もともと記憶力系には弱くて苦労してきたsachiakiです。
それでも繰り返し扱うようなものの場合は
なんとかなってるんだけど、
40歳超えてからの人の名前は本当に難しくなってきました。
たくさんの人と会う人なんかはキャパオーバーになってるのだろうから
そうそう覚えてらんないのもわかるけれど
私なんかたいして多く会っているわけでもないのに
どんどん衰えている感じがして怖いです。
やれやれだ。
どんなものでも身近でよく接したり行ったりする数が多いほど
それらを忘れるってことは難しいけれど
そういったものまでも忘れてしまう時に
認知症か?って疑ってしまったりしますよね。
でも今日はそういった「物忘れ」に関する話しではなくて
「認知する」ってことがどういうことなのかな〜
ってことをボンヤリと考えていたので
そんな話を書こうと思います。
人の顔が覚えられないっていうのは
たまに聞く話だけれども、
そもそも人というものをどう捉えているかって話で
これはたまに「視る」とはどういうことか、
なんて話に展開されていったりします。
たとえば昆虫なんかでは「複眼」を持つものがいますが
彼らの目に映っているものは一つ一つはぼんやりとしていても
集めると360度の視界を保つことができ
動きに対して俊敏に捉えることができるそうです。
時間分解能というものが発達しているそうで
瞬間のことでもコマ撮りしているかのような
精度の高い認知ができているってことみたいです。
それぞれの目は入ってきた光を水晶体を通して眼球奥の網膜上にある
視細胞で受け止めて、視神経を通して脳が認知するのですけれど
その光の捉え方レンズ(水晶体)の作りを変えて
それぞれの環境に適したものにしているようです。
ヒとは光の明度についても夜だろうと昼だろうとものが見えますが、
それはカメラの絞りに相当する虹彩を持っているので、
網膜の感度が切り替えられるってことなのだそうです。
超優秀!
さて、そんな優秀なパーツを持っていようとも
結局映し出すモニタとなる脳に障害があったりすると
カメラが捉えたものがうまく映し出すことができないってことになります。
これが認知のエラーなのかなって思います。
(→失認)
で、このような話で思い出すのがスタートレックの中で
出生児の障害で生まれながらに盲目だというキャラクターで
ラ・フォージという人物がいるのですが
彼が5歳の頃からつけているヴァイザーがあって
それは人の肉眼で見ているものとは全く異なる仕組みだから
他の人が装着してもなにを見ているか分からないって設定があったんですよね。
それは人が見る可視光線以外の視覚情報を認識できるものだそうで
彼にはいったい何が見えていたんだろうって不思議になったものです。
そして芋づる式で思い出すのは、
視覚の話ではなくて先天性四肢欠損である乙武さんのことです。
彼は今義足を使って歩くことを選び、かなり困難な道を歩んでいます。
なぜって彼は一度も”自分の足で歩いたことがない”ので
自分の足で歩くという、普通の人間なら当たり前に取得してきた
様々な情報を学びなおさなくてはならないからです。
ロボットの進化を見る時に足にこだわるのは
それだけ「歩く」「止まる」「走る」「避ける」「跳ねる」などの動作が
高度な機能によるものだからです。
「触れる」という触覚が認識している多くの情報を
受け取るのが難しく、最初は相当な痛みがあったというか
脳の神経が新しく作られていく不思議な感覚があったそうで
脳という司令塔が身体と結びつくドキュメンタリーを読んでいるような
そんなものをニュースで見た時に感じたものです。
様々な部位を神経回路でつなぎ、複合的に操作している
自分の体の不思議に「大変なのねぇ」なんてねぎらいつつ
ちょっとしたボタンの掛け違いで認識がゆがんでしまう
脳の認知機能には厄介さを感じているところです。
身体が疲労困憊な時に見える景色と調子が良い時に見る景色の違いとか…
これはうつになった人が見えている景色が違うって話を聞いて思うことなのですが
最初は彩度が失われていき、次に明度が失われていくんだなぁ
なんて思ったりするのです。
(彩度というのは鮮やかさのことで、明度は明るさのことです)
彩度が落ちると色としての明瞭さが減り、
明度が落ちるとどんどん暗くなっていって認識できるものが減っていきます。
最終的に彩度と明度がなくなれば色相という色の種類がどれだけあっても
全部墨色にしか見えなくなってしまいます。
うつの人が言う「暗闇の中にいるようだ」というのは
心象風景としての闇なだけでなく
文字どおり「闇の中をさまよっている」ようなものなのでしょう。
そりゃ気が滅入っているところにさらに滅入る話ですわね。
そうなってしまう理由として、脳が疲れているので認識するものを減らして
ダメージ回復に努めているからだ、って想像するので
うつになったら休職(休学)しての身体回復が急務なのは
間違いないのだろうな〜って思ったりします。
と、話がだんだん取り止めがなくなってきてしまったのでこの辺にて。
そんじゃまた、モイモイ。
それでも繰り返し扱うようなものの場合は
