私達のあゆみ 第60話
退院から1週間が過ぎ、
ボルドは、
足がまだフラフラしていましたが
ボールで遊べるようになりました。
何より変化があったのは・・、
いままで、
ずっと距離をおいて見守っていたマロンが、
そろそろ大丈夫と感じたのか
ボルドにボールやタオルを持って行って
チョッカイだし始めたんです。
まるで・・「遊ぼうよ」って言っているようでした。
ここからが本当のリハビリだったかもしれません。
今までは
さぞ体がダルイのだろうと・・、
そう感じ・・そう見える動きでした。
それが・・、
マロンがボルドを誘い、ボルドがマロンに応える。
「前のように遊びたい。マロンと同じように動きたい。」
マロンはボルドに、
そんな気持ちを思い出させたのかもしれません。
朝に、昼に、夜に
ボールを持って・・・、
タオルを持って・・・・、
うし君を持って・・・、
ボルドを挑発するかのように・・・。
それに応えるかのように・・、
必死にマロンと
互角に頑張ろうと動いていました。
フラフラする足を踏ん張りながら・・・、
何よりも動くことができる喜びで、
嬉しそうな表情をしながら・・。
そんな2WANのやりとりを見ていて
私達は
マロンが来た日を思い出していました。
ボルドの興奮具合を見て、どうなるかと心配したけど・・・、
ほんとうに今は・・、
マロンがいて良かった!
もし、
マロンがいなかったら
ボルドはこのまま寝たきりになっていたかもしれない・・・。
それに、
私達もどうしていいか分からなくて、
過保護にしていたかもしれない。
それでも結果として、
必死の看病が
甘えっ子にさせてしまいましたけど。
それはそれで
入院した時、いろいろ後悔したことがあったので
「ボルドは不安なんだろう。悔しかったり複雑な気持ちなんだろう。」
と考えて、後悔しないように甘えさせてあげた事もありました。
そんなボルドも、
すごく発作を気にしていましたし、
マロンという刺激もあって
もう入院はイヤだと頑張っている気がしました。
そうなんです!
「マロンはボルドの元気な特効薬なんです。」
このフレーズは、
パパ猫が
マロンが来て、
フレーズどおりになって、
発作が無くなって欲しくて
プロフィールに書きましたが、
こうなってみると、
初めから「こうなる筋書き」があったようだと感じます。
まだまだ
発作が消えたわけでもありませんし、
後遺症のように、
足に力が入らない、
クチが麻痺しているように感覚がなさそう、
それ以外には・・?などの不安に、
この先も向き合っていかなければならない。
では、どうするのか?
そうだよ、
前向きに出来るだけの事をしよう
そう決意した日でした。
(私達の歩み 第61話につづく)
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そうですね。
きっと偶然ではなく、必然なんですね。
パパ猫もよく言っています。
早くみなさんにお会い出来る日を楽しみに
しています。
ではでは
ボルドの生きる力に必要なことが
今起こっているのだということ。
必要なものがそろい,必要な人がいる。
頑張った者は必要なことがそろうことになってます。
ボルドにはマロンがいることは
当然の流れだったのかもしれませんね。
お出かけ,行けるといいな~