病院のカルテに、OO家の問題児・・・と書いてあるほどの大騒ぎ猫でしたww
検査には3人がかりで押さえても、おしっこはするわ、暴れるわ、噛みつくわで、やっと検査出来ても過呼吸になる位の、病院嫌いというか、押さえられたり、閉じ込められたりが大嫌いだったのだと思います。
多分、それは、段ボールに入れて捨てられていた時の記憶によるものではないかと思い、無理強いしない事にしていました。
胡桃ちゃんが入っていた段ボールを見た時、子猫が入っていると思う位に小さく、2キロはなかった大人猫でした。 体のあちこちに傷があり、おしっこは垂れ流し、片目は潰れて眼球はありませんでした。 生きるかどうかの数日間。 生き延びてからも、目の手術が出来るまでには、数週間かかったように覚えています。
多分、年齢は10歳から11歳位。日頃はとても甘えん坊で、いつも人の顔が見える近くにいて、くっつくのが好きでした。 そんなに近くで甘えるからと、身体を撫でると噛みつきます。
病院に行けない、薬は飲まない、爪も切らせない、押さえられるのが嫌い、そんな子でしたから、病院に行かない選択をしました。
我が家に来た時から、腸内環境も悪く、長生きは出来ないだろうと思っていたけど、それから8年生きました。 気ままに過ごしてくれたと思います。
最後の1週間は、問題児とは思えない位の穏やかな子になって、夜中に眠るように逝きました。
問題児が居なくなって、噛みついたといつも騒いでいた相棒が寂しそうにしています。 他の飼い猫もすれ違いざまにパンチされていたけど、なんだか大人しい。