ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

私達のあゆみ てんかん発作の影響、ダメージについて

2010年07月16日 | 私達のあゆみ

私達のあゆみ 第102話

今回は「発作について」、
私達が感じた事などです。


ボルドの発作は
1歳の時、突然発症しました。
今考えると1歳という年齢も関係あるような気がします。
この世に命を受けて1年、
始めは、
食べることで体を成長させる。
そんな1年が経過した直後、
体が一人前になった次は
いろんなことを感じ、理解できるようになり、
脳の成長が始まったと感じた頃に
発症した気がします。
だから、
感受性が増していくと同時に
発作も増していったような気がします。
初めての発作は
お留守番中に雷雨があった日でした。
そのあとは
いろいろなことに過敏になり
少しのことでも興奮するようになりました。

私が帰宅したーと喜んで、・・・・結果として発作。
お客さんが来たーと興奮して発作。
家の近所で工事をしていて普段と違う音や振動を感じて発作。
肉を食べては喜んで発作。
休みの日にみんなで散歩して喜んで発作。
夫婦ケンカの気まずい雰囲気をよんで発作。
留守番が長くて不安になり発作などなどです。
最近では、
気圧の変化で発作を起こす事がほとんどになりました。
 

発作のあとのボルドの状態ですが
初めの頃は、
ひどく「おびえて」いました
目はキョロキョロ、怯えていて、興奮状態でした。
壁や家具にぶつかり、
部屋中ウロウロ、ウロウロ徘徊。

時には、
上の方が気になるようで
立ち上がり前足をかけて
タンスの上やカウンターの上、
ゲージの上をのぞくようにしていました。
声をかけても聞こえていないようで
当然、
コマンドも効きませんでした。
そのうえ、水も自分から飲める状態ではなく
私達の手で与えても満足に飲めませんでした。
この状態が1時間位つづき、疲れ果てて、
ようやく落着き眠ると言うサイクルを繰り返していました。

発作の起きる時間帯も夜中が多く、
寝不足になったこともありました。
特に重積の時は、
発作のあと、落着く間もなくまた発作でしたから
薬なんて効いていないのではないか
飲んでも飲まなくても一緒なのではないか
止めてしまおうかと思ったこともありました。

でも最近では、
薬の濃度が安定しているようで
発作後、10分~15分位で水を飲んだり
トイレに行き、オシッコをして
スッキリして眠ってしまうことが多くなりました。

ボルドは何十回も発作を経験して
私達も発作の対処に慣れてきて、
簡単に落着くことが出来るようになったのだと思います。
WANと飼い主の気持ちが通じ合っていることが
大切なんだと思います。

でも、
確実に脳へのダメージはあります!
でも
日増しに可愛くなる表情
その理由を想像すると、複雑な心境です。
 

(第103話へつづく)

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コメント (6)
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