やまなし・まちかど図鑑

山梨県内のレトロなまちかど、面白・珍らし物件を凡苦楽庵が探訪します。

間口九尺の骨董店

2009年06月30日 | 甲府市
信号待ちで停車して窓の外を見たら目に入りました。普段なら通り過ぎたと思います。ビルの谷間に間口九尺(約2.7m)でこじんまりと佇んでいます。2階の窓の桟と外壁の目地に「昭和」を感じます。


にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“骨董屋!”とクリックして頂けるとありがたいです。

シンポジウムで進歩はあるか

2009年06月27日 | みちくさ

旧県立図書館(現・県庁南別館)が、防災新館建設のため取壊されるというので、これを何とか保存できないものかということで、シンポジウムが開かれ参加して来ました。(残念ながら最後まで居られませんでしたが)
旧県立図書館については、過去にとりあげましたが、県庁構内には、同時期に建てられた、議事堂、別館(旧本館)もあり、甲府では珍しい近代建築が集積した場所です。今日のシンポでいくつかのことを知りました。

(1)この旧図書館は、この時代に建てられた現存する図書館建築として数少ないものだそうです(東日本ではここだけ)。
(2)議事堂、別館の様式主義のデザインとアールデコのデザインが共存している場所も極めて珍しいこと。
(3)この時期のRC造(鉄筋コンクリート)建築は、極めて耐震性が高く、阪神淡路大震災でも、この時代のものは殆ど無傷で、戦後のRCのほうが被害が多かったそうです。

県が防災新館を建設するのは分りますが、イコール旧県立図書館の解体にどうして結びつくのか、説得力のある説明がほしいものです。小生などは北別館を防災新館に建て直した方が良いと考えています。万が一県の構想通りになった場合、別館の南に11階建てのビルが建つことになり、景観としても如何なものかと思います。
北口に移築する藤村記念館と合せ、この一帯は甲府でも数少ない歴史的景観を有したエリアになるだけに、後世に禍根を残さないようにしてもらいたいものです。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“ストップ・ザ・取壊し!”とクリックして頂けるとありがたいです。


ヴォ-リズ展

2009年06月21日 | みちくさ

汐留ミュージアム(シオサイト)で開かれている「ヴォーリズ展」に行きました。
今日が最終日ということで、ギリギリでした。汐留ミュージアムはパナソニック電工(旧松下電工)のビルの4階にあります。企業がこういう文化的施設を持って、様々な企画をしてくれることは、大変良い事だと思います。
ヴォ-リズ(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ=1880~1964)建築は、山梨県内には残念ながら残っていません。ただ、1924年に山梨英和学院を、1917年に「甲府YMCA会館」を設計したと、ある文献にはあります。山梨英和学院については戦災で焼失したことが判明していますが、「甲府YMCA会館」については、不詳です。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“メンソレータム!”とクリックして頂けるとありがたいです。

蔵づくりの醤油店

2009年06月19日 | 韮崎市

韮崎本町の甲州街道で目を引くのがこの醤油屋さん。昭和5年の創業というので、そんなに古いと言う訳ではありません。明日の“まちミュー”の韮崎町歩きに参加したかったのですが、体調不良で諦めました。たまたま本日、仕事で韮崎に行ったので、一足先にUPしました。

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“よっ!井筒屋っ!”とクリックして頂けるとありがたいです。

サンニチで紹介されていました。

2009年06月13日 | みちくさ
古い話で恐縮ですが、山梨日日新聞の一面に連載されているコラム「風林火山」に当ブログが紹介されました。昨年の4月29日(昭和の日)です。

どうして、今頃気がついたかと言えば、来る6月27日に下記のようなシンポジウムが開催されるのですが、これに関わられた方から、情報をいただいたのです。

<ふるさと再生シンポジウム>
街の記憶(至宝)を伝えるために~旧山梨県立図書館の解体について考える

日時:2009年6月27日(土)15:00~17:30
(シンポジウムに先立ち見学会開催、14:00県庁正門集合)
場所:県民会館 地下1階
参加費:無料
コーディネーター:長田孝三(JIA山梨地域会)
パネリスト:
久保田要(市民建築家)・浅川玲子(新しい県立図書館を考える会会長)・
椎名慎太郎(山梨学院大学教授)・川島智生(近代建築史家)・
高橋辰雄(環境芸術ワークショップ)・網野隆明(JIA)
問合せ:JIA山梨地域会((株)イズ内)電話:055-22-8888

にほんブログ村 地域生活ブログ 山梨情報へ←“サンニチはいいなっ♪”とクリックして頂けるとありがたいです。