ボルド週間には、このお話を避けて通れません。
幾度となくご紹介させていただきましたが、
1歳の頃「てんかん発作」を発症したボルド
2歳になる頃に、昼間の一人お留守番が可愛そうだと
パパ猫の強い希望で、ボルドのために迎えたマロン。
マロンは2歳頃まで、
毎週、時に毎日のように起きる、ボルドの発作を怖がっていました。
でも、
発作がおさまるとボルドのすぐ傍で様子を見ていたんです。
そんな毎日を送るうちに、マロンが3歳を迎えた頃に、
発作が起きる少し前からボルドに近づき、
軽く吠えるようになったんです。
「ボルドを吠える時=発作が起きる」
4歳になる頃、
軽い発作の兆候が見えた途端に、
マロンは大きな声で吠え、軽くマズルや鼻を咬み
発作を軽減することが、度々ありました。
てんかん発作は、症状に差もありますが、
ボルドは、少し長めの発作後に、
意識を取り戻すと、
いつもフラつきながら、
そこらじゅうに突進しながら歩き回ります。
しっかりとした瞳で歩いている様に見えますが
遠く何かを見て追いかけているかのようで、
意識はないようでした。
この動画は
ボルドが虹の橋を渡る2年程度前の頃。
この頃には日常的になった、
発作後のマロンの行動を撮影したものです。
起き上がろうとするボルドを
マロンが意識を戻させ、
立ち上がらないようにする場面です。
マロンの悲しそうな瞳を見て
「ボルドを心配しての行動」と思う事は、
私達がマロンの行動を
美化的な気持ちで見ているからかもしれません。
でも、
3年前に虹の橋を渡ったボルドは、
きっと苦しさから解放されたお友達たちと
楽しく安らかに私達を観ているんだと思っています。
ボルちゃんにとって
マロンが傍にいてくれることが
いちばん心強かったはずです。
「マロンはボルドの特効薬」なんです。
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