになりました。ミルクのにおいを嗅ぎつけて、真っ先に出てくる食いしん坊ですから、飲みっぷりもいいんです。

のぞみちゃんは、３２０ｇ。なんだか、ねずみみたいな感じです。　これから子猫らしくなっていくような顔ですが、大きな目の黒っぽいキジトラちゃんです。

ひかりちゃんは、一番小さいので心配ですが、それでも３００ｇになりました。

3匹は、長~い尻尾が特徴です。きっとお母さん猫も長かったのでしょうね。

 

 

 

虐待なのか？事故なのか？

シャムみたいな顔の母猫が、白黒の子猫を連れてくる・・・という話しを聞き、母猫がいるならほっとくしかないな・・と思いつつも通り道なので寄ってみました。

いたあ～シャム顔だあ～

でも、首輪が？？　首輪にしては大きい！　よく見ると首輪ではありません。

プラスティックの蓋のような・・これは、どうやってハマってしまったのでしょうか？

子猫の時につけられた虐待なのか？自分からハマってしまった事故なのか？かなり長い間、重い蓋のようなものを、首にぶらさげて生きてきたようです。

 

重い異物は、すでに食い込みそうなんです。もし太ってしまったら・・

早いうちに捕獲し、はずしてやりたいのですが・・隠れ餌やりさんがいるようで、ご飯はいらないよ～と言っています。難しいのかな？

子猫は白黒でなく、三毛猫で・・・どうやら、別のシャム顔猫が、もう一匹いるらしい

カラスが咥えていた子

カラスがくわえていたフク（福）ちゃん・・カラスと格闘の末、救出。

近くにポトンと落ちていた兄弟猫のユキ（幸）ちゃんと共に、性格の良い子に育ちました。

未熟児っぽかったユキちゃんも大きくなり、性格の良さを見込まれて、里親さんの元へ行くことになりました。

2匹は仲良しで、離しがたかったので、一緒に行けるのが何よりです。

今週出て行きます。名前の通り、幸福になれますように・・・

姉妹で旅立ち

枝がびっしりと地面を這うような場所にいて・・・こりゃ、捕まんないわあ・・・とは、思ったものの、苦情がきていて、センターからも視察に来た・・となれば、頑張るしかない！

外で非難の的になるより、家で可愛がってくれる人を見つけようね・・と連れてきた、ほたるちゃん、あかりちゃん姉妹は、怖がって小さく威嚇していました。

でも、すぐに触らせてくれ、馴れてくれ、風邪をひいたり、ご飯が食べられなくなったり・・と元気じゃなくなった時もありましたが、無事に大きくなり、可愛らしくなって、嫁入りします。

ほたるちゃんは、近づくだけで、喉をゴロゴロならして喜んでくれる、愛らしい子になりました。女子特有の気の強さもなく、子供っぽさを残した大人になる気がします。

あかりちゃんは、姉妹仲良しで、ケージを別にすると、ご飯を食べなくなったりして、姉妹一緒の所に行ける所が希望だったので、良かったです。

姉妹仲良く、過ごしてほしいと思います。　今日、旅立ちです。

 

地域猫の様子

地域猫活動中の団地では、月に一回定例会が開かれます。その前に、会長、副会長、会計などの役員のみで会の議題やら、猫だより作成の打ち合わせなどをしています。

昨日は、役員会に出て、いろんな報告を貰いました。

地域猫は、団地の住民やボランティアに見守られ、適度に管理されています。先日は、目の具合が悪くなった猫がいて、写真を撮って貰って、（先生、こんな具合です）と言って薬を出して貰らいました。

そうやって大事にされていても、外の猫に、交通事故や病気は避けられません。

ナツメちゃんが、3週間位帰って来ないようです。ボランティアさんには馴れている子なので、探しているのですが、見つかりません。

この兄弟は、すでに2匹が事故で亡くなっています。車の通りに一番近い場所にいるからです。

ナツメちゃんを探しに行きます。だって・・2歳ですから・・子猫の時から見てますから・・

黒猫のタンゴちゃんは、この時期、蚊のアレルギーに悩みます。　痒いようで、耳がぶつぶつです。

ライオン丸ちゃんは、１０数年前に、あるお宅のベランダ下で産まれ、段ボールのお部屋を作って貰い、大きくなっても、時々訪ねてくるので、その方は、冬になると段ボールのお部屋を作っていました。この春、自分の段ボール部屋で亡くなっていました。外の猫ですが、我が家に帰って眠りにつきました。

野良猫で10数年・・・可愛がって貰ったので、団地を我が家と思い生きてきたんですね。

地域猫は、そうやって、天寿をまっとうして欲しいと思います。

 

幸せになあ～れ

高校のフェンスを越えて（許可あり）中に入る時、着地する足元に黒いかたまりで、じっとしていたジジちゃん。　結膜炎が酷く、親とはぐれても探せなかったようです。

風邪が治ってみれば、見た目も、性格も可愛らしい子猫になりました。

甘えん坊だし、肩によじ登ったり、髪の毛いじったりの遊びも好きで、自分も小さいけど、もっと小さい子と遊ぶのが好きで、子猫ながら上手に遊んでくれます。

寝ている時は、なんか黒いモップでも置きっぱなしにしたような、猫に見えない寝姿です。

明日は、ジジちゃんともお別れです。良い子ですから、帰ってくるような事はないでしょう。幸せに暮らしてくれる事を願って、我が家から出します。