なんとかなってるんだけど、
40歳超えてからの人の名前は本当に難しくなってきました。
たくさんの人と会う人なんかはキャパオーバーになってるのだろうから
そうそう覚えてらんないのもわかるけれど
私なんかたいして多く会っているわけでもないのに
どんどん衰えている感じがして怖いです。
やれやれだ。
どんなものでも身近でよく接したり行ったりする数が多いほど
それらを忘れるってことは難しいけれど
そういったものまでも忘れてしまう時に
認知症か?って疑ってしまったりしますよね。
でも今日はそういった「物忘れ」に関する話しではなくて
「認知する」ってことがどういうことなのかな〜
ってことをボンヤリと考えていたので
そんな話を書こうと思います。
人の顔が覚えられないっていうのは
たまに聞く話だけれども、
そもそも人というものをどう捉えているかって話で
これはたまに「視る」とはどういうことか、
なんて話に展開されていったりします。
たとえば昆虫なんかでは「複眼」を持つものがいますが
彼らの目に映っているものは一つ一つはぼんやりとしていても
集めると360度の視界を保つことができ
動きに対して俊敏に捉えることができるそうです。
時間分解能というものが発達しているそうで
瞬間のことでもコマ撮りしているかのような
精度の高い認知ができているってことみたいです。
それぞれの目は入ってきた光を水晶体を通して眼球奥の網膜上にある
視細胞で受け止めて、視神経を通して脳が認知するのですけれど
その光の捉え方レンズ(水晶体)の作りを変えて
それぞれの環境に適したものにしているようです。
ヒとは光の明度についても夜だろうと昼だろうとものが見えますが、
それはカメラの絞りに相当する虹彩を持っているので、
網膜の感度が切り替えられるってことなのだそうです。
超優秀!
さて、そんな優秀なパーツを持っていようとも
結局映し出すモニタとなる脳に障害があったりすると
カメラが捉えたものがうまく映し出すことができないってことになります。
これが認知のエラーなのかなって思います。
(→失認)
で、このような話で思い出すのがスタートレックの中で
出生児の障害で生まれながらに盲目だというキャラクターで
ラ・フォージという人物がいるのですが
彼が5歳の頃からつけているヴァイザーがあって
それは人の肉眼で見ているものとは全く異なる仕組みだから
他の人が装着してもなにを見ているか分からないって設定があったんですよね。
それは人が見る可視光線以外の視覚情報を認識できるものだそうで
彼にはいったい何が見えていたんだろうって不思議になったものです。
そして芋づる式で思い出すのは、
視覚の話ではなくて先天性四肢欠損である乙武さんのことです。
彼は今義足を使って歩くことを選び、かなり困難な道を歩んでいます。
なぜって彼は一度も”自分の足で歩いたことがない”ので
自分の足で歩くという、普通の人間なら当たり前に取得してきた
様々な情報を学びなおさなくてはならないからです。
ロボットの進化を見る時に足にこだわるのは
それだけ「歩く」「止まる」「走る」「避ける」「跳ねる」などの動作が
高度な機能によるものだからです。
「触れる」という触覚が認識している多くの情報を
受け取るのが難しく、最初は相当な痛みがあったというか
脳の神経が新しく作られていく不思議な感覚があったそうで
脳という司令塔が身体と結びつくドキュメンタリーを読んでいるような
そんなものをニュースで見た時に感じたものです。
様々な部位を神経回路でつなぎ、複合的に操作している
自分の体の不思議に「大変なのねぇ」なんてねぎらいつつ
ちょっとしたボタンの掛け違いで認識がゆがんでしまう
脳の認知機能には厄介さを感じているところです。
身体が疲労困憊な時に見える景色と調子が良い時に見る景色の違いとか…
これはうつになった人が見えている景色が違うって話を聞いて思うことなのですが
最初は彩度が失われていき、次に明度が失われていくんだなぁ
なんて思ったりするのです。
(彩度というのは鮮やかさのことで、明度は明るさのことです)
彩度が落ちると色としての明瞭さが減り、
明度が落ちるとどんどん暗くなっていって認識できるものが減っていきます。
最終的に彩度と明度がなくなれば色相という色の種類がどれだけあっても
全部墨色にしか見えなくなってしまいます。
うつの人が言う「暗闇の中にいるようだ」というのは
心象風景としての闇なだけでなく
文字どおり「闇の中をさまよっている」ようなものなのでしょう。
そりゃ気が滅入っているところにさらに滅入る話ですわね。
そうなってしまう理由として、脳が疲れているので認識するものを減らして
ダメージ回復に努めているからだ、って想像するので
うつになったら休職(休学)しての身体回復が急務なのは
間違いないのだろうな〜って思ったりします。
と、話がだんだん取り止めがなくなってきてしまったのでこの辺にて。
そんじゃまた、モイモイ。
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