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2016-01-24 | エッセイ、旅行記




鹿野美絵
『アメリカ国立公園 しぶしぶトレッキング旅』★★★


いつか行きたいイエローストーン
アメリカ自体に行ったことがないからね。。

川の中を歩く、ナローズというトレイルやってみたい!



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◆国立公園の旅の必需品◆


水をケース買いする。
あとビール(『シエラネバタ』のペールエール)

ご飯(アルファ米)

眠気覚ましのガム

クーラーボックス

湯沸しポット

お薬(絆創膏も)

電子辞書

塩分補給の飴

歩き慣れた靴

着替え

懐中電灯又はヘッドライト

カメラ

ストック

日焼け止め

星座早見表

双眼鏡



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カスケードループ(ドライブコース)

モニュメントバレー

アリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコの四つの州の境界線が一点に集まる場所、フォーコーナーズ



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国立公園に行く場合、オープンカーはやめておいた方が無難。

アメリカ本土内には四つの時間帯がある。



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デスバレー

ダブル・オー・アーチ


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A

2016-01-24 | 311


『プロメテウスの罠5
 福島原発事故、渾身の調査報道』★★★

都内の*雪予報*は外れぼんやり月が出ていた。
福島 浜通りはめずらしく*雪*らしい。



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「安全だといった後で放射能が出てしまったら全部が崩れる。これまで必死に調べ、慎重にやってきた。今さら振り出しに戻りたくない」
テレビで「福島の魚はもう安全だ」と語る人もいる。応援はありがたい。だが正直なところ、いらだちも覚える。「そんな簡単にいってくれるな」と思うのだ。



震災いらい、何かと涙が出て困っていた。目につねに涙が浮かんでくるのだ。



「国会議員なんかもよく来たが、情報収集して帰るだけ。それだけのことです。地元はその対応に振り回されている」








ペットは後回しに

「町のバスに乗る際、犬は置いていくようにいわれた」
「すぐに帰れると思ったから、水しか用意してやれなかった」
みんな、泣いていた。

「人命が優先なんです。いまは動物の話などはしないでほしい」


震災前、福島第一原発20キロ圏内には1万匹程度の犬がいたと福島県は試算する。飼い主に同伴されて避難できたのが約300匹。津波や地震で26%が命を落としたと仮定して、犬だけで7千匹規模、猫も同じぐらい取り残されていると見込まれた。

「いらない命なんてない」








国策として進めてきた責任を国も認めなければならない。その責任を負う覚悟がなければ、原子力を進めるべきではない――。
原発事故の後、経産省の首脳らが福島の人々にきちんと謝罪したことはない。



1990年代後半、経産省内には電気代を安くしないと日本は欧米との競争に負けてしまうという危機感があった。そのためには電力に競争を持ち込む必要がある。業者が電気料金の安さを競い合うような仕組み、つまり電力の自由化だ。
その動きは、電力会社の政治力を使った巻き返しで止まっていた。



業界資料だと2月時点で先進国で原発が建設中なのは米、仏、フィンランドの各1基だけ。
建設が進まない背景は、多くの国で電力が自由化されているためだ。まず巨額の建設費を集めるのが大変だ。事故のリスクも大きい。放射線廃棄物の処理も私企業だけでは手に負えない。
国が原発を支える――。その構図が、自由化をめぐる議論からも浮き彫りになっている。



原発は安い電源――。原発が進められてきた大きな理由だ。本当にそうなのか、コストを検証する委員会が置かれることとなった。



「安い電源」神話崩壊



87%が「ゼロ」望んだ



いまだに15万人以上が自宅に帰れないでいる。



「原発はすぐそこにあって放射能を出し続けている。家はネズミだらけ。水は出ない。近所はだれもいない。こんなところに住む気になりますか?」



「家を買ったということは、浪江に戻る意思がないということなので慰謝料は打ち切ります。それが会社の方針です」
何をいっているのか、しばらく理解できなかった。家を買ったといっても、長年住みなれた家に住めなくなったからだ。避難中であることには変わりはない。



「年間1ミリシーベルトになるのは、除染をしないと、100年以上かかります」
「100年! 5年や10年の話じゃないのか・・・・・・」



被害に見合った賠償ができないのなら、なぜ原発などつくったのか



「東京電力は協力して和解を進めようという積極的な態度が見られない」



「あなたがた政府の人は、4号機が安全だと明言しない。それなのになぜ、そんなところに私たちを帰そうとしているのですか」
エネ省の担当者は「私はそれを話す立場にありません」と答えた。



福島の事故は、原発テロの狙いどころを世界中に知らしめた。原子炉本体を破壊しなくても、電源と冷却水の供給を断てばそれで十分だ、と。


日本ではテロを含む過酷事故への対策がなされないまま原発事故が起きた。想定外という言葉ですべてが片付けられ、対策がなかったのもやむを得ないという雰囲気がある。



「B5b」



「十条通報」
原発が全交流電源喪失などの重大事故に至ったとき、法に基づいて経産省や県に知らせることだ。
「一生見ることはない」と思っていた言葉だった。

原子力安全・保安院そのものが、その後なくなることになる。








「新聞やテレビから福島の話がどんどんなくなっていく」「忘れられるのが一番怖い」

なにも進まないなかで、忘れ去られてしまったら。いや、すでに西日本では福島は過去の話になりつつある。東京も同じかもしれない。福島が過去形になったからこそ、原発の輸出や再稼動がマスコミを賑わせている。ある避難者は「賠償もなにも進んでないのに、壊れた原発はまだ放射能を出し続けているのに、なにが原発輸出だ」と憤っていた。

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