★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

夏休みの想い出

2024年07月29日 13時31分00秒 | 徒然(つれづれ)
 学生、生徒は待ちに待った夏休みだ。
 私も子供の頃は、夏休みが待ち遠しかったものだ。
 仕事もそうだったけど、学校の勉強も子供心には嫌なものだったのは否めないよね。

 そんな束縛からの解放が夏休みだ。
 1ヵ月超の大型連休は、年間行事の中でも最大の楽しみだった。

 もちろん、夏休み自体も嬉しいけど、その嬉しさのピークは、夏休みに入る直前の1学期の終業式の日だ。
 翌日からの夏休みを思うと、天にも昇るような、もっと言えば、オシッコをチビリそうな気分だったものさ。
 誰もがそんな浮かれ気分で、終業式の日は授業もなく、見慣れた教室が違った光景に見えたしね。

 夏休みに入ると、8月からの自由を満喫すべく、7月中に夏の友や宿題、自由研究を、必死になって終わらせたものだ。
 小学校の低学年で、夏休みの終盤の、やり残した宿題の憂鬱を経験しているので、小学4年くらいからは、そんな知恵も働くようになったんだよね。

 そんな後顧の憂いのない夏休みだったけど、やはり期待していたような、楽しみは数えるほどしかなかった。
 毎日が日曜日みたいで、それはそれで嬉しかったけど、子供の頃は余暇に関する計画性がなかったので、長い休みを無駄に過ごしていたんだよね。

 たまのお出かけも親の都合だったので、自分でコントロールするのは難しかった。
 そんなわけで、8月も20日を過ぎると、残りの日数を指折り数え、夏休みが終わるという焦燥感に苛まれたものだ。

 夏休みが終わってみると、当初の期待と現実の差を思い知らされ、やり残したこと、やっておけばよかったと思うことが多々あった。
 あとの祭りみたいなもんだね。

 それでも子供の頃は、二学期が始まると、気持ちの切り替えはすぐにできた。
 大人になってからのほうが、長期休暇のあとの憂鬱を長く引きずるみたいだね。


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